幻想郷縁起
よく見る幻の魔法使い
伊吹大和 ～Yamato Ibuki～
能力：先を操る程度の能力
危険度：低(※1)
人間友好度：極高
主な活動場所：博麗神社
挿絵：ナマコご飯13様
当代の大魔導師。かの妖怪の賢者、八雲紫公認の幻想郷の管理者（仮） などと大層な肩書きを持っているものの、とても気さくな元人間で友好関係が人間・妖怪を問わず非常に広い。"困ったことがあり、人間だけで対処できないのなら一番に相談すべき相手" と上白沢慧音が言うほど頼りになるらしい（※2）
強者揃いの幻想郷で広い交友関係を持てる彼もまた、それ相応の実力の持ち主である。近年起こった紅霧異変、春雪異変を博麗の巫女と協力して解決に導いたことから、その実力は窺い知れるだろう（※3）
【性格】
幻想郷随一の人誑かしにして、隠れ女好き。上白沢慧音が好みだと公言しているが、当の本人には冗談だと思われ相手にされていない。その理由としてあげられるのが、嘗て彼と共に最強の名を欲しいままにした巫女の存在がある（※4）
陽気で呑気な人畜無害と呼ばれる彼も、一度戦いとなると鬼のような形相を見せる。しかし基本的に人畜無害なため、人妖問わずに仲良くなることが多いようだ。幻想郷でも古参に含まれているので、今ではいい先輩として年下から慕われている（※5） それでも苦手だったり嫌っている者もおり、嘗て辛酸を舐めさせられた妖怪たちからは少なくない怨みを買っている。しかし彼を慕う者がそれを許すことはなく、本人に悟られないように日夜戦っているとかなんとか。
何か困ったことがあるのならば、そんな彼に一度相談してみるのはどうだろうか。
【鬼の子供】
広く噂されているように、鬼の息子らしい。幻想郷に鬼は存在しないはずなのだが、ときどき小柄な鬼を肩車しながら人里を歩く姿が見受けられる（※6）
【能力】
氣と魔法を用いた、魔法使いにしては珍しい近接格闘の達人。大陸の武術に通じているらしく、複雑奇怪な動きで相手を翻弄する。
能力も強力で、未来の光景を見たり魔力の先取りが出来る。つまり、その気になれば未来を変えることすら可能だ。それでも自身からは積極的に変えようとしない辺り、力の重さを理解しているように思える。
これだけ見ればどこのスーパーマンかと思うが、彼に才能と言うものはない（※7） 本人曰く"もう伸びしろもない" とか。
※1:ただし女性は除く。覗きをしていたこともあるので、年頃の女性は要注意。
※2:実際は解らない
※3:曰く、あの八雲紫を地に付けたとか
※4:不埒なことを考えると腹痛が襲うらしい。巫女の呪いかと思われる
※5:幻想郷のロリータコンプレックスと呼ばれて数百年。外の世界基準なので、詳しいことは解らない。
※6:それが母親との噂
※7:自他共に認めている事実。努力は裏切らない結果だと思いたい
