Nate1〜稲妻〜
初めて書く小説なので粗削りです。
ご容赦ください。
誤字脱字を防ぐために生成AIを使用しております。
ご容赦ください。
僕の名前は広川朔太郎。北の大地の田舎に生息する、ごくごく普通(自称)の中学二年生だ。
学校の生徒数は約300人。僕の所属する2年B組は約30人。不登校が2人。まあ、どこにでもある普通のクラスだ。
成績? 中の下。 運動神経? 察してくれ。 髪型? 隠キャ御用達、前髪で視界を半分封印するスタイル。 顔? ……中の上、ってことにしておこう。ここ大事。
文章では「僕」だが、普段は「俺」になる。 家族とネッ友からは「さく」と呼ばれている。
趣味は安定しない。 漫画にどハマりしたかと思えば仮面ライダーに再燃し、気づけばカードゲームに財布を溶かしている。情緒も金も安定しない男、それが俺だ。
そして今。 最大の地獄イベントが迫っている。
体育祭。
本州の人は知らないかもしれないが、北海道では5月にやる。ゴールデンウィーク明け早々、地獄の運動会だ。なぜだ。
特にリレー。
何が悲しくて、最下位になる未来が確定しているレースにエントリーしなければならないのか。
努力? してきたさ。 結果? 出た試しがない。
だから俺は思う。
――頑張らない方が傷は浅い。
どうせ無駄なら、最初から期待しない方が楽だ。
……そう思っていた。
練習中、バトンの受け渡しをするチームと、とにかく走るチームに男女半分に分かれて練習した。
男は走るチームらしい。
正直どっちでもいいのだ。どちらにせよ友達なんていないのだから。
走りながら、ふと女子のチームの方を見ると一人だけ輝いてるように見えた。
当たり前だ。白鷺月詠。誰もが羨む学校1の美女だ。
誰にでも優しくて、そして美しい。
大事なのでもう一度言っておこう。
彼女は誰もが羨む美女だ。
まあ?僕には関係のない話だがな!
「グヘァぁ」
コケた。
練習が終わり帰路に立った。
こんなに清々しい時間はない。誰にも邪魔されず、一人でのんびりと歩けるのだから。
「ねえ、広川くん。」
振り向いた先に、“学校一の美女”。
「前はさ、もっとちゃんと走ってたよね?」
心臓が一瞬止まる。
「……何の話だよ。」
彼女は少しだけ笑う。
「覚えてないなら、別にいいけど。」
そう言って、すぐ目を逸らした。
「てか、家、帰らなくていいのか?」
蚊ほど声しか出なかった。
「大丈夫。家こっちだから」
ヘぇ〜知らなかった。覚えておこう。
「そ、そうなんだ」
あー気まずい!気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい気まずいどーしよう
なんか話題、、、
「……なんでそんなこと知ってんの?」
慌ててそう返してしまった。
沈黙。
あ、やば。踏み込みすぎたか?
「見てたから」
囁くような声。
その一言だけで、心臓がきゅっと締めつけられる。
これが“見られていた”羞恥なのか、それとも別の何かなのか。自分でもわからない。
「……あのさ」
「フェ?!」
自分でも驚くくらい情けない声が出た。腑抜けた昆布か、俺は。
彼女は少しだけ目を細める。
「君、小学生の頃はさ。転んでも最後まで走ってたよね?」
心臓が、止まった。
「人違いだろ!」
反射だった。
違う小学校だ。知るはずがない。知るはずが――
「そっか」
そのときの彼女の目は、なぜか確信に満ちていた。
まるで、全部わかっているみたいに。
「じゃ、私帰るねー」
軽い声。
でも背中は、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。
次の瞬間にはもう遠い。
本当に、稲妻みたいなやつだ。
残されたのは、妙にうるさい心臓の音だけ。
ドクン。
ドクン。
……風邪、かな。
いや、違う気がする。
第一話と言うことで長くなってしまいました。次回からは短くするつもりです。




