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人間の弱さ まとめ

人間の弱さ

作者: ジャッジ

衝動で書いたエッセイです。初投稿かつ投稿テストを兼ねています。

ジャッジです。モラトリアム真っ盛りです。よろしくお願いします。

 人は弱い、1cmの刃物で首を掻っ切れば、鋭利なピッグで胸を刺せば、数mmの鉛玉が脳天を貫けば、そんな簡単なことで人間は死んでしまう。なのに、弱いくせに強く生きようとする。、見栄を張り、他人を蔑み、陥れ、自己陶酔し、優越感に浸り、物を使わないと何も意味を成せないただの肉塊のくせに、そんなくだらない生き方もするものもいる。自分が生活するため、自分が生きるためだったらなんだってする。頭を下げるだけの行動をし、他人に奉仕し対価を得、はたまた、窃盗に繰り出す輩もいる。そんなことにやりがいを感じるというマゾヒストがこの地球上を埋め尽くしている。誰かを守りたい、こうしたら儲かる、などそんな大層な大義名分を掲げているが、所詮は自分のため、生きるために、そう、高等生物と自分たち人間を俗称しているが、やっていることは結局生きるためという、どんな生物だったら必ずしも持っている。

 そんな弱い人間は群れ、集団を作る。コミュニティである。コミュニティに属することによって自分の居場所を確保し、精神を安定させようとする。「自分はこのコミュニティにいるんだ!すごいだろ」といっているやつもいるが、コミュニティに属さないと何も意味を為さないという前提を忘れている。コミュニティ内で自分ひとりの手柄でない癖に、まるで自分がやった顔をしている屑もいる。コミュニティが大きくなると、企業、法人、国などになる。同じ目的意識を持つ者同士で属しているから、コミュニティ内で気に入らないことが発生すると、その因子を取り除き、安定、安心しようとする。自分のためなら相手は傷ついても構わない、自分じゃないんだから簡単に扱える。自分が一番大事、自分さえよければ他人は汚れても構わない。そんな奴らは弱いものを見ると口をそろえて「かわいそう」と、同情なんかよりもっと異質な心を持っている、自分さえよければいいってことがこんな形で出ているのにも関わらず誰も見ようとしない。ていうより見えてないのだ。困っている人がいたら大多数は傍観に走る。アクションを起こすほうが異質だと言い、ただただ見ている。だって自分がかわいいんだもの。

 地球上では瞬間に誰かが生まれ、誰かが死んでいる。けれどそれを祝福したり、悲しんだりするのは近くの人間だけだ。誰かが死ぬとき、誰かが笑っている。そんな当たり前のようなことなくせに「不謹慎だ!!」と声を上げる気の狂ったやつがいる。しかし。その気が狂ったやつは常に悲しんだりはしていない。ただ、自分の都合のいいように話を他人に押し付け、同情を買おうとしている異質な心の持ち主なだけ。しかも、そいつは自分は正義だジャスティスだ!と自分は正常、お前らは異常みたいな歪みにゆがんだことを押し付ける。

 脆弱な人間は自分は自由に生活している!自由こそすばらしい!と思い込みながらコミュニティの規則に従って生きているが、そんな勘違いも甚だしい人がわんさかいる。そいつらは規則に守られながら生きているなんて微塵たりとも思ってない。規則を守り抜くことは当たり前のこと、常識(と呼ばれる謎の物差し)で行動していることは普通(世間一般のマジョリティが基準)なこと、だから自由なんだと、そんなばか丸出しで自由という言葉を履き違っている。自由に生きるというのは、どんな暴力も、殺人も、犯罪も何をやったって罰することはないということ、他人に迷惑をかけてなんぼ、自分が生きるための行動はすべて許される、それが本当の自由というもの。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 人に限らず全ての生き物は自己中心的ですよ。 自分の都合で動植物の命を喰らうわけですから。 そして、コミュニティを造るのは自己生存率を向上させるためです。それも人に限らずシマウマの群れとか…
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