002
「ここは?」
先程の受付みたいなところとはまた違い、神聖な空気に包まれた場所に来た。
目の前に立つのは、女神だろうかよくわからないが、見渡す神殿で、目の前の人の彫刻などが彫られていた。
「初めまして。私の名前はフェリナです。一様創造神をやっています。」
「えっ、創造神?」
「はい。あなたにスキルを付与するために。来てもらいました。」
「そうでした。ありがとうございます。スキルはまたガチャですか?」
「いえ。スキルは私がもう用意しておきました。」
「それはありがとうございます。
「いえ。では、体をリラックスさせてください。」
目をつぶって、からだの地らかを抜いて立っていると、優しい力が、体にはいった。
「これで大丈夫です。」
「ありがとうございます。」
「戻れば、転生の儀式は、おわりです。さらに、スキルに加えて、私の加護も入れておきました。」
「わかりました。」
「他に質問などありますか?」
「前世の記憶はどうなりますか?」
「消えると思います。」
「残してもらえますか?」
「構いませんよ。」
すると、また、リラックスして、暖かいものを浴びて終わった。
「それでは、頑張って来てください。」
★
「スキル付与完了しましたね。とにかく頑張ってください。では行きます。《輪廻転生》」
体は光に包まれ、また、気を失った。




