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東方伊吹伝  作者: 大根
第四章:動乱の大陸
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何時も通りの予告編

もはや御馴染になりつつある予告編だー!ネタバレあり!だけど本編がこうなるとも限りませんので過度な期待はしないように!と言いますか見ないほうがいいので戻ってください!!


「大陸でそんなことが…。幻想郷とは全く別の形で決着がついたんですね。…今の彼からはまったくその面影が見えませんけど、その辺はどうなんですか?」



今でも弱さを見せないようにしているだけさ。あの頃のアイツは死んだ魚みたいな目をしていたからな。私は遠くから見ていただけだから何とも言えないが、相当苦しんでいたはずだ。



「その時貴方は彼と何か話を?」



いや、私が直接会ったのはそのだいぶ後だ。わざわざ励ましに行くなんてマネをするほど私は優しくないさ。それにその時は隣に友人がいたしな。



あややややや?これは珍しい組み合わせですね、何かあったんですか?



この天狗が隣にいたな。



「大和さんの項目を書き直そうと思っているんですよ。そうだ、貴方にも話を聞いてもよろしいですか?」



おお!?取材をするのは得意ですけど、取材されるのは初めてですね!どうぞどうぞ、この一番の親友に何でも聞いてください!



「では彼が幻想郷に来た頃の話なんですけど―――――――――――――







 ~幻想郷第一章 自答編~



紅魔館には手紙を、騎士団には直接別れを告げた大和。自らの答えを探すための旅に出るつもりが、行きついた先は自身の故郷によく似た場所。名を幻想郷という。



「あやややや、珍しい顔を見つけましたよ?お久しぶりです、元気にしてましたか?」


「まあ、それなりに」



人と妖怪が一緒に暮らしている世界。それは、あの妖怪たちが心の底で望んでいた世界ではないのだろうか?



「そうですか。魔法使いには成れたんですね」


「うん・・・でも解らないんだ。今まで自分ばかり見ていたから、周りを気にするなんてことはなかった。だから初めて周りを見渡した時、本当に自分の馬鹿さ加減に気がついたよ」



魔法使いになり、みんなの役に立つ。だけど最初にしたことは、二人の少女の母親を奪ったこと。




少年から青年へと成長した彼は、己の力を振う理由を探しに出る。



「結局のところ、貴方は『こちら側』の人間よ。強ければ生き、弱ければ死ぬ。私はそうやって生きてきた。それはこれからも変わらない」



絶対的強者との再会。四季のフラワーマスターは彼に己の生きる道を告げる。



「人と妖怪の関係は確かに難しい。私は半妖だが、だからこそ人間を守ろうと思う。今の幻想郷という世界はまだまだ未完成で危険だ。私は人間が好きだ。今は受け入れられなくとも、いずれ解ってくれる日が来ると私は信じている」



人里で出会った半妖の女性。その姿があの人に重なり、彼の想いは加速していく。




「・・・久しぶりだな小僧。何を驚いている?ここは幻想郷、全てを受け入れる場所だ。俺たちがいても何ら可笑しなことはないはずだが?」



あまりにも早すぎる再開。未だ答えを見つけられていない彼を、後に吸血鬼異変と呼ばれる異変が襲いかかる。そして彼女たちとの再会。



「答えを見つけて、もう一度会いに来る!だから!!」


「・・・・もういい。二度と私たちの前に現れないで」




―――――狂った時計の針は、零に戻すしかないよ――――――





そして悩み続ける彼を、多くの者を裁いた人物が救いの手を差し伸べた。



「覚悟なき拳は、ただの暴力でしかない。それが理解出来ている分、貴方はまだマシな方です。どうですか?しばらくの間、私が貴方を再教育してあげましょう。無論、地獄で」



地獄の裁判長。数え切れぬ程の生き方を見てきた彼女が、青年に大きな一歩を踏み出させる。



「あら、じゃあ大和さんでいいかしら?私のことは幽々子って呼んでね」


「迷いを断つ白楼剣だが、お主には必要ない。自らの迷いを人に委ねた時点でお主は迷いを捨てたが、その分弱くなっている。それが解らぬお主ではなかろう」



彼は答えを見つけ、再び歩めるのだろうか。そして歩んだ先には何が待ち受けているのか?


未来を知ることに意味はない。




「ここが博麗神社・・・」




――――彼は答えを得た―――――

あはは~じらいです。ただやりたいだけの何時も通り予告編を長くしてみました。と、言うわけで次回から自答編です。今までの予告編を読んだ人は解っているとは思いますが、この通り進むとは限らないです。ただ今回の予告編は頑張ったので、本編もできるだけこのままで行けるようにやって行きます!

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