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首謀者


柴田「その行方不明者っていうのは、当日に蛇頭ヶ丘に行くと誰かに言って外出したんですか?」

末広「ううん、調べたら一人暮らしだったみたい。日数が経ってバイトの無断欠勤が続いたみたいで、勤め先の店長さんが家まで行って、それでも居ないから実家の両親に連絡した結果、行方不明が判明したのよ。そこから彼の調査が始まったんだけどね。今回の事件でその人の骨が見つかってるわ」

柴田「という事は・・・・その人一人だけじゃなくて、あそこの中には燃やされた人間が何人も入ってるっていう可能性がありますよね?」

末広「その通り、蛇頭ヶ丘旧トンネルは今完全に封鎖してずっと調査をしている状態よ。これからゴロゴロ事件の証拠があそこから出てくるはず。だからあなた達だけ襲われたわけではなく、日常的にあの自殺幇助サイトで捕まえた人をあいつらは殺してたって事になる。勿論、場所は蛇頭ヶ丘だけではないかもしれないけどね」


 私達は恐ろしい事実を知る事になってしまいました。あの場所が殺人現場になっていたなんて・・・・。


末広「先日亡くなった業者側だと思われる青年の家の家宅捜索をして部屋に設置してあったパソコンを調べたのよ。ログから何から何まで。・・・・でも証拠となるものは一切出てこなかった。スマホもどうやらお互いのやりとりを全て消去していてね。多分誰かが依頼してきて、大丈夫そうならその時だけ集まっていたような、そんな関係性?なのかな」

リュウ「因みにその二人が業者側だと言われているのはなんで?」

末広「車の中に新品のナタの予備があったことがまず一つ。二人の共通点は同級生で、同じ職場に勤めていてほぼ同時期に辞めている。前職の上司の方に聞き込んだら、退職理由は新しい会社を友人と一緒に設立するという理由だったそうだわ。だから元々交友関係があったのよ。他の亡くなった二人は共通点無し。家のパソコンも確認済みで、完全にあのサイトに登録したユーザー側だった。」

柴田「その一緒に会社を設立する友人って言うのがその・・・・・・太った青年・・・・」



末広「柴田君正解。そういうことよ、・・・・蛇島宗吾へびしまそうご当時34歳。現在指名手配中よ。彼があなた達を襲った張本人。この中で顔をちゃんと見た事ない人も居るようだから、顔は必ず覚えておいて」


 と言うとスクリーンの写真があの太った青年に切り替わりました。



柴田「こ・・・こいつだ・・・・」

和歌「うん・・・・もう忘れもしない・・・・」

リュウ「くっそ野郎・・・・・」



 蛇島は、あの蛇頭ヶ丘の地理を完全に知り尽くしていました。動きもどこに何があるのか分かっているような俊敏さがありました。階段をあの大雨の中慣れた感じで降りていたし、和歌と隠れていたあの旧トンネルの中もあいつは調べてきた。きっと俺達が脱出時に登った木もある程度予測できていたに違いない。

 あいつは常日頃からああいった自殺スポットを訪れて人を殺している。自殺スポットというか奴らからすれば完全な殺人スポットだ・・・・。

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