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東方伊吹伝  作者: 大根
第六章:君と過ごした最高の日々
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博麗大結界 終幕

何も知らない方が、幸せな時だってあります。つまり、そう言うことです

博麗神社の境内。八雲紫が放った一つの術式に身体を絡め取られた私は、その場から一歩も動くことが出来ない状態にあった。その動けない私の身体からは霊力が奪われて行っている。



「死に逝く貴方には全てを話ておきましょう。…安心してあの世に逝けるように」



身体に力が入らない。既に足腰は立たず、今では境内にうつ伏せの状態で横たわっている。あまりの虚脱感に指一本動かないが、そんな状態でも一つの事実だけははっきりと理解できている。



れいむは今日、ここで死ぬ。



八雲紫が隠し持っていた二つ目の術式、それは結界を展開するのに足りない分に私の霊力を全て流し込ませるものだった。その思惑に早い段階で気が付いた私は必死に抵抗しようとしたけど、おそらく入念に私の霊力波長を計算し尽くしていたのだろう、たいした成果も出せなかった。



「貴方の霊力波長を完璧に捉えたこの術式、良い仕事してると思わない? これを創ったのは藍なの。ほら、あの子よく神社に遊びに来てたでしょう? その度に貴方に悟られない様に探っていたの。カンの鋭い貴方にいつバレるか解らない、骨が折れる作業だったと言ってたわ」



やっぱり調査済みだったか。あの狐、何度も神社に来ていると思ったらそんなことをしていたのね…。気がつけなかった私自身の問題だ。巫女が妖怪に気を許すなんてあってはならないことなのに。



「次に何故妖怪たちに大々的に結界構築を知らせたのか。それは敵対者をあぶり出すためよ。今後の為にも私に敵対する者の戦力を少しでも削る必要があるの。だって私、味方よりも敵の方が馬鹿げたほど多いんだもの。こんな時にでも減らしとかないとやってられないのよ」



あー本当に面倒だわ、と笑って言う八雲紫。ええ多いでしょうよ、私もあんたの敵なんだからね!



「じゃあ問題。結界を張るために、何故貴方が必要だったと思う? 何故力を私と貴方で二等分しなかったのでしょう?」


「知るかクソ野郎」



私をそこら辺の石ころを見るかのような視線を投げかけてくる。実際にはそんなことはないのだろうけど、地に這いつくばっている私にはそう感じた。そんなに私を殺せて嬉しいことでもあるって言うのか?



「正解を言うと、貴方だから意味があるの。博麗の巫女を『人柱』 にすると言う案はだいぶ前からあったのだけど、人柱に値する有能な巫女が中々現れなくてねぇ。正直、別案も考えていた頃に貴方を見つけたの。先代に貴方を渡した時点で私は確信していたわ。きっとこの子は最高の巫女に、人柱として最高の人材になると」


「良かったわね、私を見つけられて。私じゃなかったらどうなっていたのかしら…?」



軽口を叩いている間にも霊力は抜かれて行っている。腰や腕・指どころか、尿道にすら力が入らなくなって来た。このままじゃ産まれたばかりの赤ん坊がする醜態を晒してしまうか、それとも霊力枯渇で死ぬか…。そんな私の状況などお構いなしに話は進められていく。



「私の思惑どおり、貴方は10歳で博麗史上最高の巫女に成長した。そして貴方と大和が出会うことで物語は動きだした。ここで更に問題。何で大和は貴方に興味をもったのかしら?」


「…あいつは私が博麗史上最高の巫女だから興味を持ったと言ってたわ」



半分正解、八雲紫はそう言って話を区切った。半分正解ってどういう意味よ。倒れたまま次の言葉を待つ。



「不思議だと思ったことはない? 歴代最高とはいえ、まだ11歳の子供。幾ら貴方が女だとはいえ、彼が乳臭い子供を相手にするわけないのに何故? それにあの子、今まで博麗の巫女とはそれほど深く関わっていなかったのに、急に興味を持つなんてオカシイと思わない?」



