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転生したら世界の鍵でした 〜俺と相棒で紡ぐ異世界物語〜  作者: くろうさ
第3章:王都編

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第27話:光核暴走──セリア、“白光の第一覚醒”

 黒炎狼フェンリスと深核が共鳴した瞬間。


 ――白が、叫んだ。


 セリアの胸、光核ホーリーコアの中心が

 これまで感じたことのない熱量で震え始める。


「ルイ……! 身体が……熱いの……っ!」


「セリア!? やばい、これ――」


 白い光が、セリアの足元に円となって広がった。

 風が逆巻き、木々がしなり、土が震える。


 ユリウスが顔色を変える。


「……光核覚醒か。こんな早い段階で……!」


「覚醒って……やばいの?」


「光核は、深核の“対”。

 互いを刺激し合うことで――暴走する!!」



 白光が一気に爆ぜた。


 セリアが悲鳴をあげる。


「いやっ……! 眩しい……止まらない……っ!!」


 ルイは迷わず飛び込んだ。


「セリアッ!!」


 腕を掴んだ瞬間、脳裏に白い衝撃が走る。


 セリアの意識はほぼ飛んでいた。

 光核が勝手に周囲を守ろうとして暴れている。


 ルイは胸の奥で深核に呼びかけた。


(頼む……暴れんな。今は白を傷つけたくねぇ……!)


 深核は黒い波紋を小さく揺らす。

 敵対ではなく、寄り添うように。


 白と黒の光が――交わった。



 その瞬間、セリアの荒れ狂っていた光がゆるんだ。


「っ……ルイ……」


「おかえり。無茶すんなよ」


 腕の中で、小さく震える少女。


 光核は、ようやく静まった。


 ユリウスは驚愕と安堵の混じった声を漏らす。


「……両核の調律を、一瞬で……?」


(いや、俺も適当に祈っただけなんだけど……)


 だがフェンリスは頭を下げるように吠えた。


「ガウ……!」


 深核と光核――

 ルイとセリアの“二つの核”が、確かに繋がった瞬間だった。


わ!お気に入り登録ありがとうございます。

これからも頑張って更新していきます!

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