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中学一年生男子の場合 part27


24時間前。


「じゃあ、しおりにはこのあとどうなるのか説明をしようと思う。」


自分はしおりに、ここでの裁きの内容を説明し出した。


「日本の方では罪人ではない彼を直接的な罰を受けさせることはできない。でも、君も講習で習ったと思うけど、天界は間違ってしまった魂をそのまま輪廻に戻すことができない。本来、裁判が受けられる犯罪を行ったものは苦痛とともに自分の行いを後悔させる。そして、その人の生命力が切れるまでその苦痛を与えることになっている。」


いわゆる地獄というやつだ。そこでは裁判とともに罰を受けさせて、反省を促し、生命力が尽きたら輪廻の流れに戻す。反対に犯罪を犯していない人は、生命力が切れるまで天界でゆったりとした時間を過ごし、時間がきたら輪廻の流れに戻すことになっている。なぜ生命力が切れるまで時間をかけるのかというと、生命力が残っている人間を戻してしまうと、前世の記憶が残り転生先の人格形成に問題が起きてしまうからだ。


「でも、どうにかして生命力を削る必要があったんだ。だから、ここでは、彼の生命力を使い切るためにその膨大な大きさの力で別の新しい世界を作ることにした。」




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