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東方伊吹伝  作者: 大根
断章:未来の子供たち
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小さな大ファン



魔法の森の入口近く。その場所にあった僕の家は改装され、香霖堂と名付けられた店と代わっている。店主は羨ましいを通り越して妬ましい程に身長の高い森近霖之助くん。霖之助、と呼び捨てにしてもいいほど僕の方が年上なんだけど、身長の差のせいか呼び捨てにするのは憚れている。



「……霖之助くん」


まぁそんなことはどうでもいい。今日は目の前で額から汗を流しているこのイケメンに大切な用事があって来たのだから。



「なんだい大和君」


「まだ此処の家賃払ってもらってないんだけど」



そう、この家はタダであげたわけじゃないのだ。自分の店を持ちたいと言っていた霖之助くんに僕が家を売ってあげた。霊夢を育てることで家を開けっぱなしにするからほとんど投げ捨てる勢いだったけど、それはそれ。初めての商売相手に僕がなってあげたのだ。



「……そうそう、この前面白い服を手に入れてね。黒色の『じゃーじ』 と言うものなんだけど、君の髪の色ともすごく合いそうなんだ。どうか着てみてくれないか?」



こ奴め、今日も・・・物で買収するつもりか。この前は変な箪笥だったっけ? ……ふん、そんな物で僕を買収できるなんて……



「お、すごく動きやすいねこの服。けっこう丈夫そうだし、魔法を掛けておけば十分戦闘服としてもやっていけそう」

「そうだろう、そうだろう! 君の為にほつれたところは直しておいたからそのまま着て帰ってくれて構わないよ!」

「このまま帰れ?」

「いやぁ……今回はそれで許して欲しいね」



むぅ……今回は良いもの貰っちゃったからなぁ。それに僕も鬼じゃないし……鬼になれるのなら成りたいけどさ。使用が無い、今回はこれで許してあげ…れないね、僕だけ新しい服だったらあの子たちに何言われるか解ったもんじゃない。



「霖之助くん、ちょっとお願いがあるんだけど。聞いてくれたら今日のところは帰ってあげるのも吝かじゃないよ?」

「素晴らしい脅迫どうもありがとう。それで、僕に何をさせるつもりだい?」

「子供用の浴衣を二着、新しい巫女服を一着用意してもらえない?」

「浴衣は今度の縁日用だろうけど二着もかい? 巫女服は霊夢の分だろうけど」


「浴衣はルーミアちゃんと霊夢の分だよ。巫女服についてはまぁ……そろそろあの子も自分置かれている立場も理解しないといけないからね。酷だけど、それが博麗の巫女の在り方だから」



あの子ももう8歳になる。軽い修行は始めているけど、そろそろ次の段階に進まないとならないから。だから僕も心を鬼にして霊夢と向かい合う時期が来たということだ。


……駄目だなぁ、僕は。出来ることなら全部放りだして霊夢を育てていたいなんて思って。全部自分の捲いた種なのにさ。



でもそんなことが出来るはずもないし、許されるわけもない。だから今回が最後。僕が表立って霊夢を可愛がって一緒に楽しめる最後の機会に……本当にしたくないです、はい。これからも手を繋いで歩きたいし、おんぶしたいし抱っこもしてあげたい。でも最近僕に甘える数が少なくなって……うぅ……可愛い子には旅をさせろだなんて嘘だよぉ……。


できることなら一生可愛がって面倒見てあげたいです。……霊夢が結婚したら? させるわけないじゃん。そんなふてぇ野郎は全力で潰す! 見敵必殺! 父親は娘を悪漢から守護するノデス



「……君も大概親馬鹿だね。」

「失敬な。子煩悩なだけだよ」



じゃかあしい! 家の霊夢は嫁にはやらん! 絶対にやらん!!



