アイ アム ストロング
副題はアイ アム ストロング(笑)
紫さんに啖呵を切ってからどれくらいの年月が経ったのだろう。華扇邸の道場は、風のざわめきや虫や動物の鳴く声以外は何の音も無い世界になっている。家主であり、一応は僕の面倒を見てくれている華扇さんも僕と同じように隣に座り、座禅を組んでいる。チラっと薄めで隣に目をやると、真剣な面持ちで禅を組んでいる華扇さんが目に入る。相変わらず自分にも厳しい人だね……っと、いかんいかん。見惚れている場合じゃない、集中集中……。でもこうやって目を瞑っていると、まるで周囲の時間が止まっているかのようにすら感じられるね。
そう言えばパチュリーとの文通も届かなくなってからもう長い。後は貴方次第、そう書かれた手紙を最後に届かなくなった。僕としてはまだ力を借りたかったのだけど、そう言われてしまえば手を引くしかなかった。末端とはいえ、僕にも一魔法使いとしてのプライドもあるのだ。
「大和、そろそろ時間よ。支度しなさい」
「あ、はい解りました」
隣からそう声が飛んで来た。隣を見てみると、まだ目を瞑ったままの華扇さんが座っている。どうやら今日はお見送りはないらしい。
結局華扇さんは精神修行以外は何も見てくれなかった。ごねにごね、一度だけ遠方の場所に移動する『縮地』 と言う技の修得チャンスを手に入れたのだけど、結局僕には修得出来なかった。曰く『呆れるほどに才能がない』 だって。百年以上同じことを繰り返せばあるいは、らしい。……その日の夜には一人枕を濡らしました。次の日の朝、目が若干腫れているのを椛に見つかったのが恥ずかしかったです。その心遣いにさらに胸を抉られましたよ……。
そんなこんなで色々とあったけど、座禅ばかりの変わり映えしない時間の中、一通の文が僕のもとに届いた。
――――――久しぶりに白玉楼にいらっしゃいな。話たいこともあるし、歓迎するわ。
文から届けられた文にはこう書かれてあった。差出人は西行寺幽々子さん。季節に沿った挨拶から始まっているのだけどそれは割愛。一流階級の人が出す文のように季節の風流を謳う挨拶から始まっているのだけど、僕にはさっぱり解りません。学がなくてすいませんね、ほんと。とりあえず本文を要約するとそう書いてあることは解ったから別に問題ない……はず。
しかしこの文、驚いたことに僕の家に届けられたものではない。なんでも人里で取材をしていた文が、妖忌さんに『この文を山にいる大和殿に渡してもらいたい』 と言って渡されたらしい。……いったいどうやって僕が山にいることを知ったのだろう。紫さんにも聞いたのだろうか?
そうするとこの文にも警戒してしまって、迂闊にほいほいと白玉楼まで行くことができないんだよね。そうやって一人で云々悩んでいると華扇さんが、
『行ってきなさい。八雲紫と西行寺幽々子は確かに友人だけど、この件に関しては何も関与してないでしょう。―――そうね、もし何かあれば私が動くわ。だから貴方は何も心配しなくていい』
と言ってくれた。行けば何が待っているのだろうか、罠の可能性は万に一つも無いと言えるのだろうか、なんて不安は拭えないけど、僕は結局行くことにした。お世話になった尊敬できる人に胸を張ってああも言われたら、僕としても行かない訳にもいかない。母さんの友人で家族の一員(仮)。それだけで信じるに値するから。
「じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃい。―――呑まれないようにね」
何だろう、最後の一言ですごく不安になったよ…。
◇◆◇◆◇◆◇
白玉楼。亡霊の姫が住む場所。行ったことは数えられる程しかないけど、あの見た目麗しい西行寺さんのことは今でも憶えている。もちろん傍に控えていた妖忌さんも。それほど仲が深いわけでもないのに、いったい何の用があるんだろうね。……ああ言っておいて何だけど、実は西行寺さんと会うのは少し楽しみだったりする。何と言っても美人だし。