そう言われ、ある一つの予感が頭を過った。それもとびっきり最悪なものが。嫌な予感と共に、私は背筋に寒気を感じ、身体が震えだした。嘘だと言いたい。でも嘘じゃないと、ハッキリと働いているカンがそれを嘘ではないと訴えてくる。



「貴方が博麗を襲名する前から魔法の森での生活土台を固めていたというのに、貴方に対して並々ならぬ興味を持つなんて可笑しな話ね。しかも大陸からずっと一緒にいた吸血鬼も幻想郷にはいる。そんな仲の良い相手を蔑ろにしてまで会いに来るなんて、まるで誰かに「黙れェ!!」 あらら」


「あいつは…あいつは私を心配していると言ってくれた! それは嘘なんかじゃない!! 心の底から私を想ってくれていたから出た言葉だ! それをあんたが、あんたみたいに大和を利用するだけの奴が否定するな!!」



否定なんてさせやしない! 私を救ってくれた、彼との大切な思い出を穢されるのを黙って聞いているなんて出来るわけがない! 普段の私からは全く考えられない程怒鳴り散らした。あまりの衝撃に理性を押さえきれず、歯を剥き出しにして無様なまでに泣き叫んだ。



「嘘も何も、事実よ。『私が大和の心を弄り、貴方に興味を持たせるように仕向けた』。幸い時間は沢山あったから仕込みは容易かった。前にも彼の中身を弄った経験もあったしね。けど安心なさい。きっかけはどうであれ、その後は確かに貴方の言う通りよ。あの子は自分で貴方と一緒にいるようになった」



八雲紫はそう言うが、そもそもの出会いから仕組まれていたという事実に心が引き裂かれてしまうくらいに痛い。いくら嘘だと信じ込もうとしても出来ない。冷笑でもなく、ただ能面のような無表情で言われることにそれが真実だと、私の巫女として『まだ』 冷静な部分が真実だと伝えてくる。



いやだ…、嫌だよやまと…。あんたとの毎日が創られたものだなんて信じたくないよぉ…



あの日の出来事さえ創られたモノの結果だと、そう考えてしまったら涙が止まらなくなった。心は悲鳴を上げ、宝物だった思い出は無残にも崩れ落ちていく。



「遙か昔より、大仰な儀式には生贄が必要。歴代最高の巫女は、幻想郷を永遠に守り続ける結界の象徴としては最高の生贄になる。貴方には幻想郷の礎となってもらう」



地面を伝わって足音が近づいてくる。



「私が結界構成に力を足せないのは、今後幻想郷に仇名す者が現れた時に打倒することが出来るようにするため。私のような力を持った、同じ志を持った妖怪が今後出てくるとは考えにくい。でも、博麗の巫女である貴方は違う。貴方が死んでも、次はいる」



それは死神の声か、それとも苦しみからの救済の言葉か。



「人間の一生は短い。貴方が私よりも長く生き続けれるのならこうはならなかった。貴方にこの幻想郷を守ってもらいたかった。でも人間にそれは出来ない。この期を逃せば、次はないと考えた方がいい」



もう何も考えたくない。涙で霞む私の視界に八雲紫の靴が入る、それ程私に近づいている。噛みついてやろうか、普段の私ならそう思っただろう。でも、もうどうでもよかった。



「悪いなんて言わない。謝罪もしない。ただ、礼を言わせて頂戴。……貴方が犠牲になることで、幻想郷に住む多くの命が救われる。博麗零夢、貴方に心からの感謝を送ります」



八雲紫の手が私の頭を撫でる。



ああ、もう終わりなのか。思えば短い人生だった。物心付いた時から博麗の名に恥じないように頑張って来たけれど、それすらこいつの掌の上で踊らされていたという事実しか残らなかった。唯一の救いは、その掌の上で大和に出会えたことかな…。出来れば死に際を看取って貰いたいとまで考えたこともあったけど、どうやらそれは無理みたい。


