ぼくの はつこい
はじめて すきになった
となりの せきの あのこ
あかい らんどせる と
あかい ほっぺた
のーとには あかえんぴつ で
たくさんの まとめを して
あざやかな いろが
すきな そのこが
ぼくも とっても すきだった
かけっこしたら いちばんのりで
ごはんを たべたら おおもりで
ころころわらうと きれいなこえで
ながいかみには ひがわりりぼん
じゅぎょうはたくさん てをあげて
こたえはあんまり あたってなくて
まちがえちゃった
はずかしそうに
わらいかけられ ぼくはどきどき
なんてかえそう
とまどううちに
あのこはつぎの てをあげる
いきものがかりの
うさぎのせわを
している よこを とおっていった
おんなのこたちが はなしてた
あのこは すきなこ
いるんだそうよ
ぼくはかたまり うごけずに
ぐるぐる くらすの おとこのこ
だれか と かんがえ めぐらして
おなかを すかせた こうさぎに
あしを かまれて いたかった
さむい ほうかご
ぼくは とぼとぼ
こうもんを でて
みぎに まがって
れんがのかだんの よこのあたりで
ぼくのなまえを だれかがよんだ
なあにと いって
ふりかえったら
あのこが そこに まっていた
ど、どうしたの
ぼくは どきどき
あのこは にこにこ
まっかなほっぺで
きょうなんのひか、しっている?
てさげの かばんに てを いれて
すぐそこまでに きていたよ
ええと、なんだろ
わかんない
ええ、わからない?
にぶいんだから
あのあのあのね せいかいは
ばれんたいんでーなのよ
あのこは はにかみ
ぼくに てわたす
ぼろぼろ つつみの ちょこれーと
ぼくは おろおろ
あのこ もじもじ
もうすぐ しょうがく にねんせい