少し胸を高鳴らせながら白玉楼への長い階段を昇る。とは言っても、先が見えないほどに長いので飛んで横着をするのだけれども。
長い階段ももう終わりに近づいたころ、一つの異変に気が付いた。前に来た記憶通りならこの辺りから人魂が漂っていたりするはずなのだけど、何故か今日は人魂が一つも漂っていない。それどころか、辺り一帯には張り詰めた空気が充満してきている。所謂、殺気と言ったところか。少し温いような気がするけど、それでも油断は禁物だ。何と言っても色々と危ない状況に身を置いている僕だ、思っていた通り嵌めらた可能性だってある。この温い殺気も、僕を油断させる為の物かもしれない。
でも真正面から対決すると言いながらも、紫さんは僕を嵌めたのか。そう思うと沸々と怒りが沸いてきた。何処までもふざけた真似をしてくれる…! でも今の僕ではまだ勝てない。それなり以上に闘える自信はあるけど、魔法が完成していない僕では勝つことは絶対にない。だから引き返そうと思った瞬間、正面から小さな姿がすごい速さで飛んで来ているのが見えた。
「伊吹大和――――――覚悟!!」
「こ、子供!?」
まだ小さな子供が、身体よりも大きい剣を振りかざしてきた。避けることも十分に出来た。しかしいきなり現れた子供に、しかも見ず知らずの幼い剣士に命を狙われるという妙な出来事に驚いていると、気付いたころには懐にまで入り込まれていた。
「斬り捨て御免!!」
鋭い一撃―――あの剣を腕で受け止めるのは、例え魔力や気で覆っても無理だ!
直感的にそう頭に過った僕は後腰に差した短剣を抜き取って逆手に構え、上段から振り下ろされる剣を受け止めた。甲高い音を残して短剣と長剣がぶつかり合う。その先には、まだ十に届くか届かないかの年齢であろう幼い少女が、自身よりも長い剣を握っている姿が見てとれた。
「ちょ、ちょっと待って! 君は誰!? 何でこんなことを!?」
「そんなこと、斬れば解る!!」
「何その理屈!? 君って辻斬り!?」
「辻斬りじゃないッ! おじいちゃんの教えを馬鹿にするな!!」
「うわっ危なっ!」
辻斬りか、そう言った途端にいきり立つように激昂して、目の前の子供は剣を振り回した。そこには初撃のような鋭い太刀筋は消え、今となっては駄々っ子のように剣を振り回しているようにしか見えなくなった。当然ながらそんな剣が仮にも上級クラスの僕に当たる訳もなく、太刀筋の無茶苦茶な剣は虚しく空を切っているだけだった。この子は武術家で言うところの弟子クラス……下級~中級クラスと言ったところか。
なら、僕とはあまりにも実力が違い過ぎる。手を抜いて相手をしないと……間違って殺してしまうかもしれない。
それにしても、おじいちゃんだって? いったい誰のことを言っているのか目の前の子供をもう一度しっかりと確認しみよう。そう思って当てない様に蹴り繰り出して距離を取ろうとした。僕だって子供相手に本気になるほど大人げない大人じゃないつもりだ。力を抑えて、ゆっくりと――――――
「ぐはッ―――!?」
「―――…へ?」
当てない様にしたはずなのに、僕が放った蹴りはそのまま子供の横腹に突き刺さってしまった。子供はそのまま地面に向かって吹き飛び……激しい音と共に階段に激突した。……だ、大丈夫……だよね…? 今、反射的に腕で胴を守れてた…よね……?
「…………」
「……こ、これはもしかして、もしかするともしかしたアレなのか……? や、やっちゃった……とか…?」
ち、力はちゃんと抜いた! 避けれるであろうギリギリの速度で蹴りを放った! だから普通は『お前も中々やるな!』 みたいな感じで距離を取ってからお互いを称えるところじゃないの!? なんで吹き飛んでるの!?
