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3歳児の記憶!?

先に言うね。


私は虐待を受けていた。

殴る蹴るの暴力と言葉の暴力だ。


ちなみに虐待って気づいたのは

小学5年生。



保護されたからだ。


殴られ蹴られ、罵倒され、それは普通だと思っていた。

みんなみんな、それぞれの家庭、同じことをされているのだと思った。


いちばん古い思い出は

3歳だったと思う。ひらがなのドリルをやらされていた。うん、自分からやりたい訳じゃないんだから、やらされていたという表現が正しいと思うけど....


とにかく、私は



ってひらがなが書けなかった。ろだよ、ろ!どうしても3になっちゃう。難しいよね3歳児にひらがな。ちなみに自分の娘には小学生になってからしかひらがなは教えなかった。まぁ、自然に興味を持って書き始めたけど...


きっとこれがトラウマだったんだよね。


ろ→3


何度消してもうまくいかない。

するとね、分厚い参考書が頭をかすめるんだ。いやかすめてない、ごめん。

参考書がね頭に当たるんだよ。


「なんで書けねぇんだよ!!このクソアマがあぁぁ」


何度も言うけど、3歳児に向かって...

今思い出すと笑ってしまう。

もう 、泣きながら消すけどさ、また消し方も汚いもんで

それでさらに参考書が飛んでくるのよ


せめて手で叩いてくれ、もしかしたら天才に産まれてきたのかもしれないのに、私はこの衝撃でおバカになったのかもしれない。切実にそう思う。


いちばん古い記憶はこれかなあ....


お父さんも、おばあちゃんも、おじいちゃんも

いなかった時だなあ


いない時だったと思う、殴ったりするの

誰もそばにいなかった時だと思う。


でもね、別にお母さんのこと嫌いじゃなかったんだ。

だから普通だったんだよ。これが

日常茶飯事。


なんとも言えない日常茶飯事。


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