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2人


 それでも勇気を出して今和歌は頼りない私を選んで心の奥底を話してくれました。私がこの肝試しに来るという事を聞いて、彼女の中で今日話す決心をしたんだと思います。私は彼女を好きになって良かった。最終的には私を信じて話してくれていました。


 行為後、暫く下着姿で過ごしており少し肌寒くなってきた為、私達は服を着ました。服を着た後もじっと、2人で見つめ合いました。彼女の家がもし仮に裕福であれば、バドミントン部での功績は必要なかったのかもしれませんが、彼女の人生を切り開いた先は部活動でした。


 あんっ・・・・・・あんっ・・・・・・



 直ぐ近くで乃蒼の喘ぎ声が聞こえました。いよいよリュウ達の方も始まったようです。


和歌「ちょっと・・・もしかしてさ、私達の行為もリュウ達に見られたかなぁ?」

柴田「いいよ、別にあいつらに見られても。ただ俺は久々だったから下手になっていたかもしれない(笑)まぁ話し声は聞こえやしないし、真っ暗だし大してよく見えないから。堂々としておこう。・・・そういえば乃蒼もムラムラだっただろうなぁ。最近乃蒼は彼氏と別れたって風の噂で聞いたし、ちょうど彼女居ないリュウが居たからグッドタイミングだろうし」

和歌「ええ(笑)そうなの?(笑)」

 私達は笑い合いました。


 乃蒼の喘ぎ声を聞きながらまた暫く夜景を眺めていました。

 しっかし、夜景に邪魔だなぁ乃蒼の喘ぎ声・・・・・・。



和歌「ねぇ。不思議だよね。全然知らない町の夜を遠くから見ているだけで何故か感動してるのよ。私達が普段住んでいる街がよっぽど街中なのかって痛感するわ」


 私達が住んでいる地元ではこんなに綺麗に見える夜景はありませんでした。

 なので恋人が出来ても夜景を見に行くという風習は無く、デートも専らコンクリートジャングルの中でした。


 天気予報通り、雨が少し降ってきました。

柴田「木の下に行こうか、このままだと濡れてしまうかも」

和歌「そうね、移動しようか」



 ガサガサっ・・・・・・


 ガサガサっ!!・・・・・・


柴田「・・・・何の音?動物か?・・・・・修治?・・・・」


 私達が移動をしようとすると、敷地の奥の方から草を掻き分けるような音が聞こえてきました。

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