表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君と僕の十月十日(とつきとおか)  作者: あおい 空
14/16

第14話 冬の日に

秋は思ったよりも早く通り過ぎ、冬の気配がした。

「出けてくる、昼飯はいらない」と言うと母はいつものように何も言わず「いってらっしゃい、気をつけてね」とだけ言った。


今日は彼女(雪さん)の家でお茶とお昼をいただく予定だ。

僕は「また緊急の救急の呼び出しが来ないと良いけど」と呟くと彼女の家へと向かった。


門の外のチャイムを鳴らすと「加藤亮です」と言った。「お待ちしていました」と言う声が聞こえた。


庭は落ち葉がきれいに履かれ袋に詰められていた。

奥に小菊、手前にはマリーゴールドとビオラが植えられている。


玄関の扉を開けると、彼女がうれしそうに頬をピンクにしながら僕を迎えてくれた。

部屋に入ると、彼女はお母さんと一緒に良い香りのパンと紅茶を運んで来た。

「お待ちしていましたのよ、どうぞ召し上がって下さい」と彼女のお母さんが勧めてくれた。


彼女は牛肉のローストとサラダそして温かなコーンスープを僕の前に置いた。


すると奥から男の人の姿が見えた。

僕は彼女のお父さんだとすぐに気がついた。

あわてて立ち上がると椅子がガタンと鳴った。

緊張と驚きで体が固まったようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