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謎の音


和歌「ねぇ、この音何?」


 ヒュー・・・・・

 ヒュー・・・・・

 ヒュー・・・・・


 瓦礫の方から何か奇妙な音が聞こえているのです。何の音か分からない、風の音なのか、捉え方によっては人が呼んでいるようにも聞こえます。


 この音が気になってしょうがありませんでした。

乃蒼「だれか、あのトンネルの瓦礫登ってみる?」

和歌「そこまでしなくてもよくない?結構トンネル高いし、危険だよ」

修治「いやせっかく来たんだし、登ろうぜ。柴田、俺と一緒に登ろうぜ」

乃蒼「私もヒールじゃなかったら登りたいけどなぁ」

リュウ「乃蒼お前、気付かなかったけどヒール履いてきたの?こんな山道に?」

乃蒼「だって可愛いじゃん、これでも一応低めのヒールなんだよ」


 どう見ても高いですけど・・・・・。


 旧トンネルを前に全員でごちゃごちゃ言っていましたが、修治はここにきて更に危険な事をしようとしています。


 この音の正体を確かめようと言うのです。

修治「ここまで来て、正体を確かめずに帰るなんて男じゃないぜ?」

 男かどうかを問う質問。これが一番卑怯なのです。男である私がやらざるおえないじゃないですか。

 私は修治とトンネルの両サイドに立ち、瓦礫を掴みました。

修治「柴田、お前そっちから登れ。俺はこっちから登る。」


和歌「えいちゃん、気を付けて」

 和歌が私の後ろから祈っています。和歌の方が私よりも運動神経が良いので和歌が登った方が良いような気がするのですが、気のせいでしょうか。

 瓦礫についてはトンネルが崩れて降ってきたものではないような気がします。わざとこのトンネルを使用出来ないようにする為に他の場所から要らなくなった瓦礫をこの旧トンネルに持ってきたような物だと思われました。

 修治を横目に登り続けました。


 ヒュー・・・・

 ヒュー・・・・


 音がだんだんと大きくなっていきました。

 なんなんだこの音は・・・気持ち悪い・・・・・なんて耳障りの悪い気味の悪い音なんだ・・・・。

 

 ・・・・・・・・

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