003
(う。くるしい。暗い。なにこれ。しぬ。)
「おんぎゃあ。おんぎゃあ。おんぎゃあ」
「元気な男の子ですね。」
「あ、ありがとう。」
(なるほど。今生まれたらしい。)
「メアリー様。今から旦那様を読んで参ります。」
「ええ。頼むわ。」
「ツバル様。産まれました。」
「本当か!?可愛い。」
「えぇ。それはもう。名前はなんてしますか?貴方。」
「なににしようか。シュウヤなんてどうだ?」
「それにしましょうか。」
「シュウヤ、これからもよろしくね。」
名前を聞いて、同じ名前だったことにドキッとしたが、眠くなって寝てしまった。
ー生後1週間ー
シュウヤは、周りに目を向けた。
周りには、おもちゃや、父さん。と母さんの声がする。
どうやら、3人家族ようだった。
父さんは、仕事していて、何処かへ出かけては帰ってくる。
母さんは、一時間に一回は必ずくる。
喋りかけたいし、トイレをしたいのだが、生後1週間のため、声をかけられない。
(どうしよう。暇だな。)
などと思っていると、また、急激な眠気に誘い込まれて眠ってしまった。
ー生後1歳ー
「父ちゃん。母ちゃん」
「なぁあに、シュウヤ。」
などを繰り返している。
今では、ここまで会話することができる。
トイレはさすがに自分ですることができるようになった。体が動けば取り敢えずは、自由にできる。
まだ、あまり喋らないのは、口元の筋肉が弱いからだ。
ー3歳ー
「とうさん。どこへいくの?」
「あぁ、仕事だよ。いってくるから、母さんをよろしくな。」
すると、にこっと笑い。扉から出ていく。
流石に、違和感なく喋れるようになって来た。
(よし。そろそろ魔法の練習しようかな。)
初めての魔法を、練習するため、誰もいない部屋に向かう。母さんからは自分の部屋だから、好きにしなさいと言われたので、机を買ってもらって、教材なども買ってもらった。
『シュウヤさん。聞こえますか?』
「ええ。お久しぶりですね。聞こえてますよ。」
『これは念話です。なので、喋らなくて結構ですよ。本当は魔法ですが。今私がしているので、直接考えるだけで、話せます。』
『なるほど』
『それで、魔法を使うためになにをしたらいいんだ?」
『それでは、まず、ステータスと念じて下さい。』
(ステータス)
すると、自分の前に、ゲーム画面みたいなものが現れる。
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名前:天童終夜
HP1000
MP10000
種族:人間
年齢:3歳
スキル
並列思考。
ステータス確認。
隠蔽魔法。
ユニークスキル。
創造魔法。
破壊魔法。
時間魔法。
空間魔法。
鑑定魔法。
限界突破。
称号。
転生者。
女神のお気に入り。
超越した者。
加護
女神の加護。
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『すごいね。どうやって魔法を使うの?』
『MPを使って、魔法は使います。』
『なるほど。増やすことも可能なの?』
『そうです。使えば使うほど、大きくなります。魔法の使い方ですが、お腹の中に、温かいものを感じますか?』