ごめんね。私、先に逝くわ。半分殺されるような形で逝くけど、どうかこの妖怪を憎まないで。幻想郷のことを思っての行動だから、優しい貴方はきっと解ってくれるはず。八雲は八雲の、私は巫女としての、最後の役目を果たします。



――――幻想郷の空から、貴方を見守らせてもらいます――――




目を瞑り、最後の瞬間を待つ。




























そんな私を現実に引き戻す人がいた。



「やれやれ、そう簡単に逝かせるとでも思ったのかい?」


「なッ…!?」 「え……?」


「やあ紫。随分とまあ興味深いことしてるねぇ」



私の身体から霊力を奪っていた術式が力づくで引き剥がし、



「…ムンッ!!」



そのまま握り潰した鬼がいた。…私が全く抵抗出来なかった術式をただの力技で破るなんて、ふざけたバケモノだ。親と子ではこうも違うものなの…?



「お~ッ流石に手が痛いね。ああ、話はぜーんぶ聞かせてもらったよ。思いっきり疎くしてたから気が付かなかっただろうけど」


「…やられたわ、まさか貴方が邪魔しに来るなんて。途中で藍が居たはずなんだけど、どうしたのかしら?」


「不意打ち喰らってお寝んねさ。こういうのは嫌いなんだけど、親子の絆の前には無視出来るまでに順位が下がるのさ。もちろん友人を止めるためにもね」


「成程成程…大和が貴方に頼んだ訳ね。盲点だったわ、貴方に頼るのが好きじゃないあの子がねぇ。私はてっきり、大和は紅の武人だけに頼ったと思っていたのだけど外れたわけね。……でもね萃香、あまり私を怒らせないで頂戴。そうじゃないと私、本気で貴方と敵対しなくちゃならなくなる」


「へぇ…。私を前に面白いこと言うね、紫は」



薄ら笑いを浮かべながら、鬼と八雲はお互いの身体に膨大な妖気を纏わせていく。そのあまりにも巨大な力に神社は音を立てながら揺れ、境内には多数のヒビが入った。2人の間にある空間は、放たれている妖気で目に見えて歪んできている。


何だ、いったい何がどうなっているの? 大和が私を助けるために鬼を遣わせた? そんな馬鹿な、あいつがこの事態を、私の死を予見していたとでも言うの?



「その子は死なせない。大和が悲しむし、これ以上あんたに苦しい思いをさせる訳にはいかないからね」


「どういうことかしら?」


「前から思ってたんだけど、紫は嘘を吐くのが下手だね。嘘を吐こうと思えば思うほど無表情になる。自分じゃ気がついてないんだろう?」


「………だったらどうだと言うの?」



状況を上手く理解出来ていない私を前に話はどんどん進んでいく。ただ、目の前では小さな鬼に徐々に気圧されていく八雲紫の姿が映っている。あの大妖怪である八雲紫が、鬼とはいえこんなに小さな妖怪に…。



「家の馬鹿息子を使えばいいじゃないか。それで万事解決!」



…………は?



両手を腰に当て、自信満々に無い胸を張って言い切った鬼に、一瞬だけ世界が止まった気がした。いや実際に止まっている。わっはっは! と大口を開けて笑い続ける鬼に、然しもの八雲紫も言葉に詰まって固まってしまっているのだから。



「…まさか息子を売ろうって言うの? さんざん私の邪魔をしてくれた貴方らしくもない」


「私も無理だと思ってたんだけどさぁ、あの子の器は思ってた以上に大きいみたいでね。世界の一つくらい軽く御して見せるさ」



訝しげに聞く隙間妖怪に対し、本気で胸を張っている小鬼。…正気かこいつ。大和如きが世界一つを纏め上げるなんてこと出来るわけがない。それにこいつは確か、自分の息子を溺愛しているはずだ。そのはずなのに、何故息子を売るようなマネをするの…?



