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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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BBQ

「結衣。今日は何食べたい?タマネギ?淡路島のタマネギ?」

「夕飯はもう三日もタマネギが続いてるよー。」

「美味しいじゃん。じゃあ今日はスープに入れようかなぁ」

「じゃあは何故ついたんだよ、、何でも良いから早く作ってね」

「はーい。コンソメスープにしようかなぁ。やっぱりあれが一番早い」

九瑠璃の場合早く作ってと言われたからではなく自分が早く食べたくなっただけなのだろうけれど、今回は私にダメージはない。是非とも早くしてほしいものである。珠に今の所直接触らない様にしている。母が何を伝えたかったのかは考えてはいる。

時がくればきっと私たちもまたあの空を見るのだろうか?

珠は確かに私に強く引かれている様だ。私は一体何なのだろう?母は留姫空ちゃんと私をどうしたいんだろうか、、

留姫空ちゃんからは今の所2回ほど連絡している。

九瑠璃は羨ましがっている。そんな良いものに私は思えない。留姫空ちゃんにとって良いものになっていくなら、この関係は続けよう。

私が姉だということは親御さんには伝えない様にしてもらった。其々の今を薙ぎ倒す様なことはしたくない。想いなく生きる人間はいない。必ず誰かに感情を持っているんだ。それが悪いモノでも良いモノでも其処は自由というモノだ。

「出来た!!生姜焼き(タマネギ入り)とコンソメスープ(タマネギ入り)だよー」

メインも自然と早く作る間になった様だ。彼女はきっとお腹が空いている。

私も負けずに食べなければ、、

「週末の予定覚えてる?廻子さんが時間決めてくれたみたいよ。準備も皆んなでやろうって11時からだってさぁ」

「分かったぁー。楽しみ」

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