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ぼくと世界のつれづれと


【解けない数式】



ヒトの死亡率は

百パーセント

だけど

人間の出生率は

百パーセントじゃない

場所や国によって

多かったり少なかったり

こどもが成人するまで

生きている可能性なんて

何分の何分のイチ

それなのに

いなくならない

どこにもいかない

当たり前みたいな日常の

不思議





【出会うということ】



出会いは突然で

突拍子もなく唐突で

押し付けられたみたいに

抗いようがなかった

だから

仕方がないから

夢中になることにした

出会ってしまった

それは避けようのない

深い深い落とし穴に

気持ちよく

はまり込んでいくような

そんな感覚だった





【ココロトカラダ】



機械になれたらいいのに

だってもしも

もしも機械になれたら

考えなくていいんだ

いい事も悪い事も

感情に振り回されなくて済むし

心が乱されることもないし

人間関係に悩むことも

モヤモヤに押しつぶされそうにも

気持ちがぐしゃぐしゃにも

ならないでいいから

でも

ぼくたちは機械にはなれない

そういうふうには

作られなかったから

意思も感情も

心も備わっている

この不自由なカラダで

生きていくしかない

必死で生きることでしか

生に抗えないのなら

なおのこと

不条理ななにかと

戦うしかないのだ

この弱々しくて

力のないちっぽけな

生身の命で





【ツナガリ】



手をつないだのは

ずっとずっと前

誰とつないだのかも

わからない

わからないけど

手をつないだら

あたたかくて

となりあって

分かり合える気がするんだ

好きな人とも

苦手な人とも

そんな気がするんだ

するだけ

なんだけどね


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