そう言うことももう無いだろう。僕と霊夢の関係は親子でも友人でもなくなるのだから。



「……まぁいいさ、浴衣については明日にでも取りに来るといい。君は運が良いよ、何故か子供用の二着が余ってるからそれを用意しておく。外の世界の流行りモノだから期待して待っててくれ。巫女服は時間が掛るけど、それでもいいかい?」


「それで大丈夫、全部任せるよ」

「了解。そうだ、帰りに霧雨道具店に寄ってくれないか?」

「…? 何かあるの?」


「君の大ファンがいるんだ。会ってあげてくれ」


ほぅ……僕に目を付けるなんて、その人は見る目があるね!


「わかった。じゃあ今から寄って帰るよ。じゃあね」

「ああ、気を付けて」



霖之助くんに背を向けて香霖堂を出る。すると、真っ先に目に入るのは魔法の森だ。可笑しな植物やふざけた魔法生物がひしめく正に魔境と言える場所。貴重な生物が多く、魔法使いにしてみれば夢のような場所だ。だからアリスなんかもこの森に住んでいる。


ここまで来たんだし、また紅茶とクッキーを御馳走になりに行こうかな?


そう決めて空に浮かぶと、森からアリスの魔力がこちらに向けて近づいて来ているのがわかった。残念、紅茶とクッキーは次の機会になりそうだ。



「ご機嫌よう、大和」

「ご機嫌よう……じゃないって、なんで会っていきなり『さようなら』 なんだよ」

「貴方に会うと碌なことにならないじゃないの」

「相変わらず酷いね。友達の少なそうなアリスを思って会いに行ってるのに」

「お世話様、間に合ってるわ」



手をひらひらと振ってさっさとどっか行けとアピール。そんな嫌そうな顔されても何処にも行かないよ?

それにアリスはそう言うけども、ずっと森にいて魔法を研究しているだけなら対人関係は絶望的だと思うんだ。それに魔法使いって一人が好きな人が多いし。僕は嫌だけど。



「でもアリスが出かけるのって珍しいよね。……何処行くの?」

「言ったら付いて来るだろうから言わないわ」

「そこまで解ってるのなら、出会った時点で諦め付いてるんじゃないの?」



一度天を仰ぎ、地に向かって溜息を吐かれた。そこまで嫌なのか、それとも嫌なフリをしているのか……。ま、答えは解っているんだけれども。それにそんなに会ってないのによく僕のことを理解してくれているようで……まだまだ甘いけど。不肖、この伊吹大和、狙った獲物は逃がしません。しつこさに定評のある大和さんですからね! とは文の言だ。



「……時々、何故か貴方を殴りたくなるわ。別にムカついたとかじゃなくて、無性に」

「僕をサンドバックにしないでね!?」

「等身大のサンドバックでも作ろうかしら……」



もちろん貴方がモデルね、と言っているけど、アリスは解っているのだろうか。そんな物を作ったら、ずっと僕がアリスと一緒にいるのと同義なんだけど。リアル人形なだけに。



「まぁいいわ。とりあえず行きましょう」

「お、観念したの?」

「どうせ渋っても無駄だしね。時間は有効に使わないと研究も進まないわ」

「せっかく長命な魔法使いなんだから、じっくりとやっていけばいいのに」

「じっくりでも急いでも結果は変わらないの。それに長命だからと言って惰性で生きてたら、それは死んでるのと同義よ。私は生きてるの」



それは同感。まだ心が死んでない内にやっておけることはやっておきたいし。せっかく手に入れた不老長寿、有効に使わない手はないからね。



「ところで何処に行くの?」

「霧雨道具店よ。今度の縁日で人形劇をする材料を買いに行くの」

「人形劇…? 今ある上海とか蓬莱とか使わないんだ?」

「上海たちも使うけど、衣装がいるのよ。晴れ舞台なんだからおめかししないとこの子たちも可哀そうでしょう?」




◇◆◇◆◇◆◇




僕と霧雨道具店との付き合いは長い。一郎さんが婿養子として入った頃からの付き合いで、僕が作った魔道具を買い取り続けて貰ってかれこれうん十年にもなるだろう。主に魔法の箒を売っていたけど、最近はアクセサリーなんかを売ろうと育児の傍らに画策している。ルビーとかトパーズに障壁を自動で展開できる物なんか作った日には僕も小金持ちに違いない。錬金術って、お金になると思うんだ!



