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柴田と和歌


乃蒼「そういえばさ、柴田と和歌って付き合ってたって聞いたけど!」

早川「私もそれ修治から聞いたよ!それってマジな話??全然知らなかった!!」


 乃蒼と早川がこれまでの話題を急カーブさせて我々のタブーに触れてきます。リュウが気の毒そうにこっちを見ますが、こうなったらいっその事バレた方がすっきりします。

 でもまぁ、この展開はこのメンツで集まると決まった時点で予想していましたが、やはり乃蒼が突っついてきました。

柴田「デリカシーが無い女だなー乃蒼はー-・・・・はいはい、付き合ってました。」

和歌「ホント乃蒼はどんどん土足で入ってくるね」

 私と和歌は直ぐに乗っかりました。言った方がみんなと今まで以上に仲良くなれると思ったからです。和歌も直ぐに私のやり方にのってくれました。


乃蒼「で、付き合ってたのはいいのよ。・・・どこまでしたのよ?マジで気になる」

柴田「はいはい、ここまでここまで」

 乃蒼の馬鹿な部分の歯止めが効かないので、なんとかストップさせました。


修治「てか・・・・あと1時間くらいかな・・・・ナビの調子がいつになく悪いんだよな」

 運転している修治から不安な言葉が飛び出しました。

早川「確かになんかナビのカーソルが変な動きしてるよね」

 助手席でナビの様子を見ていた早川も不思議そうな顔で言います。


乃蒼「いいよいいよ迷っても、それも冒険だし結局みんな飲み会しました、チャンチャン!♪って感じでもいいよ別に私は」


 和歌が少し不思議そうな顔で言いました。

和歌「ああいう所ってさ、当然閉鎖されてるだろうし簡単に車とかじゃ入れないんじゃないの?まぁ私そういう所に行ったこと無いから全然知らないんだけど」

 

 リュウが焦ったような顔で言いました。

リュウ「なぁ・・・・・携帯電話の電波見てみ・・・・入らないんだけど・・・・」


柴田「・・・・ほんとだ・・・・・。」

 キャリアもそれぞれ違うのに全員の携帯電話の電波が揃って圏外です、どれか一つくらい入ってもおかしくないのですが・・・・・。


和歌「こうなったら引き返す?電波が入る所まで戻る?ナビも多分電波が入らないから調子が悪いんじゃないかな。」

 和歌が的確な事を言います。俺は和歌のそういう所も好きなんです。良いリーダーになれそうな素敵な人材です。実際バドミントン部ではキャプテンでリーダーを担っていますが。

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