第14話体力測定
『体力測定する場所デケエな…』
大きさは…まあ○京ドームの観客席を四分の一と試合会場をイメージしておけば良いでしょう
そして横にはダンジョンがあるらしい
「よぉ、またあったな俺は144番お前は?」
『武田か…』
「俺は143番だ」
「おおっということは俺と一緒に試験するということか」
「確かにその様だな」
見ている感じ二人一組で体力測定して行く様だ。
試験の内容は百メートル走、握力測定、長座体前屈、反復横跳び、上体起こし、立ち幅跳び…体重測定で終わり解散となる。
「えっと〜すいません貴方って[豪炎の武田]さんですか?」
「おうっ俺が[豪炎]だ。」
「えっ本物?」
「マジすか」
「スゲェ」
「やっぱここに来て正解だったわ」
『以外と有名なんだ…』
「三番目が居るという事は日本一の探索者と日本で二番目の探索者が居るかも」
「そういや一番目って誰なんだ?」
「俺も知らん!名前と顔が伏せられているからな」
「二番目は?」
「そいつも知らん!二人とも基本難波のダンジョンで活動していることしか知らん」
「俺がいつも行ってるとこじゃねぇか」
「ワンチャンお前かもな…だって俺よりも速かったし」
『いや違うだろ、それは日本がやる気出させる為の嘘だろ』
「そうかもね」
『もし、俺だったらどうしよう…バレたら面ど…』
「知ってるか?ソイツ、ゴーレムを倒したことあるらしいぞ」
「ヘェ〜凄いな…」
『俺か?』
「しかも試験満点だったらしい!ダンジョン会社を経営している奴から聞いた情報だ!ほぼほぼ、大体、きっと、おそらく間違い無いだろう」
『<<絶対俺じゃん<<』
「もうちょい情報固めてから来い!あとそれめちゃくちゃフワッとトロッとしてるな」
「なんか美味そう」
『そうかな?』
「オムライスやったら俺無理だ、だって俺生卵無理だもん」
『俺はいけるがな』
固形物最近食べて無いが多分大丈夫だろう
「おい、武田もうすぐで順番だぞ、三角座りせずに立ちなさい」
「おう、もうそんな時間か」
最初の種目は百メートル走
「俺は絶対に勝つ」
「いや、俺が勝つ残念だが譲れねぇ」
「え〜っと浜野さん〜と武田さん〜」
『呼ばれた』
「はいっ!」
「おうっ!」
『いつ見てもコイツゴツいな、闘う時下手にガードすると骨がやられそうだ…」
「絶対、俺が勝つからな」
「ふっ、お好きにどうぞ」
「位置について〜よぉ〜い、ドン!」
タッ
『振り出しは、良い感じでも相手が相手だ気を抜いてはいけない』
『目あまり立ちたくは無いが…絶対に勝つ』
その時武田が影野を抜いた!
「おおっ抜かれたぞ」
「どうにしろコイツら速すぎるだろなんか機械でも付けてんのか?」
『クソッ速い!半分くらいまでは並走出来ていたが、抜かされた…だがしかし、負けてやんねぇよっ!』
浜野がスピードを上げて武田を抜かした。
『よしっこのままリードすれば…』
「アイツ抜いたぞ」
「あの[豪炎]を…」
「ホンマ、何者だアイツ」
『このままゴールまで…』
「スゲェ[豪炎]にあれまで差を…」
そのままフィニッシュ
「ハァハァ」
遅れて武田もフィニッシュ
「ハァハァ、クソォ」
『俺の記録は何だ…』
「記録は…」
「影野さん9秒59」
『よしっ後はどれぐらい差を…』
「武田さん10秒12」
『よしっ!13秒』
「あれ?二人とも世界記録超えてね?...」
「だよなぁ」
「まっ負けた...」
「I won, but d|on't worry about it.《俺の勝ちだ、でも気にするなよ》」
「えっなんて?」
「俺の勝ちだが気にしたりするなよって言っただけだ」
「はっはっこんな事ででいちいち気にするかよっと、よぉし次行くぞ」
「ああ」
次は握力測定
「これは俺が勝ちそう」
「確かに手のゴツさ…見た目だけだったらお前が勝ちそうだな…」
「144番、浜野さん〜」
「はい!」
「…」
「よしっ」
「[201kg]!」
『よし終わり、長座体前屈かな?』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「負、け、た…」
「大丈夫か?」
『プライド高いのかコイツ?」
「スゲェなだが次は勝つからな!」
「全部終わったし俺もう帰るは」
「おうっ明日の朝八時頃ダンジョン集合な」
「あぁ」
『ダンジョン⁉︎』
「ヘッダンジョン?」
『しまった返事(?)をしてしまった』
「来いよ!」
意味不明…