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就職先は異世界みたいです  作者: 艸香 暁
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~プロローグ~ エントリー

皆様、どうも初めまして、艸香 暁です。

なんとなく、小説書いてみようかな...というお手軽な発想で、執筆を始めてみました。

更新間隔であったり。文章の書き方なんかはバラバラになるかと思いますが、思ったことや、感想なんかを少しでも書いていただけると励みになります。


ピピピピピ

ジリリリリリリリ

ピッピ ピッピ ピッピ


複数の目覚まし時計が同時に鳴り、目が覚めた。

「ふぁー」

布団から身を起こし大あくびをしながら、部屋を換気する。

「うぅ、寒いな...」

季節は夏の終わり

朝から冷え込み、秋の訪れも近い

学校は就職活動のための自由登校期間中のため、かなりずぼらな生活をしている

重い体を引きずるように、パソコンデスクへと体を移した

パソコンを立ち上げメールフォルダを確認すると...

「お...来てるな」

一か月前に送ったエントリーの返信が来ていた


送られてきたメールには添付ファイルがついていた。

どうやら簡単な質問票のようだ。


「これ...一次審査なのか?それとも......」

まぁ、疑っても仕方がないの、素直に答えていくことにした


問一.もし、就職のために居住地が現住所から遠く離れても構いませんか?

「これは、yesだな。特にこだわる必要もない」

問二.命の危険に晒される業種でも構いませんか?

「うーむ。悩むが、まぁ、高炉なんかは命の危険あるし、警備員だって命の危険はあるしな。yesでいいだろ」

問三.武術、武道などの経験はありますか?

「noだ」

問四.UFOやエイリアンなど、空想上の存在を信じることができますか?

「yesだな。何なら幽霊やエルフあたりもまとめて信じてやるよ」

問五.もし、自分の腕のみで生き抜く必要がある世界が存在し、一週間後、そこへ旅をする機会が与えられた場合、あなたはそこへ行きますか?

「なんだこの質問。やけにアバウトな質問だな。まぁ、サバイバル生活ってことならやってみたいな。これもyesっと」


「ん?なんだこれ...」

おそらく最後の質問と思われる項目は文字化けしており、一文字たりとも読み取れない

「うーむ、困るな...こういうの。まぁ、開けてるよりもyesにしといた方が良いだろ」

そんな思いもあり、さっぱり読めない最後の質問もyesと答え、メールに添付し送信した。



メールを送ってから2週間後、自宅に封筒が届いていた。

「これ...エントリー送った会社からか...あれ?俺住所なんて書いたっけ?まぁいいか」

たしか、住所と氏名は書く欄がなく、メールアドレスとニックネームのみだった気がするが、そんなことはどうでも良かった。


中身は、手紙と鍵だった

「なになに...

第一次審査通過おめでとうございます。あなたは一次審査を通過しました。同封した鍵は決して無くさず、大事に持っておいてください。今後必ず必要になります。

この手紙が到着後数日で一度お迎えに上がります。

もし辞退される場合は到着後速やかに辞退の旨をメールにてご連絡ください。事態のメールがない場合はいかなる事由であっても辞退は出来かねますのでご了承ください。だと...」

「ふーんやっぱりあれ一次審査だったのか。最後の設問にyseと答えたのがよかったのかな...」

そんな事と思いながら数日が過ぎていった

プロローグとして、リアルワールドでの話を書いてみました。

異世界へのつながりを就職、就活にした理由は、なんとなく就職倍率という新聞記事が目に付いたためです。

夢からいきなり飛ぶ案や、若くして死んでしまい神様が...という案など、薄い薄いプロットながら導入の構想だけは無駄にありました。


これからのお話を楽しんでいただければ幸いです

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