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第42話『魔導共有』

 三条莉理子が魔導師となった経緯は大多数の理由を占める憧れや未知への興味とはお異なっていた。

 非常に珍しいことだが、彼女は自発的に魔導師になった訳ではない。

 魔導師でなければ健常な生活を送れなかったことが理由となっているのだ。

 天祥学園を筆頭に医療に力を割いている魔導校は多い。

 不老不死、死者蘇生などは不可能でも、魔導で何とかなる病は多かった。

 莉理子もまた、その恩恵を受けた1人である。

 無論、彼女は嫌々魔導師になった訳ではない。

 健康を与えてくれた魔導には感謝しているし、幸か不幸か才能もあり、先輩の元で活かすのは純粋に楽しかった。

 不満もなく、かと言って強い欲望もない。

 ある意味では莉理子は非常に受け身の立場だったと言えるだろう。

 結局のところ、戦闘に参加するようになったのも病床の頃から世話になった立夏への恩返しだったのだ。

 

「それが、こんなところまでやって来て無意味に戦うとは、本当に……人生というのはわからないものですね。しかし、それよりも今は戦況に思いを馳せるべきでしょうか」


 苦笑しているが、声は不思議と暖かかった。

 過去を振り返るのは、自分の負けたくない理由を再確認するため――ようは決意を固めるための儀式である。

 立夏への恩返しは実質的に終わったのに、未練がましくここに莉理子は残ってしまった。

 決して何も考えてなかった訳でも、ましてやクラウディアに引き摺られた訳でもない。

 今度はしっかりと己の意思でこの道を進んでいた。

 立夏が成せなかったことを、彼女なりの戦い方で達成する。

 つまるところ、莉理子の宿願はたった1つ『不滅の太陽』を討つことだった。

 そのためにも、この戦いにおいて莉理子は超えるべき壁が存在している。

 