今まで闘ってきた中で一番と言っていいほどに血の気が引いた。急いで倒れている所までいって、左手を首筋に、右手を胸に手を当てて心臓が動いているか確かめる。…! 手を当てた胸が上下しているのが確認できた。
「う――――――あ……」
「よ、良かった! 早く治療を……って僕には治癒魔法なんて使えないし――――――白玉楼で手当てしてもらうしかない!」
砕けた階段の上で大の字になって呻いている辻斬り子供を抱いて、白玉楼まで急いで飛んで行く。
ああもう! 今のくらい避けて貰わないと直ぐに死んじゃう―――じゃない! この子はまだ弱いんだ、昔の僕と同じなんだよ? 今の蹴り、昔の僕なら避けれたかな? ……うん、無理だね。師匠の足が胴に突き刺さる光景が浮かぶってことは無理だってことだ。
……ええい、反省も謝罪もこの子を治療してからだ! とにかく今は白玉楼に急ごう!
しかし余程大事なのか、意識が無いはずなのに握った剣だけは絶対に離そうとはしない。良い根性してるよ、本当に。
◇◆◇◆◇◆◇
白玉楼への門を突き破るようにして潜る。前に訪れた時と同じように広大な土地と美しい屋敷が目に入るも、以前のように感動している暇はない。ごめん! と玄関を開け、屋敷に入る時に大声で一言。到着の挨拶も碌にせずに廊下を走って家主を探していく。胸に抱いた幼い剣士が時折呻き声を上げているのに冷や汗が流れて止まらない。
「あら、来たのね」
そんな僕の心中とは裏腹に、のんびりとした声が奥から聞こえてきた。
「西行寺さん! いきなりですいませんが、この子の手当てをお願いできないでしょうか!?」
「あらあら、妖夢も派手にやられたわね。でもそんなに深刻な顔しないで。見た目よりかなり頑丈だから、そんなに慌てなくても大丈夫よ。奥で妖忌が治療の準備をしているからそこまで運んで下さる?」
「わかりま……うぇ?」
「……? どうしたのかしら、妖夢を奥に連れて行くのでしょう?」
いや、何でこの子のことを知ってるのかなー……って。それに頑丈だから大丈夫って……僕じゃないんですから…。
「……まぁいいです、後で話を聞かせてもらいますから」
「クスクス。ええ、後でゆっくりとお話をしましょう」
◇◆◇◆◇◆◇
「改めまして、よくいらして下さいました」
縁側に座っていた西行寺さんの横に腰を下ろして一呼吸つくと、先程と変わらないほんわかとした雰囲気のままに話かけられた。待たせてしまったかな? と思うも、置いてあるお盆には大量のお茶菓子とお茶が乗っていたので、これでも食べて暇つぶしをしていたのだろう。
「その……すいませんでした。あの子は軽傷だったのにそれに気付けなくて……騒々しくしてしまって」
「構いませんわ。これで少しでもあの子が大人しくなるのだと思えば、安いものですもの」
あのあと西行寺さんの言った通りに奥まで運んで行くと、妖忌さんが塗り薬などの治療具を用意して待ってくれていた。僕が怪我を負っている子供を布団に寝かせると、妖忌さんは何の動揺もなく治療を始めていく。大丈夫なのだろうか、そうやってそわそわしていると妖気さんは『心配せずともこの程度、妖夢にとっては日常茶飯事だ』 と笑っていた。その姿を見た時に『ああ、なら大丈夫か…』 なんて勝手に納得してしまった。何故ならその笑みがね……師匠たちの浮かべる笑みにそっくりだったんだ……。もう直感的に覚ってしまったよ。この子も嘗て僕が通ってきた地獄を味わっているんだと。
「大人しくなる、ですか?」
「どうせいきなり斬りかかって行ったのでしょう?」
「あはは……」
「妖夢の世話は妖忌が見ていますの。もちろん剣も妖忌から教わっているのだけど……どうも頭が固いと言いますか、元気が溢れ過ぎているとは思いませんでしたか? 見ている分としては可愛いのですけど、あのまま大きくなってしまうと色々と困るでしょう?」
「うーん…でもあの子も男の子だし、元気過ぎるくらいがいいんじゃないですか?」
「…………」
「……へ? あ、あれ? 僕なにか間違ってますか…?」
僕がそう言うと、西行寺さんはキョトンとした表情をしたまま固まってしまった。え……? だって妖夢君は妖忌さんのお孫さんで、剣を教わっている。いきなり斬り掛って来る困った子だけど、それも元気があっていいことだと思うし……。あれ? 僕、何か間違ったこと言った?