「せんせー、魔法を教えてよー」

「いや、ね? 魔法は難しいんだよ……?」

「そんなことないよー。なーせんせー、別に教えてくれるくらいいいじゃんかー」



そんな霧雨家とも一郎さんが亡くなってからは関係が薄くなった。とは言ってもあの頃が異常なまでに深い関係だっただけなんだけどね。だから今日は僕の大ファンがその霧雨家にいると聞いて、一郎さんみたいな子だったらどうしよう? と店の前に着いて初めてビクビクしていた僕。でも実際は一郎さんなんかよりだいぶマシな子で、かなり問題アリな子が待っていた。



「あのね、魔理沙ちゃん。僕の魔法は特化しすぎて教えるとか出来ないの。解るかな? 考えるな、感じろ。そう言われたら解る?」

「わかんない!」

「アリス先生! チェンジで!!」



霧雨魔理沙。霊夢と同じ歳くらいの女の子だけど、無口な霊夢と違ってよく喋る。店に入るとすぐ目に入った鮮やかな金髪の女の子だったけど、始めは店に訪れた僕らと一瞥するに留まっていた。ところが、アリスが僕の名前を呼んだと同時にこちらに駆け寄って『伊吹大和?』 とクリクリした目を向けて尋ねられた。


突然そう聞かれた僕もちょっと驚いたけど、霧雨家の子供だし少し可愛がってあげようと思って自己紹介をした所、魔法を教えてと言い寄られて現在に至っている。可愛がってあげるつもりが、困惑させられてます。流石穢れを知らない子供パワー、汚くなった僕にその純粋無垢な姿は目に痛いです。


そんな悶え続けている僕はアリスに救助を求めた。求めたのだが……



「店主、この生地はいくらかしら?」

「―――でどうでしょう?」

「ちょっと高いわね…。―――でどう?」

「アリス無視しないでー!?」

「なーせんせー、いいだろー?」



我関せずを貫くアリス。そして申し訳なさそうにする店主。申し訳ない顔をするくらいならごねる娘さんをどうにかしてくださいよ。



「せんせー、この箒使ったら飛べるの?」

「そりゃあ魔力が透る木を使ってるから飛べるけど……ってこらこら、何やってんの」


それを聞いた魔理沙ちゃんは木に跨ってフンッ、と顔を真っ赤にさせる勢いで力を入れている。なんて言うか、その姿は可愛いんだけどちょっと馬鹿らしい。


「……せんせ、飛べないよ」

「そりゃあ魔力を込めないと飛べないし、飛行用に作って無いから初心者には尚更かな」



ぷぅ~、とふくれっ面になった姿に僕も苦笑するしかなかった。子供はいいね、楽しみが簡単に出来て。僕も子供の頃は楽しかったから、なんだか少し懐かしく感じるよ。―――せっかくだし、少しだけならいいかな? 僕の大ファンらしいからサービスしてあげよう。うん、それがいい。



「魔理沙ちゃん、その箒持って外に行こうか」

「教えてくれるの!?」

「フッ、君は運が良い」

「やったー!!」

「見せてあげるだけだけどね!」

「……えぇ~!?」



喜びが一転、ぶーぶーと文句を言いながらポカポカ叩いてくるのを見ているとついニヤけてしまう。最近霊夢がそこまで甘えてくれないからか、なんだかすごく癒される。このくらいの子供はやっぱりこれくらい元気があった方がいい。霊夢は良い子だけど、感情の起伏がそれほど見られないからなぁ…。



……文句の中からケチやらドケチやら後から聞こえてくるけど、そんなこたぁ僕には関係ないのです。子供に何か言われて腹を立てるような大人は、真の大人とも紳士とも言えないのです。何せ僕は紳士だからね。



「どけちー。あほー」


そう、例え何を言われようと―――


「へたれー、ぼけー。ちびー」


一児の父あり、真の紳士である僕は―――


「せんせーの、えとなんだっけ……? え~とたしか……ろりこん!」

「なんだとぅ!?」

「うわ、せんせーが怒った!」



怒るよ! 流石にそれは怒るよ! 誰だこの子にそんな言葉を教えたのは!?



