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部屋の神  作者: CLLK
50/97

2

紅一  31p


25 


人 ❲地球❳


剣聖

❲剣術(全) 10(13)❳ ❲心眼 5❳ 

仙術士

❲仙術 3❳ ❲体術 8❳ ❲気功 4❳ ❲自然治癒 5❳

勇者(封印中)

❲限界突破 3(封印中)❳ ❲ご都合主義 1(封印中)❳

❲ポジティブ 10(封印中)❳ ❲詐術 10(封印中)❳

クリエイター

❲錬成(全) 8❳ ❲モデリング 10❳ ❲付与 6❳ 

❲観察眼 10❳ ❲土魔法 10❳ ❲魔力操作 8❳

機工士

ゴーレムマスター


「うぅ…こっこれ…本当に大丈夫、うっ…なの?」


シノのおかげで、何倍にも増えたポイントを使って、本能…いやっ欲望の赴く侭、職業を選びスキルを上げた僕は、最後にシノに指示された場所にカーソルを合わせて、「左クリック、チョ〜連打でよろ…」の言葉を信じてクリックを連打した結果、全身の体内を何かが這いずり回る様な得も言われぬ感覚を味わってる


「……大丈夫…な、はず…ウプッ」


そう言うシノも僕と同じ状態だ


「あの〜、大丈夫ですか…良ければ回復かけましょうか?、というか、かけますねっ、えぇと、安らかなる…」


僕たち二人が、苦しみ出したことで、前の席の今はエルフさんに成っている女性が、僕らの返事も聞かずに詠唱を始め此方に手をかざす


「あっちょっ「…行きますよっ、癒しの風!」と…っ!」


「ファッ!」


魔法なのかスキルなのかは不明だけど、隣のシノにも効果が及んだのかな、それなら彼女も僕と同じ様に、体内を這いずるものが急激に馴染んでいくのを感じて、驚いて声が出ちゃったのだろう


「わっ、やった本当にできた!…あっ…どっどうですか?」


「あっありがとう…だいぶ…よ、よくなりました…」


そう言うと「良かったです」とエルフの彼女は前を向き、鼻歌を歌いながらご満悦の様子だった


実際、癒しの効果かは解らないけど、確かにあの得も言われぬ感覚はほぼ無くなり、体調もだいぶ回復してきてる

チラリとシノを見ると、彼女も復活したようで、小声で「はあっ、一人とか無理だし……死んどるが…ウチが死ぬわっ…最初からそう言えよ…」

時間の関係で詳しくは聴けて無いけど、神様的な存在が用意したこの空間に、何故か在る霊的なものとやり取りをしていた


「…よっし…はい、コレっ」


おもむろに取り出した、ピンポン玉より小さい藍色の石が、うねうねと動き大小の石に分離すると、シノは僕に小さい方の石を渡してきた


「これは…」


石を受け取りながら、一応の意図を尋ねようとすると床全体が薄く光りだした、そうか…時間か


「…これで場所わかる、合流よ…」


時間が無いと思ったんだろうシノが、そう端的言うと、僕達はこの空間から送り出された…


・・・・・・

バシャ、バシャと海の上を走る、2頭の某風の谷のトリウマの様な生き物に似せたゴーレムの内の1頭に乗り、僕は石の示す通り入江の反対側へ、海を渡り向かっていた


「それにしても全然移動しないんだけど、死んでないよね…」


僕達が此方に送られてから、そろそろ3か月が経とうしているけど、1ミリも石の示す方向が変わった事が無いんだよね


「まぁ、めちゃくちゃ遠いって可能性もあるけど…」


準備にひと月近く掛けちゃったし、そこそこ寄り道をしたりもしてるけど、約2か月移動し続けてる身としては、その可能性は否定したいよ切実にね


❲クァッ!❳


そんな事を考えていたら、先行する1号が警戒の声を上げる、そんな1号の拡げたままの嘴から、キィィィンという音が響きだすと

ザバァっと、前方を塞ぐ様な感じで銛のような物で武装した魚人とでも言いそうな魔物が多数現れた


けれど、既に攻撃の準備をしていた1号が間髪入れずに、

ドンドンドンドンドン…

僕が1号の口内に組み込んだ土属性の魔法陣から、掌大の杭の様な物が魚人達へ連続で射出されてる


「ギョペッ」「ギョエー」


近い位置にいた奴から次々と1号の攻撃により上半身を爆散させていく、

「ギョ!ギイイイッ」

その有り様に後方の魚人が逃走を始める


❲クァァァ!❳


有効射程内の魚人を殲滅し終えて、それ以外の魚人が逃げ出すのを確認した1号は、スピードを上げ魚人どもを追い越す様に空高くジャンプする


「えっ…まさか?あれを…」


ジャンプが頂点に達した1号が、お尻から出した卵の様な物が海面に落ちるのを見て、ヤバイっと即座に僕の騎乗する2号の障壁を起動させて、更に念の為、僕自身の仙術による結界も展開する


ボンッ、というくぐもった音のあと、海面が膨れ巨大な水柱が上がると、雷を纏った高温の衝撃が放射状に拡がってくる


「ぐぅ…もう少し仙術のレベルっ、上げときゃよかったぁぁぁ…」


衝撃に飲まれてからは僕の結界メインでなんとか持ち堪えている、2号の障壁はあまり保たず張るたびに壊されるけど、僕の結界の負担を少しでも減らす為に続けさせる、というかそれが無いとヤバイ…


「……まぁ、そうなるよね…」


❲クァ…❳


寂しそうな声で鳴く2号の足もとには、己の攻撃により半壊した1号が浮かんでいる


衝撃が収まり、煮立って所々放電している海面に、いろんな魔物?の死体が浮き上がるの見ながら、助かった事にひと息ついてたら、❲クア!❳と2号がいきなり走り出した

それで半壊した1号を見つけたわけだ


「もうちょっと細かく明確な設定にしないと…スキルレベルが高いからかな?、ふわっとしたイメージでもいけちゃうから…ん?」


1号の残骸を嘴で突付いていた2号が振り返ると嘴に何かを咥えていた


「お〜、コア無事だったんだ」


2号が咥えていた1号のコアを受け取り、観察眼で調べる


「ん〜、これなら使えそうかな」


僕の言葉に❲ク〜❳と2号は嬉しそうに鳴く、僕は2号の頭を撫でながら辺りの海面を見回してから


「それじゃあ、レアっぽい魔物だけ回収していきますか」


そう言って2号の首を軽く叩くと


❲クァッ❳心得たとばかりに2号は魔物の死体に向かう


「まぁ、僕でこれなんだから、シノに至っては…」


確実に僕より多くの職業や、スキルの数、それにそのレベルも高い筈だから…


「うんっ、心配するだけ無駄だね…」


だけど、一人なのも寂しいからなるべく早く合流しよう


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