「伊吹さん? 妖夢は男の子じゃないわ。女の子よ」
――――――は?
「冗談、ですよね?」
「それは私が貴方に聞きたいわ。今日はスカートじゃなかったかしら?」
「……短いズボンでした」
「確かに今は見様によっては男の子みたいに見えます。だとしても少し失礼じゃなくて? 幼いとはいえ、あの子も立派な乙女ですのよ?」
「返す言葉もございません……」
短髪で凛々しいし、あまりにも勝気だったから男の子かと思ってた…。しかも半ズボンで剣まで振るわれたら勘違いしてしまっても仕方がない、なんて言い訳にもならないよね! うわー……倒れている時にちょっと、うん、思いっきり触れて確かめたりしたんだけど。だから男の子だって思ったんだし……こんなこと、本人はおろか西行寺さんに知られたら大変なことになるぞ……。
「どうかしたのかしら?」
「いえ、何でもないです」
「あの子の胸、無いに等しかったでしょう?」
「いや、でもまだまだ子供じゃ……あ゛!?」
「あらあら、これは妖夢が傷モノにされた責任をとってもらわないといけないかしら?」
しまったー!? と思った時には時既に遅し。目の前にはしてやったり、とニタリと笑う西行寺さん。そんな西行寺さんとは打って変わって、僕の額にはじわりと汗が滲んできた。まるで初めての浮気がばれた気分……いや、どっちの相手もいないけど。初めから解っていたのか、それとも鎌をかけられたのかはもうどうでもいい。とりあえず知られたくなかったことを知られたくない人に知られた、それだけが全てです。
「あら伊吹さん、後をご覧なさいな」
「…………」
――――――チャキ
うん、現実逃避はもう止めようか。なんかとても素敵な音がね、聞こえてるんだ。振り向きたいけどね、振り向けないんです。それでもって、ついさっきからとてつもない程の怒気と共に僕の制空圏が侵されているんでせう。しかもね、ほっぺにぺちぺちと冷たいモノが当たってるんだ。
「おい」
「……ナンデショウカ」
「ゆっくり振り向け。ゆっくりだぞ」
「……ゆ」
「ゆ?」
「ゆっくりしていってね! 「天誅!」 ってウソウソ! 冗談だから斬りかからないで!?」
「煩い! お前のような不埒者、私が斬り捨ててくれる!」
振り返った途端に目と鼻の先を切っ先が通り過ぎて行った。ちょっ!? 髪の毛が何本か持っていかれましたよ!?
「おじいちゃん! こんな軟弱者が私の師になるのですか!? 私は反対です!」
「失礼なことを言うな!」
「イタッ!?」
怒り心頭の妖夢君……もとい妖夢ちゃんの頭に、何時の間にかその後に立っていた妖忌さんが拳骨を落した。ゴンッ! というイイ音が響いた頭を両手で抑える妖夢ちゃん。よほど痛かったのだろう、若干目に涙を浮かべている。……それでも唸りながら僕を睨んでいるんだけどね。
まぁ小さい子に凄まれても何とも思わないから別にいいんだけどさ。それよりも聞き捨てならないことが聞こえてきたよね、今。
「あの、妖忌さん? そう言えばさっき、僕が師だとか言ってました……?」
「うむ、師と言うほど大層なものではないがな。互いに切磋琢磨してもらいたい、と言うのが本音だ。孫に経験も積ませてやりたいし、それに君は無手だ。剣を教えろというのにも無理があろう」
そりゃ無理があるね……じゃないよ。今この人なんて言ったの? 師? まだまだ半人前から抜け出せない僕が? 師匠から免許皆伝されたと言っても、まだ一本も取ったこと無い人が師匠になるだって? いやいや、馬鹿を言っちゃだめですよ妖忌さん。