「ご先祖さまの日記に書いてあった。せんせーは『たいへん』…? で『ろりこん』 だって」

「……それは、誰の日記かな?」

「いちろーって人と、その弟だって。お父さんが言ってた」



やっぱりか!? やっぱりなのか!? ……あんのクソ野郎どもめ……死して尚、僕を陥れようとするか…! 今度還ってきたら二度と還りたくなくなるくらい痛めつけてボッコボコにしてやる。霊体とかそんなの関係ない、魔法使いの底力を見せてやる……!



「わたしはその日記でせんせーを知ったの」

「……え?」

「日記に書いてあった。最高の友達で、最強の魔法使いだって」

「――――――そっか。……まったく、あの人達ときたら……」



どこまでも人のことを馬鹿・・にして…



「……? せんせ、目が痛いの?」

「―――ああ、うん、何でも無いよ。……そうだ、魔理沙ちゃんは空を飛んでみたい? 魔法は教えられないけど、空なら連れて行ってあげる」

「うん! その後で魔法を教えてね!」



いや、だから教えるつもりは……まぁいいや。今はこの子にお礼・・をしないとね。



「まずは僕が箒に跨ります」

「はーい!」

「魔理沙ちゃんは僕と向かい合う様に跨ります」

「はい!」

「空は風がきついからしっかり掴まってるんだよ? じゃあ……しゅっぱーつ!」

「しゅっぱーつ!」



短い腕で僕の身体に抱きついた魔理沙ちゃんを気遣いながら、僕はゆっくりと地面を蹴った。澄みきった蒼い空だ、きっとすごく気持ちいい風が吹いているだろう。




◇◆◇◆◇◆◇




「ありがとう店主。予算内で買えたわ」

「アリスちゃんにはお世話になってるからね。次も頼むよ」

「解ったわ。やま―――あれ? 何処に行ったのかしら?」

「家の娘と箒持って出て行きましたけど……気付いてなかったんですかい?」



流石に気付いてはいたけど、そこまで気にしてなかっただけよ。



「――――――!」

「……!!」


「外で遊んでいるのかしら…。店主、また来るわ」

「待ってますよ」



大和、あの子に何もしてないかしら?




◇◆◇◆◇◆◇




「せんせースゲー!!」

「わっはっは、どんなもんだい!」

「凄いせんせ! 魔法教えて!」

「わっはっは! 断る!!」



空中散歩をしている間、魔理沙ちゃんはずっと歓声を上げっぱなしだった。最初こそ高度に怖がって震えていたけど、少し経つと自分から身を乗り出すようにするので僕の方が肝が冷えたけど。


楽しんで貰えて良かった。十分に散歩を堪能して貰って着地した後、僕を待ち受けていたのは思っていた通りのおねだりの嵐だった。



「せんせ、わたしも空が飛びたい!」

「そう言われてもなぁ…」



この子の保有魔力は人間の子供にしては多い方だけど、それで通用するのかと言われれば答えはNOだ。そりゃあ単に空を飛ぶだけなら何も問題ないだろうけど、好奇心の多そうなこの子なら必ず次の段階に進みたくなるだろう。そうすると僕のように必ず人間の限界に突き当たる。それを越えさせるのが師の役割なんだろうけど……正直僕には出来ると思えない。ふざけた方法で強くなった僕が思いつく修行法なんて右へ倣えくらいだし。そんなの、この子が耐えられるわけもないだろうし。



結局、下手な力は怪我の元にしかならない。魔法を教えるにしても、武術を教えるにしても中途半端に教えるのだけは絶対にしたら駄目なことだからね。



「飛行魔法くらいなら別にいいじゃない。その後の事はその後で決めさせれば」

「アリス!?」

「何よ、別にそれくらいなら貴方でも教えられるでしょう?」



おおー! と声を上げているけど君は解ってくれるだろうか。僕が修得した時はご丁寧に空中から落されただけだからね? 魔力制御できれば大丈夫だろうとか無茶苦茶言った人達に殺されかねなかった状況だったからね? その辺解ってくれてます? むしろ体験してみる?



