表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/176

暗闇の山道


 先ほど見た光が少し不安でしたが、そのまま私達が乗る車は狭い山道を走って行きました。

 確実に目的地に近づいているので、少し全員緊張していました。


和歌「なんかドキドキしてきたね」

柴田「なんかさっき見えた光って赤色っぽかったんだよね」

修治「そうなのか?じゃあ、ブレーキランプってことか?ギアをパーキングからドライブ変えて出発したのか、或いは単純に車を停める為にブレーキ踏んだのか」

 修治が首を傾げます。


 少し登って行くようなイメージのくねくねした山道を車は進んでいきます。両サイドの木の葉に時々接触しながらも確実に車は進んでいきました。


リュウ「おい、左手にフェンスがあるぞ」

 リュウに言われるまで全員気付かなかったのですが、先程から進行方向の左手に背の高いフェンスがはってあるのが見えました。

柴田「ホントだ・・・・・ということは・・・・あの中に旧トンネルがあるのかな」

修治「おい、前が開けて来たぞ。」


 山道を登り切ったのでしょうか、急に広い広場のような場所に到着しました。ここは駐車場でしょうか。或いはUターン場所でしょうか。

修治「よし、直ぐに出れるようにバック駐車しとくか」

 念のために修治は旋回し、フェンス前に停車させました。

乃蒼「ちょっと待って、まだ上に登る道路があるよ!」

 乃蒼が指さす方向にはまだまだ上に登る為の道路がありました。昔この道をの使用していた時の回り道でしょうか。道路の前に「立ち入り禁止」の立て札がありました。人の手が入っていることに少しだけ安心しました。


和歌「・・・・・・ねぇ・・・・ちょっと待ってよ・・・・みんな今の見えた??」

全員「え?」


 和歌の言葉に全員が固まります。和歌は立て札付近を凝視しています。

早川「和歌・・・・どうしたの?・・・・・急に・・・・」

この作品が面白いと思ったらブックマークと感想をお願い致します。

広告下の☆☆☆☆☆→★★★★★評価を宜しくお願い致します。

作者のモチベーションアップになります。


作者のエイルはブログもやっております。

是非、立ち寄ってみて下さい。

https://eirblog.com/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