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総合魔導学習指導要領マギノ・ゲーム ~Next Generation~  作者: 天川守
第4章後編『ドキドキが止まらない』
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第102話『新星』

 彼女は一言で言うと桜香が大好きだった。

 人格だの、容姿だの、そういった一般的な部分ではなく圧倒的才能に感服したのだ。

 ある意味で一目惚れに近いだろう。

 自らは天才だと思っていたが、それが笑い話でしかなかったと暴力的に叩き付けられた。

 普通はここで挫折から目が覚めたりするところだが、彼女は一味違った。

 正しく信者になって、桜香を崇拝し出したのだ。

 あまりにもぶっ飛んでいるゆえにアマテラスでも浮いている1年生。

 はぐれ者3人衆の中で最強の魔導師は恍惚とした表情で健輔と戦っていた。

 そう、健輔と戦っているのである。


「す、素敵です! 流石ですわ、佐藤様!!」

「お、おう、ありがとう」


 激しい空中機動で激突する最中、健輔は1年生とは思えない相手の錬度に舌を巻いていた。

 健輔は朔夜たち後輩と戦う時は真面目にやっているが、本気で、勝利を勝ち取るために相対しているか、と言われると答えのノーであろう。

 あくまでも立場は上、指導者としての一戦は弁えている。

 昨年度の真由美、葵がそうしたように在るべき壁は存在していた。

 しかし、眼前の相手は明確に違う。

 気を抜けば、あっさりとやられる。

 こちらを噛み切るだけの牙をしっかりと持っていた。


「まったく、これが、去年の葵さんたちの想いなのかな」


 顔に浮かぶのは苦笑である。

 優香や自分の成長を見て、葵たちが何を感じていたのかを健輔もようやく理解しようとしていた。

 明確に背中を追いかけて、追い越そうする存在。

 一瞬であるが確かな恐怖を感じた。

 新時代、そして新しい時代を代表する魔導師になるであろう怪物の卵。

 自ら以外の溢れる可能性を後輩から見出すのは健輔も初めてであった。


「くっ」


 追いかけられている。

 自覚をした瞬間に健輔の心に闘志が湧き出る。

 相手の実力は高い。

 下手をしなても圭吾には勝てるし、和哉にも勝てるだろう。

 ベテランを超えて準エースの域にいる。

 つまり、相手は導かないといけない存在ではない――彼女は、笹川真理は佐藤健輔の『敵』であった。


「なんとも、この時点でこれほど強いとはな。お前さん、天才か」

「いえいえ、私程度はゴミ屑ですわ! 佐藤様が戦われた我らがリーダーこそ輝く才能をお持ちの方。それ以外の才など全てゴミです」

「なんとも、お前さんはぶっ飛んでるな。――面白いけどな!」

「光栄ですわ!!」


 容姿は抜群。

 実年齢よりも2つ、3つは年上に見える肢体は完成されている。

 興奮したような表情さえなければ普通に美人ではあるのだろう。

 美醜など心底どうでもいい健輔から見ても感嘆できるのだが、雰囲気と言葉が完全に裏切っている。

 黙っていれば美人、という形容になってしまうのはよいことなのだろうか。


「アマテラスにも面白いのがいるな」

『ここまで吹き飛んでいるから逆に試合に出れなかったんでしょうね』

「桜香さんファンクラブの分際で民主的な運営、てか? あの人も優しいというか興味ないことは適当だよな」

『1人で大丈夫、という発想なのでしょう。変わりに1人で戦うのに必要なものは押さえていたようですし』


 陽炎とアマテラスへの考察を進めている間も敵は攻撃を仕掛けてきていた。

 準エース格、つまりは優香が苦戦した『黄昏の盟約』水守怜などと同格なのだが、それだけならば健輔にはそこまで怖い相手ではない。

 優香が苦戦したのも彼女側の事情が影響しており、もう1度戦えば有利には進められるだろう。

 面倒だが、勝てはする。

 ランカークラスとそれ以外を分ける基準の最後のラインはそこだろう。

 この時点でそこにいるのは明確な脅威であるが、敵であるからこそ健輔は過大な評価を行わない。


「番外能力にトライアングルサーキット。まあ、俺よりは才能あるな」

『収束・身体・創造系を感知しています。この構成ですが、おそらくは桜香を参考しているのでしょう』

「面白い構成だよな。参考にしているけど、完全ではない。自分なりの合理性でアレンジもしている。桜香さんの戦い方と根本だけが同じだ」

