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得体のしれない場所へ


柴田「修治、早川。この手前のフェンスの横の隙間から入って進むと旧トンネルに向かうことが出来るらしい。あの車の中の人に教えて貰った。車ではフェンスに鍵がかかっていて入れないみたいだ」


修治「そうか・・・・いや、どういう人達だったの?変な人?何人いたの?」


柴田「車には4人の男が乗ってた。素直に言うと、あまり俺達の友人には居ないようなタイプの人間だった。見た目だけだと俺達よりもだいぶ年上だと思う。でもしっかり旧トンネルの事とか教えてくれたよ」


 率直な感想を修治達に言いましたが、正直言ってあまり関わりたくない連中でした。みずぼらしい服を着ていたし、なんだか喋りながらもジロジロ私や私の背中の向こうに居たリュウの顔を見てくるのです。いずれにしても話してもあまりいい気分がしませんでした。こんな所で出会ったから話しかけただけであり、普段の生活で交わっても絶対に話しかけないタイプの人間でした。


 いずれにしても先客と、とりあえずの話が出来たので、後ろの安全は確保出来たと思いました。

 フェンス前に並ぶ、私、リュウ、修治、早川、乃蒼、和歌。

柴田「よし、行こう。あのフェンスの隙間からだ」

 フェンスの奥は異様な空気が流れています。もうそれは、見ただけで分かります。

 私は一瞬先客の車を確認してから、先頭で狭いフェンスの脇を潜り抜けました。

 向かう先は一寸先は闇の暗闇でした。懐中電灯だけが頼りです。

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