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26歳男性の場合 part1

26歳男性の場合


年間で日本では約2万人の方が自殺で命を落としている。その原因は様々で、罪を犯さずに自殺する場合と犯罪を犯してから自殺をする場合に天界では分けられる。犯罪を犯してから自殺をした場合は、うちではなく普通の順序の裁判を行い、罪状よりも上乗せの判決を下すことになってる。ここで、約7割ほどの人間がこっちの順序を通ることになる。天界では地上の法律には引っかからないものも罪の対象になることがあるからだ。だからか、自分たちのところに来るのは若い人の比率が多い。それでも、裁判を待つ人は溢れかえっていてなかなか減らない。ひとつの部署しかないのが原因だとは思うが望んで自分たちのところに来る人間はいない。それは仕方ないので諦めてはいる。


「おはようございます。」


しおりが資料を持って、出勤してきた。今までは準備も何もかも自分でしてきたから、他に1人いるというだけで随分と負担が減った。


「今日の裁判の方の資料です。」


「ありがとう。」


自分は一通り資料に目を通す。時間はあまりないので、ぱっと全てを見たらあとは、しおりと一緒に呼びに行く。



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