『全方位で戦うが、根本に力を――魔力量を根幹にしようとしている』

「そういうことだな」


 完全な再現など不可能であるが、桜香を自分なりにアレンジしようとしている。

 前衛としての桜香とその戦い方にラインを絞って目指しているのだ。

 そして、健輔にとって1番重要なことがある。

 彼女の戦い方の所々で自分の痕跡を感じるのだ。

 打ち合う剣の軌跡は奇妙なほどに重なっている。


「良い度胸だよ、お前さんは!」

「クハっ! 流石、流石です! これにもお気付きになられますか!」


 吐息が妙に色っぽく空へと融ける。

 桜香を模しているゆえに直剣を魔導機としているが、動きの端々が健輔と一致していた。

 圧倒的な桜香の力を再現するために、リソースの制御を行っている。

 必要な部位に魔力移動を行いながらの戦闘。

 健輔が2年生になってから開眼したものを既に自らのモノとしていた。


「ハッ!」

「チィ!」


 バトルスタイルは正当派。

 桜香を模しているだけあって攻撃力も中々、しかし、本質的には健輔と同じテクニック型である。

 健輔は葵を含めて多くの人物に言われてきた言葉があった。

 センス、つまりは戦いにおける嗅覚が優れている、と。

 実際に彼をここまで導いてきた数少ない『才能』である。

 驕るようなことはないが、自信は持っていた。

 そのセンスが主へと訴えかける。


「なるほど、俺の同類か!」

「いいえ、それは否定させていただきます。私はまだ――その頂にはいない!」

「目をギラギラとさせて言うことかよ!」

「私も乙女です。殿方の前では、恥じらいがありますわ!」


 健輔の双剣を障壁が受け止める。

 すぐさま系統を破壊系に切り替えて、魔力の消滅を狙う。

 純魔力のために対抗策が多くて回避の方に比重が移ってしまったのが今の魔導である。

 健輔からすれば手慣れた――ゆえに、ハンターからは狙い易い動きが出てしまう。


「なっ――」

「――御覚悟を」


 破壊系を浸透させたはずの障壁が残存している。

 そのまま剣を捉えて、前に出てくる真里に健輔でも対処が遅れた。


「一撃、いただきます」

「ッ――」


 身体が自然と回避に移り、初撃をなんとか避ける。

 しかし、相手にとってはこの程度は想定された動きであった。

 崇拝する人物を倒した相手には、どれほどの敬意を積もうが足りない。

 魔導に対する健輔の想いとよく似た形で真里は桜香を崇拝している。

 ならば、桜香を倒した相手への『信頼』もまた絶対だった。


「信じて、いましたわ」


 花が綻ぶような満面の笑みを見せる。

 今度こそ――真里が直撃を確信した瞬間、


『パターン変化』

「っ、魔導機!」


 隠れた相棒が動く。

 相棒の声に反応して、健輔の本能が迎撃に動いた。

 激突音を響かせて、なんとか真里の一撃を健輔は跳ね返す。

「ぬお!! ヤバかった……」

「これでさえも! す、素晴らしい。流石は太陽を組み伏せた方! 私程度で傷をつけるなんて、烏滸がましかったのですね」


 真里の障壁を観察してみると、小さな障壁の集合体であることがわかる。

 それをパズルのように組み合わせて1つに見せていたのだ。

 繋がっている訳ではないので、直接的に全てに干渉しないと破壊出来なかったのだ。

 地味だが、新しい障壁の在り方であろう。

 ある程度は砕かれることを想定して自分で考えたのだとしたら末恐ろしい。


「ここに番外能力を組み合わせる、か。……なるほど、アマテラスでは2番手だよ」


 相手のプロフィールを思い出して、浮かぶのは新時代への対抗心である。

 ついに出てきた敵となる存在に健輔の心が震えていた。


「それで、次は何をするんだ? さっきから魔力を集めてるだろう」

「お気付きに……!」

「当たり前だ。俺から隠し通す? バックスにでも転向しろ」

「あ、あぁ、ええ、ええ、それでこそ桜香様が敗れた御方です! そうでなくては、許さない!」


 熱情が籠められた潤んだ瞳。

 そっち方面が小学生の健輔でも色気を感じる視線に戦闘中なのに健輔の心が微妙に萎える。

 先ほどまでの高揚とはちょっと違う空気に妙なやり辛さを感じていた。

 求めているものと何か違うのが返されているような感じがする。


「なんだ、この……やりづれぇ……」

「参りますわ!!」


 桜香と同じ直剣だが、桜香よりも更に大型の剣を振り回している。