「待って下さい妖忌さん。この子に僕が教えられることなんて一つもないですよ? 妖忌さんが言った通り得物も違いますし、一度立ち会っただけですが、僕の印象ではこの子はとんでもない剣の才能を秘めていると思わされました。そんな子の成長に僕なんかが入り込んでも余計なこと以外起こりませんって」
「そうだそうd「お前は黙ってなさい。……伊吹殿、そう言わずに引き受けて貰えないだろうか。私は君の人となりを見込んで頼んでいるのだ。なに、教えると言っても実際は組手を組む程度のことだ。心配することはないよ」
「それが心配なんですよ……。それに僕、弟子は取らない主義なんです!」
嘘も方便。いや、あながち嘘じゃないんだけど。人の道から外れたような修行をした僕が人に教えるとなると、絶対に人の道から外れた教え方になる自信がある。下手をすれば取った弟子がちょっとした手違いで死人になる可能性だってあるし。だったら弟子なんて取らない方がいいに決まっている。僕以外にも伝手なんて幾らでもあるだろうし。
「ようむようむ~、伊吹さんに胸触られたわよね~。私、確か前言ったわよね~。傷モノにされたら~?」
……ちょっと待って西行寺さん、何で今まで黙ってたのに急に口出しするんですか。しかも何ですかその不吉な予感のする台詞。非常に胸のあたりが苦しくなってきたのですが。逃げ帰っていいですかね? あ、逃げたら容赦しないんですか。そうですか……はぁ……逃げたい。
「責任を取って貰え、ですか? ですが私はこの不埒者が責任を取って師になるのは反対です」
「伊吹さんどうかしら? この子はまだ小さいですけど、大きくなったら私の言った意味も理解できるでしょうし、矯正するのなら今の内ですわよ? それにこの子、私の命令ならなんでも聞いちゃうの。いったいどうなるのかしら~?」
「謹んでお受け致しましょう。ばっちり矯正してやりますよ、ええ。命に変えても。……僕は組手を組むだけ、それでいいんですね?」
「うむ。それで頼む」
よっしやる気出てきたぞー。お兄さん頑張って矯正してやるぞー。逃げ場なんてものはなぁ……最初っからねーんだよこんちくしょー。今決めた、紫さん倒したら絶対に山に籠ってぐうたらしてやる。隠居だ隠居、魔法使いな仙人になってやる。あ、でも御正月には母さん達に会いに行くよ。家族は大切にしないとね、うん。
「なっ―――!? 私はお前など―――」
「認めない、かな? でも自分で言うのもなんだけど―――」
弟子クラス程度の目には影すら映らないスピードで妖夢ちゃんの背後に回り込み、
「僕、これでもかなり強いよ?」
首根っこを掴んで持ち上げてやった。武人なら強い者の言うことを聞きなさい。弱肉強食! う~ん、今となっては良い言葉だね、はっはっは!
「はっ放せ!」
「聞こえなーい聞こえなーい。さぁ組手だ、それ組手だ、とことん組手だ。死ぬほど痛いけど死なないから大丈夫だからねー。さぁ……逝こうか」
怨むなら僕を選んだ祖父と主を怨むがいいよ。僕だってあんな人を選んだ自分を何度も怨んだからね!
妖夢一話のはずが、何だか次も続く勢いになってしまったじらいです。小さい子供って、男の子か女の子か見分けがつかない子供っていますよね? いますよね? いるんです。いると思って下さいorz
次回も妖夢はでますが、たぶん出番は少なくなるはず。時間も飛びます。原作の二歩手前くらいです。霊夢や魔理沙の出番近し。でもその前にイイ男に会っておかないと…。
それと誤解を与えないように言っておきますが、大和の行った生死確認? は無茶苦茶です。真似したら駄目ですよ? …突っ込まないで下さいね! どさくさに紛れて胸触んなよ! なんて突っ込まないで下さいね!
あと質問です。原作開始時の霊夢と魔理沙の年齢って、幾つですか? 正確な年齢が解る人は是非お願いします。