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学校生活
遅れました。短いです
「ではこのあとは隣の席の子と話してみましょうか。先生たちは会議が少しあるので抜けますけど仲良くやってください」
そう言い残した我らが担任の先生は新任教師だが好感がもてる人だった。
「少しの間ですけど隣宜しくお願いしますね?私は風上瑠花といいます。名前、教えてもらっても?」
「うん、僕は柚木光。光って書いてレイって読むんだよ。こちらこそ宜しくね」
お隣さんはちょっと人見知りだけれど意外に気の合う人でした
これなら七椿ちゃんに頼らなくても高校生活もなんとかやっていけそうです。その考えが読まれていたのか七椿ちゃんには笑顔で怒られ、お義兄ちゃんにも一人で何でもしなくていいと言われました………。明日から学校が楽しみです!
「前からこうなのか?」
「そうよ。家んなかでちゃんと見張りなさいよ」
「気を付ける。クラスの方は頼んだ」
「誰に言ってると思ってんの」
瑠花の頑張りすぎを止めるという未来が今から見えてしまった二人であった