 真里よりも丈がありそうな大きさに取り回しが最悪なのは見ていればわかった。

 これで戦えるのはかなり技量の持ち主だけだろう。


「獲物まで特徴的だがお前さんは」

「少しでも高きお方に届くためですわ! 信奉者が雑魚では、あの方の格が舐められてしまいます」

「なるほど、お前さんが出場してなかった理由がわかったぞ。桜香さん以外の反対にあったな」

「ええ、あのバカたちには苦労させられます。まあ、今後は優香様のおかげでなんとかなりそうです。何れは自らお伺いしますが、お礼をよろしくお願いします」

「覚えていたらな!」


 こんな濃い奴を忘れることなど出来ないが、一応心に刻んでおく。

 まだまだ本当の意味で準エースとは言い難いが、真里は間違いなくランカーまで成長するだろう。

 既にリミッターが壊れているのだ。

 完全に停止するまで駆け抜けていくだけである。


「陽炎」

『承知。ここで1度は潰しておきますか』

「保険が見つかったのは良い事だな。最悪、あっちがダメでもこっちでなんとかなるわ。今のチームを許容はせんだろう」


 桜香も以前ならば触れなかっただろうが、今ならば多少は興味を持つだろう。

 そうなればこの無駄にある熱量はアマテラスの、より言うならば桜香のために使われるはずだ。

 思考は終わり、観察も同時に打ち切る。

 これ以上は蛇足にしかならない。


「後は魔導で語るか。お前さんも嫌いではないだろう!」

「ええ、望むところです! それでこそ、太陽を落とした男。凡夫ではなくて、わたくしはとても嬉しいですわ!」


 剣を構えて突っ込んでくる真里を鋭い視線で射抜く。

 どれほどに才能があろうが、それだけでは勝てないと示そう。

 健輔の覚悟が瞳から真里に伝わる。


「――――素晴らしい。勇気で全てを塗り替える方、あなたと桜香様が出会えたのはまさしく奇跡ですわ!」

「……なんだ、この……おうふ」


 何をやっても肯定的に取られる。

 やり易いのかやりにくいのか健輔もわからぬままに太陽の眷属に潜んでいたダークホースとの戦いに意識を集中していく。


「ま、まあ、強いのは間違いないからな。真面目に潰してやろう」

「ありがとうございます!! ご褒美です!」

「……俺も初めて見たな、お前みたいなタイプ」


 健輔の心には強烈な印象を残したが、実力に関してはまだまだ荒削りな面もある。

 しかし、間違いなく強かった。

 まだこの上に番外能力もある。

 見定めた『敵』を忘れぬように刻み付けて、世界ランク第6位『境界の白』は回帰すらもせずに、笹川真里を討ち取るのだった。






「おお、いろんなところでドンパチやってるね」

「ですねー。いや、嘉人は結構面白く成長してくれたかな」


 真由美と葵の2人が実にイイ感じの笑顔で戦場を見守る。

 各地で練習をしていた者たちが強制的に巻き込まれた戦闘。

 1年生同士での戦いを強いる者はなく、全員が後輩の挑戦を受けて立っていた。

 魔導師、というものをよく理解していた嘉人の作戦は当たったと言えるだろう。

 もっとも、その後のことを考えていないのはよろしくなかった。

 これは腐っても合宿なのだ。

 このような乱闘は合宿的には困る。

 嘉人たちに課された練習的にはOKでも合宿的にはアウトであった。

 残念なことに嘉人の読みはあと1段階足りなかった。


「しかし、これじゃあ、ちょっと想定からズレちゃったね」

「ですね。この辺りで嘉人にはどうにもならない力を知って欲しかったんですけど、状況によっては対応可能だと思ったかもしれないですね」

「桜香ちゃんを凌げたら過信しちゃうのも無理なくないかな? 実際、あの子はよくやってたしね」


 やり方次第で桜香の撃墜が可能なのは健輔であるが、嘉人の場合はやり方次第で桜香もすらも対処可能だと示した。

 どちらも偉業だが、嘉人の方はいろいろと重要な示唆を含んでいる。

 あの方法ではフィーネを使っていたが、やり方をもっと洗練させれば桜香の撃墜も可能ではないかと思わせたことの意義は大きいだろう。

 夢を見せる、という意味では正しく仕事をしていた。


「ま、夢は夢だけどね」

「本来の試合ならばそこまで桜香も消耗しないし、何よりも選択肢が少ないからね」


 基本ルールでの激突で、しかも1対1の戦場では嘉人はあまり持ち味を生かせない。

 武雄ほどの曲者があまり活躍できなかったのもこの非常にシビアな戦闘バランスが関係あった。

 

