表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

お引っ越しです。

さくさく行きます。今回は引っ越し編

引っ越し自体は簡単に終わりますがここで問題発生。

そしてこの人たち超絶お金持ち。金銭感覚は庶民的。だから金が貯まっていく………



「お義兄ちゃん、瑠花です」

「無事ついたか、今行く。ちょっと待ってろ」

ついにお引っ越しの日です。お母さんは看護師さんなので私が荷物を運び、この家の準備を済ませる予定だ。お義父さんはお仕事(大きい会社の社長さんだった。吃驚した)に行っている。よってここには義兄妹しかいないことになる。

「先に送ってくれたやつは来てるぞ。言われた通りに運んである」

「ありがとう。えっと…私の部屋何処かな?」

「とりあえず家の中を説明するな。案内もしてやるから」

一階には両親の寝室と父母の部屋、リビング、キッチン、トイレとお風呂、そして和室(縁側付き)。

二階にはお義兄ちゃんの部屋、私の部屋、トイレとお風呂、簡易キッチンダイニング。と、ちょっとしたテラス。

広い……。私の最初の感想である。なぜこんなに広いかというと山の麓で昔からある家だからだ。山の麓ということで広い敷地は手入れを欠かせないし(手入れを十分にすれば快適だということである。ただしお金もしくは労力がかなり必要)、元々木造の家だった。ただ、町が近いことと二人の職場そして神凪高校のほぼ中心にあったことですぐ購入したのだと言う。お金持ちって怖い。

(倉持家も母が看護師さんのためシングルマザーにしてはお金持ちである)

そしてこの家はリフォームされ、使える木はそのまま使うという趣のある家と生まれ変わったのだ。

一ついうと門から玄関まで徒歩だと遠いが家は門の隣にたっている(高低差がある)ためロープウェイのように繋げてある。上段には家と庭、中段には門、下段には今はまだなにもない土地がある。目の前には住宅街、背後は山。山は整備され登山者がたまに寄付金出してくれることもある。そして山が整備されたのでご近所さんから感謝された。なんでもここは誰にも買われず放置されまくり草が邪魔だったが土地に入ることはできなかったため何もできなかったとのこと。

「お義兄ちゃんはずっとここにいるの?」

「いーや、ここを買ったのは1年前だけど知ったのは十日くらい前。引っ越すぞって言われて連れてこられた。ずっと整備してたって聞いた」

「本当にいつから準備してたんだろうね……」

「準備よすぎだっての」


「あ、そろそろお昼にしないとかな」

部屋にこもって(力仕事の時は迷わず呼ぶが)作業すること二時間、お腹がすいてきた。

「瑠花~昼飯どうする?」

「今までなに食べてたの?」

「あー………カップ麺とかレトルトもの」

「……………」

これはやばいと思った。まずはこの家の食を改善しなければ!

母は忙しいとか以前に食事を作ることができない。簡単なものは出来るのだがちょっと複雑なものになると途端にできなくなる。(看護師としては器用で尊敬されているらしいが……)

自炊は出来るためそこまで心配にはならないが、倉持家の食事は瑠花が受け持っていた。

だがこちらは不味い気配がする。しかもそれを知っているがゆえにレトルト食品しか食べていないのだろう。これはお義父さんの方にも期待はできない。

「瑠花?どうした」

「お義兄ちゃんはキッチン入らないでね!ダークマターなんて作った日には口聞かないから」

「え、それはやだ。というかなんでわかったの!?」

「どう考えてもわかるわぁ!」


瑠花ちゃんキャラ崩壊しました。

でも斎くんが悪いと思うの。

天然のツッコミって難しいなぁ


二人のイメージ紹介

瑠花ちゃんのイメージは兎。天然ではあるが思慮深く好感が持てるタイプ。信念が強いため一度決めたら曲げない。考えに考えてから行動するがちょっとずれているため何故か手を貸したくなる


斎くんのイメージは可愛い猫を飼っている虎。食べれればなんでもいいと思っているので(手を加える)料理は絶望的です。自分自身それがわかっているためこれまで作ってこなかった。


こんな感じかなぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