「完全に劣勢。しかし、幾分やりようはありますね。佐藤健輔を落とし、丸山美咲を抑える。まあ、不可能ではないとは思いますが……」


 静かに莉理子は呟いた。

 反応する者は誰もいない。

 味方の全員が余裕のない状況であり、彼女自身も余裕があるとは言い難い。

 他ならぬ彼女が言ったように、劣勢にあるのは黄昏の盟約。

 このまま戦局が推移すれば負けるのは間違いなく彼らなのだが、莉理子の涼しい表情は変わらなかった。

 危機感を感じていない訳ではない。

 栞里のように真剣さが足りない訳ではない。

 彼女の常態としての在り方がこうなのだ。

 この程度などそもそもが危機とも捉えていない。

 彼女は光に溢れるこの世界を常に楽しんでいる。

 健輔とは違った意味での精神的な外れ具合、あっさりと桜香を倒すと言えるのは健輔を除けば彼女くらいだろう。

 誰もが別格と認める最強を、ただ冷静に見つめている。

 この感性こそが、彼女を世界最高のバックスへと押し上げた。


「さて、美咲さんがここに来ますが……どうしますかね」


 困ったように笑みを浮かべる。

 選択肢はたくさんあるが、取れないものも多い。

 何せ莉理子に戦闘行為は出来ない。

 センス云々のレベルではなく、あまりにもバックスとして極まっているからこそもはや方向転換も不可能なのだ。

 朱音や、まだ完成していない美咲とは決定的に異なっている。

 バックスの範疇ではまだまだ成長するだろうが、それは決して戦闘に適応することを意味しない。


「しかし、あの子も同じだと思ったのですが、想定よりも遥かに影響を受けていますね」


 朱音が瞬殺されたのは掴んでいる。

 美咲にあそこまでの戦闘能力があるとは思っていなかった。

 誰よりも評価しているが故に、美咲が戦闘に適応できるとは思っていなかったのだ。

 同じレベルで語れる者が、莉理子の描いた限界を超えていた。


「はてさて、私がするべきことは、何になりますか……」


 近づかれると負けてしまうのは目に見えている。

 美咲が変われた理由も直感だが、外れていないとは思っていた。

 同じ方向性の魔導師なのに少しずれているのはいい意味で健輔の影響でも受けたのだろう。

 彼女たちのリーダーであるクラウディアも変な方向性を獲得したことを考えると健輔という存在はかなりの影響力を持っている。

 素直に認められるくらいには健輔を莉理子は評価していた。

 元々、真由美の時代から莉理子にとってはクォークオブフェイトはビックリ箱のような存在なのだ。

 アマテラスに、桜香に傷を現時点で付けられる可能性があるのは彼らだけだと確信していた。

 黄昏ではまだあの最強に立ち向かうことも難しい。


「……やはり、ここでやるべきですか」


 理解し、認めているからこそ尚更に彼女は引けない。

 目的を果たすためには、ここで1度体感しておく必要があるのだ。

 アマテラスに通用するもの、勝利を得るために必要なものが何なのか。


「はぁぁ……あまり私の趣味ではないですけど、攻めるしかないですね。近づけたら負け、その前なら私の勝ち。シンプルでいいですけど、心臓に悪いですね」


 自分らしくはない、と理解しているが必要なことだと理解していた。

 彼女は古いタイプの魔導師になる。

 その程度のことは理解していた。

 新しい時代に適応するには些か保守的だし、能力的にも則していないと判断している。

 しかし、古いということが、弱さを意味するだろうか。

 答えは、否である。


「術式を選択。この戦場に最適なものをピックアップ」


 天祥学園に存在する発表済みの術式は全てが彼女の頭の中にある。

 魔導は彼女にとっては生活の一部。

 呼吸に等しい活動のため、他者が苦労する動作も簡単に扱えてしまう。

 天才、というよりも異才と言うべきだろうか。

 天から絶大な愛を得たのではなく、結果論的に同じ頂に至った。

 もう1人莉理子を作れ、と言われても不可能だろう。

 それほどまでに彼女は偶然と、奇跡で完成されている。


「あの立夏さんを記憶に片隅に置いているかも怪しいアホ女をボコボコにするため、私は必ず世界の頂にこのチームを導きます。目指す場所は違えど、目標は同じ」


 1人では容易に変れない故に同じレベルの相手を求めている。

 勝つために、あの世界を舐めている太陽に男だけがお前を倒せる訳ではないと教えないといけない。

 立夏の無念を晴らす、という訳ではないが残した課題を引き継ぐの構わないだろう。

 莉理子が選んだ、莉理子だけの道。

 誰も文句を言うことなど出来ないし、させない。


「少々回り道をしましたが、私もようやく皆さんと同じ舞台に立てそうなんです。ですから――」


 目標を定めて、自分を決める。

 この在り方が逆転していたのが莉理子だ。

 魔導師としての在り方は呼吸をするかのように決まった。

 しかし、戦うための目標、想いが欠けていたのだ。

 それが立夏の敗北と卒業で埋まった。

 なんとも皮肉な話である。

 先輩たちがいなくなった後により完成度が高くなるのは、まさに本末転倒としか言いようがない。

 莉理子も苦笑して認めるだろう。

 その上で彼女は自分らしいと微笑む。

 常に遅い。

 最新に追い付けないのは彼女の生まれからの定めだった。

 今、彼女はついに運命へと反逆する。

 そのために必要なのが美咲という輝き。

 彼女を信じているからこそ、一切の加減なしで彼女は術式を展開する。

 

「――これで、終わらないでくださいね?」


 莉理子の全面に展開される巨大な魔導陣。

 1つ1つを砲塔に見立て真由美に匹敵する威力の火砲が唸る。

 試合の終幕を彩る熾烈な術式合戦が幕を開けたのだった。






 空間を軋ませるかのように魔力が迸る。

 展開されたのは魔導陣。

 砲撃魔導を並べるのではなく魔導陣を並べるなど流石に予想もしていなかったスケールである。

 単身で突入する兵士に向かって核ミサイルを向けるような所業と言ってもおかしくはないのだ。

 逃げ場は皆無、当然この火力を防ぐような障壁も存在していない。

 憐れ、正面から挑むしかなかったネズミは蒸発することになる。

 このような結末が訪れることなど、この対決になると決まった時から覚悟していた。


「――ええ、あなたはきっとそうくると、思っていたッ!」


 莉理子が己のリソースを全て迎撃に注ぎ込めば現状においては世界最高にして最強のバックスなのだ。

 戦譜の演奏を止めるには彼女に立ち向かうだけの勇気と技術が必要だった。

 技だけでも、勇気だけでもダメなのだ。

 どちらも兼ね備えたバックスだけが、正面からの訪問を許される。

 吹き荒れる魔力の嵐、検知できるだけで10は超えるだろう転送陣。

 こちらの魔力掻き乱すためのトラップなど、出迎えの準備は万端だった。

 固定系の利点と技量を活かして組み上げた莉理子の陣地。

 優れた戦闘魔導師でも普通に立ち向かえば蒸発以外の選択肢はない。

 仮に健輔が彼の力だけで挑んでも返り討ちにあるのは必定だろう。

 これは要塞なのだ。

 対人用ではなく、陣地に対する備えが必要となる。


「リミットスキル――発動!」


 美咲の持つ最後のリミットスキルが唸りをあげる。

 固定系と対になる流れを操るリミットスキル。

 これだけではそこまで意味はないが、美咲によって技術が組み合わされることで魔導に対する最高の防壁となることもできる力。


「『事象流離(イベント・カウンター)』!」


 緑の魔力光が身体を覆い、美咲を守る。

 吹き荒ぶ嵐にこの守りだけを誇りとして立ち向かうのだ。


「来い――!」


 美咲の戦意に呼応して、遥か遠方で何かが輝く。

 同時に身体が動き始める。

 着弾の瞬間はわからない。

 常に意識を張り巡らせて、後は大胆に勘に頼る。


「――ここ!」


 右手で前方の空間を払うと、後方で何かが吹き飛んだ。

 大きな音を鳴り響かせる異音に意識を割くことなく美咲は前進する。

 

