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学校閉鎖後の俺達


柴田「二人とも!やっぱやばいってこんな事をしてたら、・・・・さ・・・殺人事件が起きたんだぞ俺達の学校が管理している施設で」

修治「いやいや、もうこうなったら楽しんだもん勝ちでしょうよ」


 修治は一切私の話を聞かずに、車を動かし始めました。付き合いがあるからもう分かりますが、こいつの性格上、全員が共通の休みである大型連休くらいにか思っていないと思います。それならみんなで集まれば良いじゃないかくらいにか思っていないのです。

 学校閉鎖になった意味が分かってないのです。


 1時間以上散々爆走ドライブに付き合わされました。

 あまりにも気持ち悪く私が車酔いを起こした為、コンビニに車を停めて貰いました。

修治「だらしない奴だな」

柴田・リュウ「おえええ・・・・・気持ち悪い・・・・・・」

修治「なぁせっかくだし、クラスの女子、和歌とマドンナの早川美恵でも誘って肝試しでも行かないか?なかなかこんな機会無いだろ」

 また私達に対してとんでもない事を言ってきます。


柴田「肝試し?・・・・・・」

修治「柴田お前和歌の事好きなんだよな?誘ってみようぜ。俺がどうにかアテンドしてやるよ。早川の方も番号知ってるから連絡とってみる。こういう時に高校時代の思い出作って行こうぜ。普段は勉強ばっかりやってんだからさ」

 またまた修治の悪ノリが始まりました。確かに和歌と一緒に遊びに行くのはいいですが、この前の顧問とのあの性行為を見てしまった後なんです。その点についてはドキドキが止まりません。


修治「リュウは誰かいないのか?いい女の子は」

リュウ「早川のことは修治が狙ってるんだよな?うーん・・・・それなら顔というか明るい娘が1人欲しいな。」

 確かにどうせ肝試しにいくのであれば、ムードメーカー的な人間が1人欲しいという気持ちが出てきます。リュウのチョイスは当たっているかもしれません。

修治「OKOK、分かったよ。我儘な奴らだなお前らは。とにかく人選は俺に任せろ、明日また連絡するから、しっかりそれまで謹慎しといてくれ」


 謹慎・・・・・元々全員謹慎中・・・・・。


 修治とリュウと別れ、家まで歩いていました。


 しかし仲村・・・・亡くなったんだよな・・・・。

 凄い勇気だ。死ぬ勇気を生きる力に変える事は出来なかったんだろうか・・・・。

 あいつ・・童貞だったんだろうな・・・・・。女性を知らずに死んでいった友人・・・・その上酷いイジメにも合いました。自分はこのまま修治たちと一緒に遊びに行ってもいいものなのか、自問自答していました。


 仲村・・・・よく考えたらクラス変わらず一緒にこうやって遊ぶことが出来たらよかったよな・・・。修治と合う合わないは別として・・・・。

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