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なぜ推理ものは流行りにくいのか

なぜ推理ものは流行りにくいのか。

それを考察してみようと思う。


まず前提として推理ものにも面白い作品が無いわけでは無い。

コ◯ンやダン◯ンロンパ、金田◯等が良い例だろう。

ドラマであれば相◯も根強い人気を博している。


しかし、他作品と比べて流行りにくいイメージがある。

もし、進◯の巨人のように考えられた伏線こそがその創作物の評価に繋がるのであれば推理ものは世界一面白いジャンルになるはずだ。


ところが推理もののはアクションよりもミリタリー系のようなニッチなジャンルとなっている。


それが何故なのか私なりに理由を3つ考えてみたのでご紹介しよう。


まず1つ目は話が長い点である。


人が集中時間は最大50分と言われ、15分周期で集中力が上下する。


その15分周期の間に推理ものの内容を読み記憶しなければならない。

その限られた時間で推理ものの魅力を伝えるのは困難であろう


何故ならば推理ものの伏線は考えられているためその伏線をばら撒くのに時間を要するからだ。

ダン◯ンロンパを例に挙げるとダン◯ンロンパには事件の伏線をばら撒く日常パートと推理パートである非日常パートに別れている。


これらの2種類のパートが1つの章となり平均5〜6章程度続いている。

そして、この1つの章をクリアするのにも7時間程度要する。


これは人間の集中出来る時間を超えている。

精々集中できる最大の時間は非日常パートに入るか入らないかの境目くらいだろう。


そして15分間の中で魅力を引き出さなければならない。


よほどハマらない限り多くの人間が途中で読むのを断念してしまう可能性が高い。


そして、2つ目は見所が少ない点である。


まず創作物を思い返したり、ほとんどの人間は名シーン(見所)を思い返すだろう。


例えば進◯の巨人であれば進撃の巨人というタイトル回収のシーンやキャラの名台詞などだ。


しかし探偵ものの作品においてこの見所がアクション漫画に比べ相対的に少ない。


それは何故か。


そう、それは推理もののを最大の目的は事件を引き起こした犯人を知るためだからだ。


極論をいえば推理ものの推理は犯人を知るための前座に過ぎない


そしてその前座がしっかりすればするほど推理ものとしては完成はするが話が長くなり理由の1つ目の状態になる。


要するに完成度の高い推理ものは読者に長時間の我慢を強いられる訳だ。

そして、作者はその我慢の合間合間におもしろポイントという名の休憩地点を作らなければならない。

よって作者にも読者にもかなりコストがかかるのが推理ものというジャンルになるのだ。


では話を短くしたら面白くなるのかと思う人もいるかもしれないがそれもかなり難しい


例えば10分で読み終える推理もので面白いトリックを考え魅力的なミステリーを作ろうとするとかなり内容を省く必要があり、人によっては何をしているのかよく分からない何かになってしまうのだ。


そして最後の3点目は動きが少ない点である。

最近の流行りのアニメや漫画のほとんどはアクションがありキャラクターの動きがある。

逆に言えば動きの少ないものは画面映えせず流行りにくい傾向にある。


そして推理もののジャンルは他のジャンルと比べ動きが少なく基本、推理を喋る事が多い。

よって流行りにくくなってしまっているのでは無いだろうか。


これらの理由の根拠としては名探偵コ◯ンの映画の売上が挙げられる。


昨今のコ◯ンの映画はかなりの売上を挙げているが一昔の前の映画は今の売上の半分以下であった。


売上を絶対的な面白さと言うわけでは無いが

これほど劇的に変化したのは理由がある。

そう、アクション要素を増やしたのだ。


元来、犯人を見つければそれで終わりだったがそれでは終わらせず多彩なトリックを行う事で犯人の真の目的が明かされたり、犯人を見つけた後の主人公の目的を見つけ出す事によりマンネリズムを無くしている。


これらは推理単体から他の要素を組み合わせることにより面白さを倍増している。


他にもひぐ◯しのなく頃にという作品も当てはまる。


正直、この作品はミステリーとしてはかなり何でもありではあるが信じる事という一見単純ではあるが誰もが出来る訳では無い優れたテーマ性を組み合わせる事により魅力を引き出している。(※ただし卒は除く)


最後に余談を話してこのエッセイもどきを終わらせよう。


ここまでミステリーを流行らない理由を淡々と書いてきたがこれはある意味間違いである。


突拍子の無い事を言っているのは重々承知たがまず読んでみてほしい。


では何故間違いなのか。

それは全ての作品はミステリーがあるからだ。


例えばワン◯ースのミステリーとはひとつなぎの大秘宝ワンピースの正体やイ◯様の正体である。


もし仮に此等が既に分かっている状態で話が進んでいれば大半の人間は読むのをやめるだろう。

それ故に謎というのは人にとって魅力的なのだ。

これはアクションに留まらず例え日常系のジャンルであっても当てはまる。

何故ならばその先の展開が気になるというのは何が起きるか分からないからだ。


何が起きるか知っているのであれば忘れたり特別な感情がない限り、繰り返して見ることはない。


だからこそ全ての作品にはミステリーが存在している。


まとめると推理ものの単体では流行りにくく流行らせるのであれば他のジャンルを混ぜた方が流行りやすい点とミステリーがあるからこそ人は面白いと感じる点を述べた。


以上戯言終わり

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