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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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報道

結城さんも山部さんと一度此方のビジネスホテルに来るという。。九瑠璃にタマネギを渡してくれるみたいだ。

九瑠璃はもう泣き止み笑顔でおやつを食べている

「結衣も食べなよ!タマネギが待ってる!留姫空ちゃんも食べてるよ!」

「そういえば留姫空ちゃんもタマネギ好きだったよね?九瑠璃と半分づつに分け合ったら?今まで気がつかなくてごめんね」

「わーい。半分貰えるんですか?やっぱりサラダかなぁ?」

「九瑠璃のタマネギ、、明日淡路島行こうよ!」

「廻子さんを迎える為にも早く東京に帰らないとねー」

「分かったよー。廻子さんにもタマネギ料理食べさせないとね」

「普通の人はタマネギを好きな物になかなか挙げないと思うけどなぁ」

「そうなのかー。じゃあやっぱりお肉なのかなぁ?」

「結城さんと2人にさせてあげなさい。大人2人の方が良いのよ。学生みたいに会うのは難しくてなかなか大変なんだと思うよ」

「そっかーわかった!」九瑠璃は留姫空ちゃんとのお菓子パーティーに戻る。

暫くして山部さんからチャットが送られてきた。

ホテルの前まで帰ってきたらしい。それを2人に伝えて三人で一階のフロントまで降りる事になった。

「結城さん。淡路島に居たんですね?廻子さんからことづてですか?」

「廻子から話を聞く限り、あそこにも人がいた方が良いんじゃないかと思ったんだ。言わなかったのは悪かった。僕が大したあても無くやる事だったから、負担に思わせたくなくて、、でも良かったよ廻子が解放されて」

明日の新幹線も一緒の席に取りなおすらしい。5人で終始和やかに言葉を交わし、2人は学生時代から変わらない関係が垣間見える茶化し合いをしていた。

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