表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/100

中学一年生男子の場合 part22

できるだけ毎日投稿しています。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

これの他に長編として『白い紫陽花』という小説も書いているのでそちらもよろしくお願いします。長編は毎週土曜日の午後に更新しています。

店員さんの勧めで買ったネックレスの袋を握り、店を出る。夏帆と別れた場所にはすでに夏帆がいた。


「ごめん。探した?」


「うんん。帰ってきた時にいなかったからびっくりしたけど、すぐに戻ってきてくれたから大丈夫だよ。」


夏帆の視線が僕の手に持っているものに向けられる。


「それ何?」


「後でね。落ち着けるところに行こうか。」


人通りの多いここで渡すのは周りに迷惑になると思ったので夏帆の手を引いて近くにあった飲食店に入った。席に向かい合わせで座り、軽く注文を済ませた。僕は自慢げに先ほど買った袋からネックレスの箱を出す。


「目を瞑って。ちょっとこっちに近づいて。」


夏帆は何かを察したのか、僕の指示通りに目をつぶり、顔を僕に近づけた。僕はネックレスを取り出して、まずは自分に。その後に手を伸ばして夏帆の首にかける。


「もういいよ。」


夏帆は少しずつ目を開ける。夏帆の顔が明るくなる。


「僕からのプレゼント。あの店の前で指輪見てたでしょ?指輪は夏帆のサイズがわからなかったから、買えなかったけど同じブランドのネックレスならいいかなと思ったけど。どうかな?」


「嬉しい。ありがと。」


夏帆は喜んでくれたみたいだ。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

評価、レビュー、感想、コメント、ブックマーク等ありましたらよろしくお願いします。

Twitterを始めました。@siroiajisai1024 更新、活動報告などをしていく予定です。フォローの方よろしくお願いします。

明日もぜひ読んでください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