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帰路につく六人


 佐田の最後の一言で今日の会合はお開きになりました。

 警察署の外に出るともう辺りは暗くなっており、夕方でした。


 全員目の前の駐車場に停めてある修治の車に乗り込み、帰路につきました。


修治「おい柴田、さっきの話だけどさ」

柴田「あぁ・・・今日は修治の家に行ってもいいか?」

修治「いいよ。というか親とかには言わなくていいのか?よく考えたらお前、退院した初日だろ?」

柴田「もう親には先に話をしてある。授業が遅れている分勉強で分からない事があるから修治の家に泊まると言ってある。着替えと筆記用具とノート、飲まないといけない薬も持ってきてるから。」

 持ってきていたトートバックを開いて修治に見せました。


修治「さすがに用意がいいな。他のみんなはどうする?」

 乃蒼とリュウ、和歌は今日の所は帰宅する事になりました。用事が有ったり、家族に今日の出来事を説明すると言っていました。

 和歌、乃蒼、リュウ、をそれぞれ家まで無事に送り届けました。


和歌「えいちゃん、もし私が手伝う事があれば気軽に言ってね。私の推薦の事とかこれからの事とか何も心配しなくていいからね」

柴田「うん、わかった。何があるか分からないから、くれぐれも気を付けてな」

 少し心配でしたが、どうしても今日は家に帰ると本人が言うので、また今晩メールで連絡を取って見ようと思います。


リュウ「柴田、またなんかあったら教えてな。今日はどうしても店の手伝いをしないといけなくてな。約束してんだ親と。休みなら手伝いなさいってうるさくてな(笑)」

柴田「勿論。手伝いは仕方ない。その時は直ぐに連絡する」

乃蒼「リュウ、またね」

リュウ「乃蒼、また仕事終わったら連絡するわー、ほんじゃ」

 乃蒼はなんだか名残惜しそうでした。きっとリュウの事が好きになったのでしょう。


 乃蒼「みんな今日はありがと、まったねー♪」

 乃蒼はいつものように元気に車から降りていきました。


修治「じゃあ、俺達も帰るかー」


 

 暫く車は走り途中夕飯を買う為コンビニに寄り、その後山の麓にある修治の家に到着しました。

柴田「一回来たことあって、わかっては居たけど、結構お前んち物騒なとこにあるよな」

修治「あぁ、ここは元々親の別荘だからな。不便だから車が必要な場所だろ?さぁ降りた降りた」

 私と早川は修治の車から降りました。


早川「ここが修治の家・・・・・結構でっかいね・・・」

 白い洋風の立派な家でした。家の横に車が沢山停まりそうなガレージ小屋が建っていました。両隣には家が無く、所有している土地自体もかなり広そうです。


柴田「まぁ・・・金持ちだからな、単純に」

早川「ここに一人暮らししてるの?」

柴田「うん、俺はそういう風に聞いてるよ」


 私達は修治の家に泊まる事にしました。修治と早川と今後について話をしなければなりません。

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