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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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49/119

ツキ

生石神社(おおしこ神社)に着いて二人すぐに石を確認する。

今度は赤く光る石が点滅している。

伊勢の時の事を思い出す。あの時は正殿前で石を出した時、光線がでた。

今回もどこかで、どこかにと話しながら、、おそらく石の宝殿だろうと思いつつ、話しつつその時は近づく。

やはり変化が無いまま石の宝殿まで到着し、意を決して赤の石をトートバッグから外に出す。

光線は出なかった。赤の石は鼓動を止める様にゆっくり光続ける体裁をとり。

私達の想いは燃焼しきれなかった。

お参りを済ませて静かに車に乗り込む。

「結衣ちゃんはこの反応どう思う?」

「留姫空ちゃんの石を此処に持ってくれば良いのかもしれないと思いました。また伊勢神宮にも青い石も持って行ったほうがいいのかなぁ?」

「それはどうだろう?変化が収まっただけだし」

「これで変化があるなら公智神社に行って確認するのもアリね」

「そうですね。丸山稲荷は近いですし二つ回りましょう」

「先どっち行く?」

「先に公智神社の方が良いと思います。丸山稲荷での反応かも、と後で推論になるのは良くないので」

「了解。確かにそうね。」

二人を乗せた車は夕刻の公智神社に到着した。

お参りを済ませても何も変わらず、石は昨日と同じ状態だった。

つい小さく息を吐いていると、廻子さんが励ましてくれる。

運転もして疲れているはずなのに、明るく話す言葉の節々に頭の良さを感じる。

続いて丸山稲荷に向かい一番高い所の社て珠を加えた稲荷が佇んでいた。

ロマンチックさから少し期待をする。

ペリドットが光るだけという伊弉諾神宮と同じ反応だった。

此処の理由はじっくり考えるしかないだろう。

光っても赤い石だと思っていた。

稲荷と言えば赤を基調としているからである。

まだ暑さの残る中運動嫌いの廻子さんに無理をさせてしまった。

まぁでも翔音ばあちゃんは廻子さんを重要視している以上無理をしてもらうほかなかった。

山を降りてコンビニに停めていた車の元へと戻る。

廻子さんはすぐに車に乗り込む。

「廻子さんジュース買ってきますけど、どんなのが良いですか?」

「そうねー炭酸が良いかなぁ。何か安くなってたら、安いので良いからね」

「了解です」

コンビニに入り炭酸はコーラが安くなっていた。

私は緑茶にした。

車に結衣も乗り込み、二人揃って飲み物に喰らいつく。

結衣も運動部の経験は無いし、正直疲れている。

二人少し休み情報を出し合いながらレンタカーショップへと帰路に着いた。

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