「それよりも大和。今度の縁日で私に付き合いなさい」

「………へ?」



ここおこおこ!? これはデートの御誘いなのかッ!? ならば僕は受けて立つしかない! 真正面から受け取って抱きしめてやんよ!



「人形劇の背景にも魔法を使うんだけど、貴方の幻術ならそれも楽でしょ」

「そんなことだろうと思ったよチクショーッ!!」



ケッ、どうせただの幻術馬鹿ですよ。背景担当ですよ。……言ってて悲しいね…。



「せんせー達、今度の縁日で何かするの?」

「人形劇をするの。魔法が好きなら見に来れるといいわ。そこで黄昏ている馬鹿の特一級品の魔法も見られるから、たぶん楽しいんじゃないかしら?」

「おおー! せんせーの魔法、楽しみ!」

「人形劇はどうかしら?」

「びみょー」

「……貴方、女の子よね?」

「そうだよー」



魔理沙ちゃんと楽しく話しちゃってさ、僕の扱いとは大違いじゃないですかアリスさん。その優しさの半分でも向けてくれると救われるんだけど。



「せんせ、縁日一緒に回ろう!」


いや、僕は霊夢とルーミアちゃんと回ろうかなー、なんて思って……うん? そうだ、霊夢も友達が出来ればもっと明るくなってくれるかも……。よし、魔理沙ちゃんには霊夢と友達になって貰おう。……霊夢断ったりしないよね…?



「大和、他にも誰か誘えば? ……この子に世界と言うものを教えるのに、これほど良い機会は無いかもしれないわよ」

「……僕は時々、アリスが優しいのか残酷なのか解らなくなるよ」

「良くも悪くも現実主義者なのよ、私」



まぁアリスの言う通りかもしれない。これで怖気づいて引き下がってくれたら一番いいんだけど、この子は無理かなぁ。アリスはああいったけど、子供には二種類いる。本能で危険を察知して身を引く子と、そんなものは気にせず進む子。この変は子育てして気付いたんだけどね。


まぁこの子は後者だと思う。なんかどっかでこんな無鉄砲な子がいたような気がする。その子にそっくりなんだよね、誰かはしらないけど。



「それで大和、誰を呼ぶの?」

「そんなの、決まってるじゃないか」


ニヤリと笑ってアリスを見ると、顔を少し歪められた。残念だねアリス、君がそんな事を言うから悪いんだよ? 言わなかったら僕だって、こんなことしようとは思わなかったんだからね?



「裁判長から吸血鬼まで、全員呼んでの大縁日だ!」

「あぁ……私の大馬鹿。こいつはこういう奴だったのを忘れるだなんて……」



紅魔館、白玉楼、妖怪の山、地獄、あと出来れば永遠亭。人里が吹き飛ぶかもね?



どうしてこうなった!? と、頭を抱えているじらいです。最近書けません。本当に書けません。これも3回くらい書き直しましたorz 本当なら縁日とかしないはずなのに、ちょっとやってみようかなと手を出してしまいました。おまけに初めて大量にキャラが出るし…一人称でどこまでできるのやら不安に思います。


書けない時には『人には言エナイヨ』な話が頭に浮かんでくる私はもう末期。PCのメモ帳が大変粗ぶってますorz しかもつい最近TVでやっていた冬季うつの項目を全て網羅しているなんて…どうなっているんでしょうね。私はうつじゃないです、変態ですとでも言えと?


とまぁ冬に向けて更に頭が冷えるどころか沸騰しっぱなしの私は放っておいて、次回は縁日です。全員でます。全員です。萃香たちは出ませんがね! とりあえずそれぞれの場所から数人は出て貰います。正直自信がないので縁日の話は無かったことに…と冗談が言える間に書いておきます。それでは


あ、魔理沙のモデルは某映画の鈴木オートの子供ですw 解る人いるかな?

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