表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

“♬5 才能 神童”

年長とまと組の合唱のそれぞれの幼児のパートも決まり、曲はとなりのトトロのさんぽとなった。


幼児合唱隊は、木琴や鉄琴、トライアングル、鍵盤ハーモニカやハンドベルとドラムという構成。



幼児海上音楽隊(仮)パートは


現代(ショウタ君)ドラム


林 (アユミちゃん)鍵盤ハーモニカ


辻元(コウセイ君)木琴


香田(トモユキ君)鉄琴

パートとなった。



電子ピアノはしず香先生がメインメロディで引っ張る。



もちろん、お友達幼児もその各パートの位置で練習が始まる。



林が、手慣らしに鍵盤ハーモニカを弾いてみた。



ところが、周りの先生も唖然とするほど、指の動きが明らかに違う。



【驚きの しず香先生】

『あっ! アユミちゃんちゃんピアノ習っていたっけ?!!!!』


林 (アユミちゃん)の演奏に

しず香先生が、止まる!!!


やばい・・・と思った林


林 (アユミちゃん)は咄嗟に指の動きを止めた・・・



『ねぇもう一度 弾いてみて』


しず香先生が、アユミちゃんに言う。



『あっ・・・はっい・・・』


素人 いや幼児と思えない指の動き。



凄いよ!すごーーい!!!!

しず香先生がはしゃぐ! 

ρ( ^o^)b_♪♪


これ弾ける?!と電子ピアノを指差し弾かせてみた。


いける?!!!!弾ける!!!!



しず香先生は、最初のメロディを弾いてみせて教える。



『見ててね。ゆっくり弾くから・・・』


ワンフレーズ・・・



どう?!



【敢えて戸惑ったような仕草のアユミちゃん (林)】



でも本当はもう既に、鍵盤位置メロディは把握済み・・・



というより、音大卒の林には、感覚で弾く正確なメロディを刻んだ。



それもスピーディーに・・・ 幼児故に指が小さくて無理する所もあるけど

それを難なく弾いていく。



【現代は薄ら笑いを浮かべる】

『出来て当然・・・』( ̄ー+ ̄)



急遽 アユミちゃん (林)は、先生が弾くはずの電子ピアノに変えられた。



【アユミちゃんちゃんのお便り帳】

『アユミちゃんちゃんは!とても上手に電子ピアノが弾けました!習い事されていましたか? お母様が弾かれるピアノとかご自宅にあるのですか?!』



送迎バスのお迎えの母親に他の先生が、母親に告げる。



『アユミちゃんちゃんとても上手に電子ピアノ弾けてましたよ!!!!凄いです!!!』



えっ・・・。アユミちゃんが?!



と まーこうなるのは 当然の話だった。



アユミちゃん 帰宅にしず香先生からの電話連絡があり、その詳細を母親に興奮気味につたえる しず香先生。



そのことを聞いた母親は、まだ見てもないのに?! うちの天才なのでは?!と母親も有頂天。



ネットで電子ピアノを注文する程だった。



【翌朝 呆れた顔で 林 (アユミちゃん)がぼやく・・・】

『大変でしたよ・・・あんなに大騒ぎになるなんて 』


幼児海上音楽隊(仮)は クスクス笑った。(*´艸`*)


『そりゃ~そーだろ!』


『まぁお祭り騒ぎに、なるわな~』



【林は少しスネたように】

『誤魔化すのが、ほっんと!!!大変なんですからね! (`m´#)』



ところが、翌日の練習では!木、鉄琴組の辻元、香田に目が向く!!!!



うまーーーーい!!!! (*゜ロ゜)v


直ぐに覚えるんだね?! 2人いきピッタリ!!!


偶然なのか、ハモってる!!じゃない!!!


幼児にハモってる・・・と 

言ってもわかるはずがない。



というか、自然とハーモニーを奏でていた。


誤魔化せない 音楽センス。



【トモユキ君お便り帳】

はとても鉄琴を上手に弾けています! とても幼児と思えない程の感覚です!!! たくさん褒めてあげてください!!!



※香田です。ふふふ~褒められました (^▽^笑)



【コウセイ君お便り帳】

コウセイ君は!木琴の達人ではいか?!と思えるほどとても上手に叩いてくれます!驚くほどです。これは才能なのでは?! たくさんお話しして褒めてあげてください!!!



※辻元です。褒めちぎられました。木琴は買って貰ってません 爆笑ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)



【幼児海上音楽隊 (仮)ヒソヒソ話】


『ヤバいですよね・・・

でも、音出すと自然とそうなっちゃうんですよ・・・』


香田の発言に何度も頷くだけの辻元。


『でしょぉぉぉぉぉぉ!!!!!?!』林のツッコミ!


現代は、ニヤニヤしていた。


ところが、ドラム担当 現代にも・・・!!!!


【親切丁寧 指導のしず香先生】

『ショウタくん~ドラムは足と手を使うんだよ。右足はこった!左足はこっち!』


※知ってる・・・BY現代


『わかった!がんばって!やってみる~o(`^´*) o』

と言っておく 現代。


キック、ハイハット、スネア・・・全て 完璧なリズムを刻む・・・。



えーーーーーーーーー

ナニナニナニ!

うまーーーーい!

すごーい

うまーーーーい!!!!

すごーい!

うまーーーーい!!!!

スゴスゴスゴスゴゴイスーぅ


大絶賛!!!!!! 隠せぬ才能というかほぼ現職に近い・・・



園長も練習をみて。これは!園始まっていらいの神童なのか?!という位のハイテンション状態。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