「次! これも、それも!」


 彼女が腕を振るう度に何処かで大きな音が響く。

 一切注意を払っていないため美咲は気付いていないが、彼女の後ろは大変なことになっている。

 逸らされた力が地面と激突してクレーターを無数に生み出していた。

 魔導陣による広域攻撃、その全てを事象と判断して受け流したからこその光景。

 『事象流離』。

 固定系のリミットスキルが永続的な術式の展開ならばこれは術式や魔力の動きそのものを動かしてしまう能力である。

 自分が固定したものを、別の場所に動かすといった使い方もそうだし、今のように放たれる攻撃を逸らすのにも使える汎用性の高いリミットスキルであろう。

 この使い方は美咲が健輔という先駆者を参考にしているため簡単には真似することは出来ないが、それでも効果のほどは見て取れるだろう。

 即死間違いなしのデスレースから、1発でも受けてしまえば撃墜になるチキンレースまで難易度は下がっていた。

 

「えい、やあッ!」


 健輔の膨大な戦闘データから最適なパターンや類似のパターンを瞬時に検討して行動に移す。

 憑依させた戦闘経験が無理矢理動かす身体には疲労が溜まっていくが、美咲の前進は決して止まらない。

 そして、迎え撃つ莉理子も簡単に辿り着かせるつもりなどなかった。

 美咲がリミットスキルと技術、後は根性だけで前進してくるのを座して待つはずがない。


「そう来ますか――! ならば、これで!」


 すぐさま魔導陣の配置パターンを弄り攻撃のタイミングをランダムに変更する。

 美咲に健輔のような脅威の戦闘センスは存在しない。

 攻撃パターンが複雑化すれば処理能力は圧迫されて何れ限界が訪れる。

 冷静で正しい判断は、莉理子の予想通りに現実を侵す。


「ッ――!」


 いきなり変わったタイミングに美咲の腕が空振りとなる。

 致命的としか表現できない間隙に、莉理子は容赦なく次の砲弾を装填した。

 落とすと誓った以上は最後まで全力である。

 バックスとしての三条莉理子は手を抜かない。


「終わらせます!」


 奇を衒うことをせずに数を増やす。

 創造されるのは魔導陣だけでなく大量の砲撃術式。

 並べられた術式は美咲が見ればすぐに正体を掴んだことだろう。

 初日の模擬戦で準備してあっさりと蹴散らされた砲撃群。

 あの日の威容を完全にコピーした軍団が生みの親に牙を剥いていた。


「全術式、魔導陣稼働! この一撃が、勝利への先駆けとならん!」


 流れるように動く指先はピアニストのようであり、戦場には似合わないほどの気品と優雅さが窺える。

 戦場を総べる演奏者に才はあれど、未だに名はない魔導師では届かない。

 両者の間にある溝は決して浅くなかった。

 個々に制御された砲撃群がタイミングを絶妙にずらしながら、美咲に向かって放たれる。

 逃げ場なき焔の世界。

 必殺を確信できるだけの要素、そして確かに感じる手応え。

 ここから逆転する方法など、普通はあるはずがない。

 しかし――


「ふふっ」


 火力の海へと沈む間際、遥か彼方にいるはずの美咲の雰囲気が変わるのを莉理子は確かに感じた。


「……やはり、ここで超えてきますかッ! これが、世界に行くために必要なものっ」


 饒舌に尽くし難い感覚。

 攻撃を放ち、必勝を確信した瞬間に勝利が遠のいたように感じた。

 矛盾しているが、莉理子は無条件で己の感覚に全てを託す。

 正体を掴むことは出来ないが、問題はそんなところではないのだ。


「しかし、どうやって……超えてくるのですか」


 この攻撃を防げる可能性を持つ者などこの戦場には優香か健輔くらいしかいない。

 優香がいないため現実問題として、健輔だけが彼女にとっての鬼門となるが、その程度ことは莉理子とて認識している。

 理屈を非常識で粉砕する怪物は彼女が最も苦手とするタイプなのだ。

 徹底的に接触を避けているのも相手に自分を理解されるのを防ぐためである。

 戦場では対峙してはいけない。

 奴は不利な事態にこそ力を発揮する。

 最大級の敵だからこそ、一切の油断を捨てて万全に対応したはずなのだ。

 クラウディアという極上の餌で縛っている以上は不安はない。


「いくら戦闘データがあるいえ、あれを超えるのは無理のはず……」


