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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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はじまり

とりあえず結衣は廻子さんとの待ち合わせ場所である廻子さんの事務所の前にあるかつて九瑠璃もきた喫茶店に来ていた。

着いた事を廻子さんに伝えると、もうちょっと待って欲しいという事らしい。

曜日は週末金曜日であり、廻子さんは明日休みをとっているので、諸々済ませておきたいのだろう。

私は九瑠璃にご飯食べて帰ると言って出てきたのであった。

ホットカフェオレとパンケーキを頼み。鞄から教科書を取り出して自習をする。

もう夏本番であり、アイスカフェオレにしようか迷ったが、冷たい飲み物は水筒に入っている。故に此処は折角の喫茶店。。。ホットにしたのだった。

30分経って完食した頃に廻子さんが店に入ってきて、私を見つけたようだ。

「こんばんは結衣ちゃん」

「お疲れ様です。仕事急かすような事してすみません」

「大丈夫。気にしないで、まだ何か食べてから行く?山部は喋り出したら止まらないだろうし」

「才田さんに任せます」

「じゃあ私も此処で何か食べるから、結衣ちゃんもなんか頼んだら?私が払うわよ」

「ありがとうございます。じゃあシフォンケーキ頂こうかなぁ」

結衣は和かに笑ってみせる

「じゃあ私はミルクレープとアイスコーヒーとチョコのシフォンケーキにしようかなぁ。結衣ちゃんは何味にする?」

「私はプレーンで」

じゃあと店員さんを呼び注文を廻子さんがしてくれた

「結衣ちゃんは山部にどんな事訊くつもりなの?」

「私はまず詳しい石の素材と光る構造位ですかねぇ。。なんか夢見たいな事で纏まらないです」

「そうねー。私もそんな感じかなぁ。ごめんね。私の説明じゃ受け売りしか無いから詳しく答えられなくて、、山部語りたいタイプだから、多分ほっといても喋るけど、如何せんこの時間だからね。車を買ったとは言え18才の結衣ちゃんを遅くまで連れ回したくはないわねー。まぁ山部次第ね。帝都(結城)いないから大丈夫だと思う。」

暫く歓談しながらケーキとコーヒーを飲み終え。

廻子が会計をすませて、山部の元へと向かうべく廻子が車を置いている事務所横の駐車場まで歩く。


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