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26歳男性の場合 part13
創は濡れた自分の手をハンカチで拭いてから、再び自分に肩車を迫った。すると、館内放送でもうすこしでイルカショーが始まるらしい。水族館に来る大きな目的の一つで、多くの人が観にくると思われる。この水族館のイルカショーは派手な演出はないが意外と自由にイルカと触れ合いができることでそこそこ有名で、親としては服も濡れないし安全で大変評判がいいらしい。
「創、早く行かないとイルカさんいいところで見れないかもよ?」
「早く行こ!!イルカさんに会いたい。」
創と自分は急いでイルカショーの会場に向かう。母さんはその後をゆっくりとついてきた。
会場に着くとすでにたくさんの人がいて、前の方はもう埋まっていた。近くはないがちょうど真ん中の席が空いていたのでいい席が取れたと思う。自分たちが座っていると続々と人が入ってくる。その中に創は母さんを見つけ他みたいだ。
「おばあちゃんこっちだよ。」
創は手を大きくふり母さんを呼んだ。母さんもそれに気づき人混みをかき分けて自分たち元に近づく。母さんと創を挟むように座ってイルカショーの開演を待った。




