表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/100

中学一年生男子の場合 part12

最近、なかなか話が浮かびませんが頑張って毎日投稿をしています。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

これの他に長編として『白い紫陽花』という小説も書いているのでそちらもよろしくお願いします。長編は毎週土曜日の午後に更新しています。



 体育の時間になり、女子と合流してから授業が始まる。夏帆はぶかぶかの自分の長袖の体操着を大事そうにきていた。周りの女子に囲まれていて、人とのコミュニケーションが苦手なのか戸惑いながら1人1人の話を聞いていた。夏帆も自分と同じで、今までこんなに人から注目を浴びた事がなかったのだろう。


「何、彼女の方ばかり見てんだよ。」


クラスの男子に話しかけられた。


「気になるなら行ってやれよ。」


なぜか、背中を押されて夏帆のほうに向かう。すると、女子の方から、


「彼氏さんがきたよ。」


と言われて恥ずかしがりながら自分に近寄ってきた。


「ぶかぶかだね。」


「そうだね。でも、これでよかった。」


ぶかぶかの体操着の袖を顔に当てて、匂いを嗅いでいる。


「落ち着く?」


好きな人の匂いが落ち着く気持ちがわかるので聞いてみた。


「うん。落ち着く。」


「そっか。よかった。」


夏帆の頭に手を置きながら自分はささやく。夏帆は長すぎる袖で自分の顔を隠した。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

評価、レビュー、感想、コメント、ブックマーク等ありましたらよろしくお願いします。

Twitterを始めました。@siroiajisai1024 更新、活動報告などをしていく予定です。フォローの方よろしくお願いします。

明日もぜひ読んでください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