「後悔しても知らないわよ。私の思い通りにならなかった時は…解ってるんでしょうね?」


「解ってるさ。あんたも息子も纏めてブン殴ってやるから安心して貰っていいよ」


「……残りの足りない分は私が出します。良かったわね零夢。貴方、ほんの少しだけ寿命が延びたわよ」



そう言った八雲紫は、あいつにとっては僅かの力を術式に流し込んだ。そのまま隙間に消えて行こうとするところで再び鬼が八雲に話掛けた。



「紫! …あんたは、何時止まるんだい?」


「………愚問ね」



2人の間でどんな思惑があるのかなんて私には全く解らなかった。でも全ては大和に丸投げされ、大和はこれまで以上に厄介事に巻き込まれること。そしてその代わりに私が見逃されたことくらいは解った。



八雲紫が消えた後、私は何とか立ち上がろうとしているけど全然力が入らない。霊力は驚くほど吸取られていて、その虚脱感が重く圧し掛かる。



「無茶するんじゃない。力の大半を失ったんだ、そう動けるものじゃないだろ」


「…一つ頼めるかしら。あいつには今回のこと黙ってて欲しいの…」


「……言えるわけないだろ。言ったら最後、大和は紫に喧嘩を売りに行って返り討だ。何も知らない方が幸せな時もある。あと、紫はああ言ったけど大和は本気であんたのことを想っている。それは確かなことだよ」


「…ありがと」



漸く起き上った所で力の大半が結界に流れ込んでいったのが解った。休めば元通り…とは行かないのだろう。今の私はそこら辺の下級妖怪にも劣るはずだ。このままじゃ巫女としての体裁を保てない。でも巫女でいたい、あいつと出会う切っ掛けになった巫女で。…だったら、出来ることは一つしかない。



「…寿命を削ってまで巫女を続けるつもりかい?」


「私は博麗の巫女としての生き方しか知らないの。博麗の巫女だからあんたの息子とも出会えた。だから巫女を続けていくわ。死ぬまでね」



自分の限界を超えて霊力を引きずり出す。命と引き換えだったら力も引き出せるはずだ。普段は今のままでいいけど、戦闘時にはそうするしかない。寿命は短くなるけど、それで一緒に居られるのなら別に構わない。…足手纏いになんて、なりたくない。



「…好きにしな。…あと、本当に悪かった。私が来た時には、もうお前は力の大半が抜かれてた状態でね。直ぐに助けるより話を聞くことを優先させてもらった」


「気にしないで。その状況じゃ私もそうするから」



鬼は俯いたまま私の身体を支えてくれる。境内から見える空からは懐かしい姿が飛んで来るのが見えた。つい数刻前に別れたばかりなのに、何年も会ってなかったように感じる。私が鬼に支えられているのを見て驚いたのか、血相を変えて飛んで来るのが見える。どうやらあちらも相当激戦だったみたいね。急いでいるのだろうけど、フラフラしていて真っ直ぐ飛べていない。



「ばーか、生きてるわよ」



でも大和、私と貴方の出会いは全部仕組まれてたことなのかなぁ。だとしたら、私の貴方への想いも全部偽物になっちゃうの? こんなに想ってるのに、そんなの寂しすぎるよね…


乾いた笑みすらもう出ない。私の寂しい呟きは風に乗って消えて行った。望んだ声が届くことは、もうない。





◇◆◇◆◇◆◇




~八雲邸~



「藍。起きなさい、藍」


「………ッは!? …紫様? と言うことは、上手く行ったのですか?」


「ええ。萃香という思わぬ邪魔が入ったけれど、保険が功を為したわ」



綻びは出た。が、結界の構築は大成功と言っていいだろう。


思い返してみれば、綻びが出始めたのは幽々子からだったかしら。手紙で親密になり過ぎている2人の関係を少し崩して欲しいと頼んだのだけど、何を思ったのか巫女の後押しをしてくれた。萃香のおかげで寸での所で止まったけど、もしあの2人が結ばれていたら…考えたくもない。あの子はまだ親密になった友人を失ったことがないからどうなるのか解らない。あの子が使い物にならなくなっては困るのよ。




