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Sparcring  作者: 空栖 彩琵
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報道

結衣達三人は部屋でTVをつけてお菓子をいくつも開けパーティの様に過ごしていた。。するとニュース速報が流れる。

【警察官三人の加害者とされていた才田廻子被告の目撃者が事実誤認と供述を変える】更に暫くすると速報ニュースとなり、最初から繰り返し伝え直し、死亡とされていた三人の安否が発表され、私的に警察官の間で匿われていた事も報告される。

これを受け明日にも才田廻子は釈放という事だった。

更には目撃者とされた塩田元基がクロノスの教会の管理者である事も陽川のことも再度加熱し報道される。

勢いそのままにクロノスが法定解散される可能性が高い事。また上級聖職者の発信でミャンマーの通貨であるチャットで大量の資金が動いた可能性がある事も報道され始める。

まもなく令状が出てクロノスへの捜査が行われるという。

社会的にもとてもインパクトがあり、また私達の母が言っていた事なのかも知れないね。なんて話し、一つ目標だった廻子さんの釈放は完遂された事になりそうだ。

この件で特筆すべき所は塩田元基巡査が積極的にやった結果という認識になる様な情報の出し方、メディアも遠慮気味に警察の怠慢さは感情的に報道する事は無かった。

「山部さん達気付いていたら良いね。2人が気にしていた事だと思うし」

「九瑠璃ももっと素直に喜べば良いのに。照れ隠しかな?」

「私は絶対大丈夫だって思ってたから、、」九瑠璃は結衣に寄りかかり目からは涙が溢れる。

「山部さんから電話だ。気付いたんだろうね。」

「早く電話に出てあげて!私は廻子さんともう会えないかと思ったよー」九瑠璃は留姫空ちゃんの前でも気にせず泣き崩れる。

山部さんと結城さんは電話越しでもやや興奮気味になっているのがわかる。

一先ずこれでよかったのだろう。

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