学校の池

作者：神小路かみまろ

あ

ある学校には、校舎の中に池があった。学生たちは、その池を見るたびに不気味な気がしていた。だが、誰もがその池に触れることはなかった。

ある日、学校に新しい生徒がやってきた。彼は、その池に興味を持ち、そこに入っていくと、何かが彼を呼んでいるような気がした。彼は池に身を投げ、水中に沈んだ。

それから数日後、彼は戻ってきたが、彼はもう同じ人間ではなかった。彼は、池から何かを引き出してきたと言った。彼は、その池に何かが眠っていると言った。

それ以降、彼は学校にいる間は、池に近づかないようにしていた。だが、彼は夜中に、池に行っていくことが多かった。

ある日、彼は学校から姿を消し、誰も彼を見かけなくなった。そして、その池には、彼が捕らえたものが放り込まれた。

今では、その学校の池は、学生たちにとっては、恐ろしい場所となっている。だが、そこに何が眠っているのかは、誰も知らない。

あ