表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Sparcring  作者: 空栖 彩琵
114/119

BBQ

「友梨奈とこうするの久しぶりね。またあの子達に借りが出来たから週末またバーベキューするつもりなんだけど、予定空いてる?」

「あの子達?九瑠璃ちゃんまたなんかやったの?面白い子ね」

「そうよ。詳細は聞かないでほしい。彼女達が何をやったか言うかもしれないけれど。」

「分かった。掘り下げない様にするわ。気になるなぁ」

「今回は山部ともう1人高校生が来るわよ。ダイエット中みたいだからあんまり食べさせないでね」

「山部がダイエットじゃないよね?あんな女っ気無いのに。」

「そうよ。留姫空ちゃんって言うんだけどね。ゼリーとか持ってきてあげて、水分は摂る子だから」

「分かった。オススメのゼリー持っていく!フルーツとかも入ってない方が良いよね?」

「そうね。アンタに任せるわ。友梨奈はそういうのは得意でしょ?」

「なんか他はダメみたいじゃない!一応医者なんですけど」

「算数と理科は得意だったわね。ごめん。ごめん。」

「小学生の科目名で言わないで!廻子は体育全然ダメだったよねー」

「やり返してきたわね!そうだ。帝都からお土産預かってるわよ。はいっ」鞄から袋を差し出す。

「神戸プリンかぁ!結城君余裕ねぇ。廻子があんな事になってたのに」

「大人だから色々あるんじゃない?仕事ってそんなもんよ」

「良い女の余裕で済めば良いけどねー。結城君モテるからなぁ」

「そんな話は良いのよ。アンタほんとに仕事サボっても大丈夫なの?」

「大丈夫!今日は変わりがいっぱいいるからね」

「なら良いかもしれないけど、今から行っておけば?」

「アンタは母親か!結城とはいつまた会うの?」

「今日会う予定よ。お家ご飯だよ」

「そっか慎ましいわねぇ。」ニヤニヤと笑う友梨奈に表情を変えない様に頑張る廻子だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