「まあ、海斗の努力と栞里やササラの方が確認できたから良しとします。嘉人も馬鹿ではないですし、午後に皇帝と殴りあわせたら目も覚めるでしょう」

「はは、じゃあ、そうしようか。いやー流石は魔導の王者、矯正にピッタリだね」


 クリストファーを便利使いする怖いもの知らずの組み合わせ。

 真由美の方がまだ優しいというのが恐ろしいだろう。

 ヴァルキュリアのメンバーは心底恐ろしい人だと思っている凶星よりも隣にいる藤田葵という人物は恐ろしいのだ。

 ある1点、期待からの重圧においては真由美を容易く凌駕する。

 それでいて圧力を掛ける人間は見極めているのだから、性質の悪さがよくわかるだろう。


「レオナちゃんもそろそろ次に行って貰って、イリーネちゃんたちは……まだ叩いた方がいいかなー」

「コーチをしっかりやってますね」

「ま、それがお仕事だしね。本気でやらないと失礼でしょう?」


 アマテラスにテコ入れを行うのも究極的には自分たちのためである。

 桜香がどれほど強くとも、倒すだけの方法はあるのだ。

 今回の戦いは正面から正攻法で挑んでもあれだけの消耗を強いれるということがわかった。

 最終的に桜香が勝者となったが、そのこと自体が次の敗北に繋がる可能性はある。

 この場に集ったチームは皆、何度も負けるつもりなどないのだ。


「真由美さんがその辺りの手を抜かないのは信頼してますよ」

「そう言ってくれると嬉しいかな」


 チームは分かれても2人の絆は変わらない。

 妃里や早奈恵といった友人たちとは違う思いを真由美は葵に対して抱いている。

 戦友、とでも言うのだろうか。

 同じ目的に向かって戦った同志、という感覚があった。


「フィーネさんにもお願いしますから、午後は頑張って貰いましょうか」

「そうだね。レオナちゃんの相手をして貰って、それからかな」

「イリーネ、でしたっけ? あの辺りはアリスに相手をさせるのもいいじゃないですか」

「むむむ、それは確かに。イリーネちゃんとかは、こう頭が固いんだよね。創造系で自分から枷を作るのは意味ないのにね」


 優香もそうだが優秀だからこそ嵌る罠がある。

 賢い者ではいけない場所、というのも確かに存在するのだ。

 健輔などはあっさりと創造系のカラクリに気付いたのだから、本当に適性の問題であった。

 適性など一切関係ないのはクリストファーくらいであろう。

 誰しもが自分にピッタリと合う系統があるのだが、あの王者だけは別に創造系じゃなくても上にいるイメージがある。


「出鱈目から出鱈目である理由を学習して貰うってのいうのもやらないとね」

「アリスはフィーネさん、健輔と優香ちゃんは皇帝ですか?」

「健ちゃんは誰でもいいと思うけどね。あの子の戦いって根本的に私たちとは違うもの」


 真由美の意味深な発言に葵の眉が歪む。

 葵も観察眼には自信があるが、真由美には勝てない。

 人の何かを嗅ぎ分ける天性が真由美にはある。

 そうでなければ、これほどまでに面白い人間を集めるのは出来なかっただろう。


「違い、ですか」

「うん、リミットスキルへの覚醒も結局は意識の変革だからね。あのリミットスキルも含めて、明確に誰かじゃなくて自分と戦っているよ」


 魔導開闢。

 万能系のリミットスキル――とされているが、実態は不明である。

 健輔しか覚醒していないため、本当に真正の万能系のリミットスキルなのか確定できないのだ。

 亜種、もしくは固有の可能性も存在していた。

 回帰に、原初、そして遥かな天へと昇ろうといろいろとやっている男が万能系のスタンダードなはずがない。

 実際、その効果は詳細がよくわかっていないのだ。

 現状においてハッキリとしているのは、健輔はこのリミットスキルを使うことで全てのリミットスキルが使用できる、ということだった。

 

「ま、健ちゃんとは私が話すよ。――そろそろ、もう1回ぶつかった方がいいだろうしね」

「なるほど。卒業試験、ですか。健輔は喜びそうですね」

「どうかな? 今の健ちゃんは大分強いから、私くらいで満足してくれるとは思えないよ」

「そんなことないですよ。きっと、いつだって真由美さんは、健輔――いいえ、私たちの星ですよ」


 掛け値なしの本音。

 葵の本気の賛辞に真由美は少しだけ頬を赤らめて、誤魔化すように声を張り上げた。


「そ、そろそろ止めようか。いい時間だしね」

「了解です」


 2つの星は並んで空を渡る。

 巨大な恒星に比べれば小さいが彼女たちの輝きも決して劣るものではない。

 そのことが示されるのは遠い日ではなかった。

 太陽から抜け出た小さな星は多くの輝きを世に放った。

 彼女の生みだした輝きは世界を照らして、太陽にも立ち向かう。

 新時代を牽引する星たちが、お互いをぶつけあって更に己を研ぎ澄ませる。

 見定めは終わり、研磨へと段階は移り変わっていくのだった。


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