 健輔の技術が完全に美咲に宿るようなことがなければ、意味はないはず――だった。


「待って」


 他者に自分の能力を付与させる力は他ならぬ莉理子が持っている。

 そして、美咲が健輔の戦闘経験とリンクする術式を使ったのは知っていた。

 2つが繋がった時、彼女の悪寒は現実のものとして顕現する。


「『まあ、そういうことだよな』」


 美咲らしくない言葉と同時にバックスとは思えない機敏な動作で莉理子の攻撃を全て受け流す、どころか完全に弾き返す姿が視界に映り、同時に莉理子の眼前に転送陣が開かれた。

 世界最高のバックスに対して、こんな大胆な攻めをするのは世界でも1人しかいない。


「け、健輔さ――ん? いえ、美咲……ち、違う!」

「『ははっ、あんたでも混乱するんだな』」


 美咲の外見で口角を吊り上げるのは印象を完全に変えてしまうほどの衝撃だったが、問題はそこではない。

 この口調に、揺らめく魔力。

 全てが眼前の人物を佐藤健輔だと示している。


「『魔導共有(マギノ・リンゲージ)、だとさ。俺の背中を任せた奴は結構凄いだろう? 足りないならば、他から持って来ればいいってさ』」

「――私の、傲慢ですか! 他に出来る人間はいない、と無条件に考えたことが失態でした!」


 弾幕を超えて、美咲の姿をした健輔が進軍する。

 この瞬間も健輔はクラウディアとも戦っており、こちらには分割思考の1部を割いているに過ぎない。

 分割思考は便利な技だが、通常時のようにあらゆる物事を考えられる訳ではない。

 特定の思考、つまりは一定の条件を付けることで発動するものであり、本当はこのように会話などは出来ない。

 こんなことが出来るのは一重に健輔が大して考えて戦っていないからだった。

 クラウディアとの戦闘には本能を残して、こっちに理性を出張する。

 大まかだが、こんな感じだろうか。

 言葉は軽いがやっていることは脅威的だった。

 佐藤健輔のあまり日の光があっていない脅威が少しだけ姿を見せた。

 目立たない故にこの脅威を誰もが見落としているのだ。

 わかりやすい部分へと目を奪われてしまっている。

 健輔の最大の脅威は無限の可能性などではない。

 この戦闘ために全てを割り切る精神性である。


「――――理解しました。クォークオブフェイトを超えるには、アマテラスを倒すには、あなたを超えることが必ず必要になる!」


 此処に至っても何処か余裕を以って莉理子は敵に対峙する。

 アマテラスの、最強の魔導師が惹かれる理由を理解した上で無謀な戦いへと挑む。

 諦めなど、彼女も知らない。

 故にどちらかの敗北でしかこの戦いは止まらないのだ。


「『いいね、悪くないが――無意味だよ』」

「がっ!?」

 

 懐に軽く入られ、鳩尾に肘が突き刺さる。

 防御を突破して浸透してくるのは、感じたことのない魔力。

 未熟で原始的だが、可能性に溢れている。

 莉理子もよく知っている、いや全ての魔導師が感じたことのあるものに、健輔に目指す先を悟った。


「なんとも、頭の悪いことをっ……!」

「『悪いですが、もう、遅いよ。――莉理子さん』」


 美咲には似合わないワイルドな笑みで『健輔』は終わりを宣告する。

 激しく痛む身体には耐えられるが、来る終わりを前にしはどうにも出来ない。

 莉理子はゆっくりと、微笑む。


「出来れば、優しくお願いしますよ。境界の、白……」

「『善処しよう。保証はしないがな』」

「まったく、これだから、前しか向かない人種は厄介なんです……」


 渾身の拳を受けて、遠くなる意識の中、莉理子は思った。

 全力でやって乗り越えられたことへの悔しさと同時に何とも言えない爽快感が湧いてくる。


「なるほど……これが、楽しかったんですね。――立夏さん」


 立夏たちの心境をようやく理解出来たことに安堵しながら、彼女の演奏はひとまずの終わりを迎えるのだった。

 莉理子の脱落は戦場に響く終幕の音となる。

 健輔の意識がこちらに向いているということは、あちらには美咲の意識がいるということであった。

 クラウディアと健輔の戦いに第3者が乱入し、事態は終わりへと加速を始める。

 健輔が次なるステージに至るために必要な欠片がついに揃う時が来たのだった。

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