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天才で天災だ。  作者: 水嶋修司
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(う。くるしい。暗い。なにこれ。しぬ。)


「おんぎゃあ。おんぎゃあ。おんぎゃあ」


「元気な男の子ですね。」


「あ、ありがとう。」


(なるほど。今生まれたらしい。)


「メアリー様。今から旦那様を読んで参ります。」


「ええ。頼むわ。」


「ツバル様。産まれました。」


「本当か!?可愛い。」


「えぇ。それはもう。名前はなんてしますか?貴方。」


「なににしようか。シュウヤなんてどうだ?」


「それにしましょうか。」


「シュウヤ、これからもよろしくね。」


名前を聞いて、同じ名前だったことにドキッとしたが、眠くなって寝てしまった。


ー生後1週間ー


シュウヤは、周りに目を向けた。


周りには、おもちゃや、父さん。と母さんの声がする。


どうやら、3人家族ようだった。


父さんは、仕事していて、何処かへ出かけては帰ってくる。


母さんは、一時間に一回は必ずくる。


喋りかけたいし、トイレをしたいのだが、生後1週間のため、声をかけられない。


(どうしよう。暇だな。)


などと思っていると、また、急激な眠気に誘い込まれて眠ってしまった。


ー生後1歳ー


「父ちゃん。母ちゃん」


「なぁあに、シュウヤ。」


などを繰り返している。


今では、ここまで会話することができる。


トイレはさすがに自分ですることができるようになった。体が動けば取り敢えずは、自由にできる。


まだ、あまり喋らないのは、口元の筋肉が弱いからだ。


ー3歳ー


「とうさん。どこへいくの?」


「あぁ、仕事だよ。いってくるから、母さんをよろしくな。」


すると、にこっと笑い。扉から出ていく。


流石に、違和感なく喋れるようになって来た。


(よし。そろそろ魔法の練習しようかな。)


初めての魔法を、練習するため、誰もいない部屋に向かう。母さんからは自分の部屋だから、好きにしなさいと言われたので、机を買ってもらって、教材なども買ってもらった。


『シュウヤさん。聞こえますか?』


「ええ。お久しぶりですね。聞こえてますよ。」


『これは念話です。なので、喋らなくて結構ですよ。本当は魔法ですが。今私がしているので、直接考えるだけで、話せます。』


『なるほど』


『それで、魔法を使うためになにをしたらいいんだ?」


『それでは、まず、ステータスと念じて下さい。』


(ステータス)


すると、自分の前に、ゲーム画面みたいなものが現れる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:天童終夜


HP1000

MP10000


種族:人間


年齢:3歳


スキル

並列思考。

ステータス確認。

隠蔽魔法。


ユニークスキル。


創造魔法。

破壊魔法。

時間魔法。

空間魔法。

鑑定魔法。

限界突破。


称号。

転生者。

女神のお気に入り。

超越した者。


加護

女神の加護。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『すごいね。どうやって魔法を使うの?』


『MPを使って、魔法は使います。』


『なるほど。増やすことも可能なの?』


『そうです。使えば使うほど、大きくなります。魔法の使い方ですが、お腹の中に、温かいものを感じますか?』


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