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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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帰還

翌朝5人は顔をすぐ合わせて結城さんが山部さんが旅費を持っている事に触れて、お昼ご飯とお土産ぐらいはという事で、先ずはレストランに連れて行ってくれた。

九瑠璃が居るのでレストラン風のところである。

4人全員にまずステーキと、押し売りをする結城さんはイタズラっ気のある笑顔で、皆んなの少し硬い雰囲気を崩してもくれた。

九瑠璃でさえお腹いっぱいという中、最後にデザートのパフェを注文してくれた。

たらふく食べた為、お土産は新幹線の停まる新神戸でお買い物になった。

九瑠璃はポテチの事で今も頭がいっぱいなのだろう。お土産もポテチを眺めている。まぁ安く済みそうなので有難い。

私は九瑠璃が買ってもらう物とは違う物にしよう。神戸プリンは結城さんが既に皆んなの分を買ってくれている。

私は何にしようかなぁ。母さんの事を考えてしまい思考が進まない。。

「結衣ちゃん!留姫空と一緒のキーホルダー買わない?」

「いいね!タコのやつにしない?あるいは明石焼き」

「結衣ちゃんもなんだかんだ。九瑠璃ちゃんに似て食いしん坊さんなんだね」

「あー。。私も九瑠璃と過ごした時間が長いからやっぱり影響受けてるんだろうね。興味本位で聞くんだけど、留姫空ちゃんは今のご両親どんな人なの?留姫空ちゃん掴みどころないから気になって」

「父は韓国人だったらしいよ。桜木おうぎって時点で結衣ちゃんならわかってただろうけど、、まぁ今は帰化して日本人なんだけどね。母はとても優しいよ」

「そっかー。込み入った話になるけど孤児院にはどうやって入ったの?母の戸籍を見てみても良いかも知れないけど」

「赤ちゃんポストに名前だけ決められて置かれてたみたい」

「そっか。。あーこのキーホルダー可愛くない?」

「それ良いね!」

「じゃあ決まりね」

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