…萃香は私が嘘を吐く時に無表情になると言っていたけど、そんなことはない。私が本気で嘘を吐く時は無表情にはならなず、自分でも気味が悪くなるような笑みが零れるのだ。鬼の手前、本当は嘘を吐きたくないのよ? と思わせるために長年続けてきた保険が功を為したと言っていいだろう。



「そして得たモノも大きい」



あの時私が力を流し込まなければ、萃香は本気で私を襲っていただろう。隠してはいたようだけど、強者のみが持つ独特の雰囲気までは隠し切れていなかった。…正直あの時は勝てるとは思わなかった。息子の願いか、それとも私を止めると本気で思っていたのか。母は強しと言うことなのだろう。だが…



「おかげでこんなにも早くに大和を手中に収めることが出来た。零夢を人柱にして結界の持つ意味合いを強めることは無理だったけれど、今後の動く壁としては十二分に使える」




大和にも零夢にも、悪いとは決して言わない。許しも請わない。ただ、私たちのために消えて行った人たちには礼を言う。大局のために必要な犠牲になってくれてありがとう、と。


萃香、私たちは止まれないんじゃない。止まらないの。だからこれからも必要であれば何人でも犠牲にするわ。それで生まれる罪を被るのは私だけでいい。その罪を背負う覚悟くらい当の昔に出来ている。




すべては、理不尽で満ち溢れた世界に救いを齎すために。



「まずは…そうね、おそろいの服でも用意しましょうか」



確か中華風の服が残っていたはず。あれを藍に頼んで男用に仕立てて貰おう。八雲の服に袖を通してもらって、形から入ってもらうとしよう。まずはそれからだ。






この日、幻想郷を覆う結界が完成した。大和が弄した策は確かに零夢の死を止めた。だが、それは彼女の死を先延ばしにしたに過ぎない。寿命を削ってまで巫女であることを決意した零夢が生きていられる時間は、この時点でそれほど長くはなかったのだから…




◇◆◇◆◇◆◇




文「いや~、本編がえらいことになってますけど、ここではそんな空気をまったく無視する射命丸文と」


大「大和です。今回もよろしく」


文「質問も少なくなってきましたし、もうそろそろここも終わりですね!」


大「そうみたいです。それでも僕の生態系に興味を持つ人がいてくれたのは嬉しかったですけど」


文「まったくですよね。皆様どうもありがとうございます。じゃあ今回の質問に行きましょうか。今回の質問は『愛って言葉は便利だよね。ロリコンでも年上専門でも高尚にするんだから』 です。…なんかこう、心にズバッときますね」


大「…ホントにもう、心にズバッときますorz 言葉を選んで『愛』 って言ってたのが完全にバレてたみたいで僕ショック…」


文「何時までも逃げられないと言うことです。で、どうなんですか?」


大「アハハーもう言葉が思いつかないヨ。…でもそうだね、ロリコンと言われようと、年上趣味と言われようと、本当に好きで愛してるなら好きなモノは好きだとハッキリ言うよ!」


文「今日から君は、ロリコンだ!!」


大「何故!?」


文「以上、射命丸文でした~。ではまた~」

零夢が死ぬって私言いましたっけ? どうも、じらいです。たぶん大勢の人が零夢が死ぬって思った(かな?) と思いますが、そう簡単に死なせません。彼女が死ぬ時はちゃんと大和が看取ります。これ絶対。


零夢が苦しんでいた時の対闇妖怪は省きました。別に面倒臭かったからじゃないですからねッ!!


では今後の予定を少し。日常・お馬鹿日常を挟んで日蝕異変(仮) にでもしようかと思ってます。…ほんと、戦闘描写どうしようかな。

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