フェンスの向こう
修治「柴田、先頭で行って。俺が最後に入る。」
修治から指示が入りました。
先頭から私、和歌、リュウ、乃蒼、早川、修治の順番で入る事になりました。なぜこういう時だけ自分が一番先頭なのでしょうか。いつもです。でも先頭を任されるという事は信頼されているからなのでしょう。
1人1人順番にフェンスの端から奥の道へ入っていきます。
正面を見ます。ほんの少しだけ地面の舗装が残っています。両サイドの木で空がほとんど見えない状態になっていました。
保守作業用とか言っていましたが、保守なんか一切行っていないような様子でした。閉鎖だけして終わりという状態だったと思います。工事をすると事故があったり、人が死んだりしたという噂も聞いたので仕方ないのかもしれませんが・・・・。
有名な心霊スポットなだけあって、よく人が来るのでしょうか。通って来たフェンスにスプレーか何かで大きなラクガキがしてあります。「この先立ち入り禁止」という札も奇妙な赤文字で書いてあることが確認できました。みているだけで気持ち悪いです。
その他、「死」などの言葉。陰鬱な言葉の数々が書いてあり、先頭で入った私はそれを眺めていました。
和歌「えいちゃん、なんかとんでも無い所に来ちゃったね」
二番目に入って来た和歌が声をかけてきました。
柴田「なんかいかにも心霊スポット・・・って感じだけど気味が悪いなやっぱ。なぁ和歌、俺の懐中電灯だけ灯りが小さくない?」
和歌「あっほんとだ。修治!先頭歩くのにこの小さい懐中電灯じゃまずくない?大きいの持ってる人と交換しようよ」
私達は慌ててリュウが持っているものと交換しました。
修治「柴田が、我儘で困ってるよいっつも」
柴田「俺がいつ我儘言った?(笑)人生で一回くらい俺の言う事を聞いてくれ」
全員少し笑顔になりましたが、正面の道を見るとまた冷静になります。
修治「因みに、電池の替えはないからな。省エネでいこう」
気持ちはわかりますが、一体どうやったら省エネ使用できるのでしょうか。
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