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ゲイジュツ


音楽と文学は

全く違うのに似ている

同じようにお金を出して

同じように心に触ってくる

何がしかが染みて

涙が溢れることもあれば

共感して共鳴して

走り出したくなることもある

叩きつけられたら不快で

問いかけられたら悩んで

うっとりしてはまり込んで

そして呆気なく

幕は閉じるんだ


似ている気がする

同じ芸術だからか

好きも嫌いもあるし

熱い冷たいよりも

ぬるくて心地いいくらいがいい

この生き方しか知らなくて

この方法でしか

自分を表現できないぼくを

友達は芸術家と言う名の

バカ、と呼ぶことがある

書いて歌って問いかけて

答えなんかないだろうに

飽きもせずずっとやってられる

バカな芸術家に

おれもなりたいって笑う

そっか

そうなのか と

風邪がさらう髪が跳ねる

バカで良かったのかもなって

踊る胸のうちのように

飛んで跳ねて

歌う

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