車内
早速SUVの車内に入ると、内部は3列シートになっていました。かなり広い室内になっていました。
運転席には修治、助手席に早川。2列目にリュウ、乃蒼が座りました。私と和歌は三列目に座りました。
柴田「・・・和歌、久しぶりだな。こんなに近くで話すなんて」
和歌「ほんとほんと、遊びに行くこと自体久しぶりよね。修治から柴田が来るって聞いたから・・・・本当は行く気がなかったんだけど来ることにしちゃった♪」
なんて嬉しい事を言ってくれるんでしょう。寄りを戻せそうな、そんな勢いを感じます。
修治「柴田、リュウ。そのシート付近に冷蔵庫あるだろ、開けてみてくれないか」
運転席に座っている修治から指示があります。
リュウ「あっ飲み物あるの?ありがとう気が利く・・・・・・えっ!!!!これお酒じゃん!!めっちゃ入ってる!!」
乃蒼「マジで?!修治気が利くじゃん」
乃蒼が飛び上がって滅茶苦茶喜びます。
修治「せっかくの小旅行なんだからさ、酒くらい飲んで勢いをつけないとな。しかも行くのはあの蛇頭ヶ丘だぜ」
修治もなんだかテンションが高いです。
乃蒼「私ビールもーらいっ!」
乃蒼が直ぐに缶ビールを手に取りました。
リュウ「何?!お前普段から飲んでるのかよ!」
乃蒼「当たり前じゃん♪家に帰ったらすぐに飲むわよ。え?他のみんなは飲まないの?お子ちゃまお子ちゃま♪可愛いでちゅねー♪」
乃蒼は俺達をからかってきました。
修治「まぁ現地まで時間かかるから、飲みながら行こうぜ♪」
早川「そうね、そうしましょう。私もこのパーティ楽しもうかなぁ」
色っぽい上目遣いで修治を、見上げる早川。その早川の顔を後ろの席から見るリュウ・・・。
リュウ(か・・・・可愛い・・・・・・早川さすがクラスのマドンナと呼ばれるだけはある・・・・)
柴田「和歌は何にする?」
和歌「私はねぇ・・・・・チューハイとかにしようかな。無糖とかのやつってある?・・・・酔ったら解放してよね、えいちゃん」
おおお・・・・・えいちゃん・・・・・・。
和歌は2年ぶりに私のことを下の名前で呼んでくれました。シンプルにとても嬉しい出来事でした。ただただ素直に喜んでいました。
この作品が面白いと思ったらブックマークと感想をお願い致します。
広告下の☆☆☆☆☆→★★★★★評価を宜しくお願い致します。
作者のモチベーションアップになります。
作者のエイルはブログもやっております。
是非、立ち寄ってみて下さい。
https://eirblog.com/




