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19歳男性の場合 part7

移動は専用車ではなく、電車がいいとしおりから提案された。せっかくのデートだから二人っきりがいいということだったので久しぶりに切符を買って電車に乗り込んだ。驚いたのは今は切符を買う必要がなくてクレジットカードのようなものをかざすだけで改札が空いた。その様子に驚いているとしおりから、「ほんとに世間知らずなんですね。」と笑われてしまった。


電車の中は、満員とは行かなくても、かなりの人がいた。運よく座ることができたが正直人混みは少し苦手だ。そんな自分なんか関係なく、隣でこれから行くところのパンフレットを広げて、ワクワクを隠せないしおりがいた。そんな彼女の横顔を見ながら彼女の矢継ぎ早に来る質問に答えていた。


電車に揺られること、30分。目的の駅ににつく。市街地から少し離れたところにあるテーマパークにきた。下界にあるものを再現したようなもので、キャラクター等はいないが、かなり近い形で再現されている。著作権上ダメらしい。天界でも著作権は有効なんだ。


入場料を払って中に入る。中に入ってまず驚くのが、その大きさと広さ。全てが天界仕様になっているため、馬鹿みたいにでかい。世界各国にあるテーマパークを全て合わせたような広さの敷地で、とても1日では回ることができない。普通なら、1週間ほど休みをとってくるみたいだが、そんな時間は自分たちにはないのでしおりが行きたいところを厳選して回ることにした。


「いいのか?本当にここで。全部は回れないのはわかってるだろ?」


「いいの。一緒に来てみたかったし、今度大きな休みがもらえた時の視察ってことにして。時間がないから行くよ。」


しおりは自分の手を掴んで、引っ張った。



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