中学一年生男子の場合 part20
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これの他に長編として『白い紫陽花』という小説も書いているのでそちらもよろしくお願いします。長編は毎週土曜日の午後に更新しています。
さっきの店員さんが言ったことが気になって夏帆に聞いてみる。
「さっき店員さんが言っていたペアルックってなんだっけ?聞いたことはあるんだけど。」
夏帆の反応は少し驚いた感じだった。
「知らなかったんだ。ペアルックっていうのは恋人同士が同じものを身につけることを言うんだよ。」
夏帆に説明されて、なぜ言葉だけを知っていたのか思い出した。少し遠い記憶だが、小学生の高学年頃、クラスの女子が何か騒いでいたのを聞いていたのを思い出した。その時に単語だけは聞き取れただけでそれ以外のことは特に興味がなかったので聞いていなかった。その時は自分に彼女ができて、青春らしいことはしないと思っていたから。僕は夏帆の顔をじっと見つめた。夏帆はいきなり見つめられたことに首を傾げた。その夏帆に僕は笑顔で答えた。
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