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東方伊吹伝  作者: 大根
終章:終わりは始まりの桜
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あとがき&今後

 こんにちは。帰って来たようで帰って来てない、東方伊吹伝の作者じらいです。

 ぶっちゃけあとがきもブログの方で先に書いたので、コピペでいいかな~なんて思ったのですが、それじゃあ失礼なのでほんのちょっとだけ(笑) 追加して後書きを加筆しました。本編追加しろなんてことは言わないで下さいw



 いやぁー……終わっちゃいましたね。

 終わったー、うわー、なんて感じでいっぱいです……と感慨深かったのは、かなり前の話ですがw

 終わってからもう時間も経ってますし、ブログの方で続編始めた今となってはそれほど感慨深いこともないなーと。でもにじファンから書き始めて今日の完結まで一年と半年ほど。よくもまぁ、飽き症な私がここまでやりきったなと。これだけは今でも思います。懲りずに続編書いてるのなんて、正直自分でも考えられないですねw


 それもこれも、にじファン時代からずっと感想を送って支えて下さった皆様の御蔭です。更新するたびに感想を送って下さる方もいて、本当に嬉しかったです。私が返信するので無理して書かせてしまっているのかな? と、若干の心苦しさもありましたが、続きを書く意欲に直結してました。その方だけではなく、送られてきた感想の一つ一つが励みになりました。読んで下さり、感想を送って下さった方が居たからこそ、ここまで頑張ってこれたんだと今になっても思います。


 今もブログに足を運んで下さっている方々には涙すら……。


 更に更に、嬉しい事に動画にもなりましたし。ニコニコ動画に投稿して下さったP助さん、感謝感激雨嵐です。自分の書いた話、二次創作なのですが、それでも絵を書いて動画にして頂けるなんてことはそうそうない幸せだと思ってます。重ねて感謝を送らせて下さい。


 しかもそれだけに留まらず、ブログの方では大和の絵をナマコご飯13さんが描いて下さりました!

 イケメソです。服も八雲衣装ですし、服の色にも意味があって、えらい絵を頂いてしまったなぁ……と、時々絵を眺めてはニヤついています(笑)

 こちらには投稿出来るかは分かりませんが、ブログの『幻想郷縁起』 には大和の画像がプラスされています。もっと大きな画像もあるので、是非とも一見してみて下さい。


 ……仕方ねえ、じゃあ俺も絵を書いてやるぜと思って下さる方。いてもいいのよ(チラッ




 では少し、私の脳内設定を少し出してみようと思います。


 伊吹伝の初期構想は、人と妖怪の繋がりや絆の話でした。

 何故萃香が母親なのか? 理由はあるのですが、続編を書いている今はまだ黙っておきます。仕様も無い話なのでw

 ただ、奇しくも絆を叫ばれている現在の日本と同じになってしまったことに苦笑いが隠せません。


 その初期構想に『どうして紫は幻想郷を創ったのか』『どうして創ろうと思ったのか』 また、同じような考えを持った妖怪はいなかったのか。そう考えていくと、色々と物語の構想が浮かんできました。


 例えば大陸での大戦。レミリアの父親の弟が、妖怪の存在意義のために戦争を仕掛けました。これは、紫と対になる存在を出すことが狙いでした。彼は闘って滅ぶことを選んで、紫は共存を選んだ。魔女狩りと言う歴史的な部分を用いて、妖怪が幻想郷に押しやられる様子を描こうと思ったんです。私の稚拙な文章力では全然表現出来ませんでしたがorz 修正を入れる時は、いの一番に直しておきたい所です。


 しかし、そこでふと思ったことがありました。それは、紫が原作でも言っていた"幻想郷は全てを受け入れる" という言葉。


 ……どうしてそうなったんだろう? 気になるなぁ。


 だったらそうなるように書けばいいや! と言うわけで、今作オリ主である大和の誕生。実はここまで大和と言う存在はいなかったのだー! 元々は紫が幻想郷を創るまでの旅話だったんだぜ!


 大和を創った理由は簡単です。ただ単にオリ主が動かしやすいから。読み手の方に嫌われないようにと色々練りましたが、結局はあんなヘタレに落ち着きました。嫌っている方ももちろんいるでしょうが……

 才能がない設定も、旅をしながら強くなるという少年漫画的な展開が好きだったからです。最初から最強だと展開が詰まりそうですし、手に汗握るバトルが出来ないんじゃないかと思いまして。いいですよね、ドラゴンボール。最後には親子かめはめ波ならぬ師弟マスパもできましたしw


 大和の人物像を決めれば、後は初期構想に向けて突っ走るだけ。途中はその場その場で話を創っていけばいいや、と気楽な考えで初めての投稿をしました。未だにあの時のことは憶えてます。気楽に考えていたのに、投稿した後は本当に怖かったです。罵倒されるんじゃないかと。ガラスのハートなので。


 オリ主を入れたことによって、色々と変わって来ることもありましたが、それは途中途中で調整。最終的にみんな仲良しハッピーエンド、にじファンではサクセスストーリーなんてタグを付けてましたが、その終わり目指してやってきました。



 紆余曲折ありましたが、こうして一つの物語を終えることが出来たこと。この作品を通して、物語の中だけではなく、ネットの世界での皆様との繋がりが出来たことに感謝しつつ、後書きとさせて頂きます。


 皆様、この度は東方伊吹伝をお読み頂きありがとうございました。





























 春雪異変も終わり、幻想郷の各所では花見が行われていた。

 賑やかに春を楽しむ面々の中、準備にひた走る大和の前に一人の外来人が姿を現す。


「す、すいませ~ん!」

「あれ、見掛けない顔だね。どうしたの?」

「えっと、ここって何処なんでしょう? なんだか怪しい空気に満ち溢れてますけど……」

「ここ? ここは幻想郷だよ。僕は伊吹大和。君は?」

「あ、ご丁寧にすいません。私、東風谷早苗と言います。気がついたらここに居ました!」



 これは、東方伊吹伝の次なる物語。


 ――――なんて話、『続・東方伊吹伝』 がブログで既に始まってます。

 こちらには一章遅れでの投稿になると思います。やはりブログ優先なので。出来ることなら、ブログで再び皆さまと出会える日を楽しみに待っています。


 それでは、これでおさらばです。


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